やんごとなき姫君たちの寝室: 西洋おもしろ風俗習慣 (TOTO BOOKS 12)

著者 :
  • TOTO
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887060920

感想・レビュー・書評

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  • 中世欧州の下世話な雑学集。

  • 第二弾目の『やんごとなき』シリーズ。
    TOTOから出してるんだね~。ふぅ~ん。

    「寝室」って代に載ってるから、あっち系かと想ったんだけど
    全くそんな話は出てこなかったわ~。
    第一弾の方が、インパクト強くって刺激的だったわね。
    こっちは、ちょっとまじめすぎた。。。

    でも、やっぱり桐生操の作品は面白いな~。

  • 図書館から借りました

     雑学本。
     読みやすい。ベッド(結婚)の話だけでなく、食べ物の話とかが載っている。
     作者は「女性二人のペンネーム」つまり共作らしいのだが、文章見ると、女性的というより男性的な書き方だなぁと思うのはなぜだろう。

     シチリアのアイスクリームはおいしいらしい。というのが妙に印象に残った。
     あとはスパルタの制度も。強者を作るための、効率的なこのシステムってすばらしいなぁ。

  • TOTO出版て…!それだけで笑う。西洋のくだらないトリビアを集めただけの話。しかし人間味あふれていて非常にいいと思います、こういうの。貴族だって人間ですもの。

  • 中世や古代の今から見ると滑稽な風俗が紹介された本の第2弾です。
    まぁ、まだ第1弾は読んでいないわけですが、こういうのは結構面白いんですよね。この本では食にかかわることが多いかな、次に男女間の話。あとは法律とか生活とかそういったもの。今じゃ考えられないことが結構あるわけです。
    面白かったのは、騎士がそんなに頭がよくないってこと。武士はある程度は頭がよくないとやってられないが、騎士は読み書きできなくても大丈夫だったらしい。十字軍とか、キリスト教関連見てると、やっぱ頭が足りないなぁと思うことがしばしば(頭痛だって脳に塩刷り込んだり、おできができて足切断とかやったわけだし)。あとは、キリスト教の聖人の扱いが、日本の神様の扱いにかなり似ているなという印象。
    無駄知識が増えて楽しい限りです。

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著者プロフィール

パリ大学(ソルボンヌ大学)、リヨン大学にてフランス文学・歴史を専攻。帰国後、執筆活動を行う。人物評伝や歴史の知られざるエピソードを様々な形で紹介している。その作品には拷問や悪女を取り扱うものが多い。主な著作に『本当は恐ろしいグリム童話』『やんごとなき姫君』がある。『本当は恐ろしいグリム童話』はミリオンセラーとなった。

「2016年 『新釈・皇妃エリザベートとふたりの男たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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