したい気分 (女の創造力)

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制作 : Elfriede Jelinek  Rita Briel  中込 啓子  リタ ブリール 
  • 鳥影社 (2004年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784886297983

したい気分 (女の創造力)の感想・レビュー・書評

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  • 読み終わるのに猛烈に時間がかかってしまった。苦手系の作品だからというのももちろんあるのだけれど、これは、言葉を読み込まなければならない作品だから、どうしても時間がかかるのだ。

    好き嫌いのはっきり分かれる作品である。ドイツではベストセラーになったそうだが、その反面「赤ポルノ」という人もいる。
    畏れ多くもノーベル賞作家の作品に対してだ。

    内容はというと、雇用者は被雇用者に対して絶対の権限を持ち、男性は女性を好きに扱う権利がある。つまり、持てる男(モテる男に非ず)はやりたい放題だ、というもの。
    それが手を変え品を変え、視点を変え文体を変え延々300ページ以上も続くのであるから、そりゃあ食傷するよ。

    この作品の肝は、言葉遊びや造語によるメタファーの波状攻撃だろう。
    だから、本来は原書でこそ味わえる部分が多いと思う。かなり日本語としては読みにくいし、注釈も煩わしいほどついている。(訳者によると原文でも相当読みにくく、訳者自身も翻訳を一時中断したほどであるとか)

    同じくノーベル文学賞を受賞したガルシア=マルケスだと(と言っても「百年の孤独」と「族長の秋」しか読んでないけど)同じように時間や視点が歪んでいて、現実なのか空想なのか過去なのか未来なのかわからなくても、いつか人は死に街も死んでいくのに、この作品のテーマは強固な思想という奴なので、いつまでもいつまでも同じように続いていくのである。そう、300ページ以上も。

    はっきり言って、私程度の頭で読んでいると、どこを読んでもおんなじにしか読めないの!どのページのどの行を読んでも。
    いつかきっと、どこかで面白くなるはずと思って読んだけど最後までこの調子。
    訳者と私へ、「大変よくがんばりました」

  • アートでエロチックな芸術作品です。
    さすがノーベル文学賞。

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