- Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887061057
感想・レビュー・書評
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素晴らしい。21世紀版をつくってもらえないだろうか。
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ずーっと気になってた本。
世界中の普通の暮らしを写真に撮って回った本。みんなその国の中流階級の家らしいがここまで違うか!?と、思うほど。たしかに日本の家は狭くて物が多いなぁ!!!と、驚かされました。
しかもあとがきに、日本が一番嫌がりそうだから日本でオッケーが出ればあとはどこに行っても撮らせてくれるはず。と、アメリカ人のフォトグラファーが言っておりました。笑笑
結局、夕方週ニで居酒屋でカラオケを歌うカズオの家が紹介されてました。笑笑
淡々とカズオ一家のことが語られてこのなんとも言えない日本の中流階級の紹介が全文紹介したいくらいに面白かった。笑笑
日本以外も全部持ち物を家の外に出して撮影するんだが、ここに写ってない持ち物の詳細という欄があり、なぜかアーノルドシュワルツェネッガーのポスターと記載されてる国があって、色々読んでくうちにどうやら差別的な問題で持ってることを秘密にしなきゃいけなかったらしい。とか、ロシアの家族は家族写真を撮ったあとに父親が銃殺とか、戦争中の中流階級の家は半分崩れてて、さらに兵士に見守られながらの撮影とか。
世界中の中流階級の普通の暮らし。ものすごい興味深く、色々考えさせられるものがありました。 -
30年くらい前の世界の家庭。家の中の家具を洗いざらい出して玄関で撮影するスタイル。日本の平均的な家庭の物の多さに驚く。これの現代版が欲しいです。
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大好きなナショジオ系の本。世界30カ国の家族を取材し、家中の持ち物を全部外に出して撮影、大事なものや将来のことなどのインタビューをまとめたもの。多様な世界とはよくいわれるが、目でみて非常によくわかる。毎晩頑丈な鍵をかけないと強盗に襲われる家族、2週間まともな食事ができていない家族、政府の指示のもと取材や撮影が許される家族、撮影の数日後にお父さんが射殺されてしまった家族、馬鹿でかい家と高級外車と美術品に囲まれている家族・・・。東京の家族も掲載されているが比べてみるともっているものの多さに驚く。本、おもちゃ、服、アクセサリーなど、世界的には贅沢品と言われるものをたくさん持っていて違和感を感じるほど。世界、文化、民族、暮らしの違いがよくわかる良い写真集。
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世界の多様性と豊かさを感じる本。
いつかの時代を切りとった貴重な記録となり得るもの。 -
【世界の中流階級の暮らし】
「地球」の視点で、人の暮らしを見つめることができる写真&データ集。この当時より貧富の差はひらき、寿命は伸びている。日本人の持つモノの多さを客観視できる本でもありました。マリの家族の持ち物に「マスケット銃」があったことにドキリとしたりも。 -
世界30カ国に渡り、その国で中流(普通の・いっぱん的な)の家族にお願いしてすべての持ち物を外に並べて記念撮影するプロジェクト。
ボスニアの破壊されたベランダや、仏具がほとんどのブータンなど、興味深くて、ふと考えてしまう本だった。
世界にはたくさんの普通がある。 -
ボスニアとクウェートの衝撃。
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うちも家の中に物が溢れてる。
典型的な日本の家だ。
人間って身軽に生きていけるんだね。
もっと身軽に生きていきたい。