行動主義―レム・コールハースドキュメント

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著者 : 瀧口範子
  • TOTO出版 (2004年3月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887062337

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行動主義―レム・コールハースドキュメントの感想・レビュー・書評

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  • ブックレットを作る
    思考のための方法論を作ること自体が実は知恵比べ
    「ケリ」をつけられる、いったん軌跡を刻印してしまえば、次へ進むしかない

    チャンス理論 個人の感性という恣意性を排除することによって、その制限から飛び出し、身体の動き自体の可能性を広げようとする

  • レム•コールハースと言う人物も面白いが、この人に関わる周りの人々へのインタビューも面白い。
    デザイナーのマイケル•ロックの言葉はまさに至言。
    「本がもつ物理性は絶対的に重要な性質であって、ほかのものによって取り替えることは不可能なのです。」
    「スクリーンというメディアは、すべてを均一の性質に還元して、あらゆるものを量的に統一されたものとして見せてしまう危険性がある。それに対して本は、その大きさ、素材、クオリティーがすべて異なっていて、固有のインパクトをもっている。」

  • 一気に読み進める。が、なんだか頭が痛くなってきた(笑)

    レム・コールハースという人の忙しさ、アクティブさ、異分野との絡み(「建築家」らしくなさ)、「ブックレット」のこと、「質問したがるクセ」のこと・・・
    ちょっと面白いような記述はちょこちょこ出てくるのだが、読んでいてエキサイティング、という感じはしない。建築家にもいろいろいるんだな、というのと、こんな"忙"しそうな(心を亡くした)人生はいやだ、ということを思った。

    むしろこの本でもっとも手に汗握るのは、伊東豊雄へのインタビューと、レム自身へのインタビューだろう。
    伊東の語り口は、レムへの批判を大いに含む。いや、むしろ批判そのものだ。そして、批判的な受け答えの中から、仙台メディアテーク以降の伊東が「素材自体の表現力」を重視し、「構造」をシンボル的なものとして可視化する方向へ変化したこととか、あるいは伊東なりの近代建築観とか、伊東の、建築というものへのスタンスがあらわになっている。

    またレムは、異分野に対してオープンであること、なんでも「一人でやってしまおうとすること」が一つの重要な特徴なのだろう。レムは自らの役割を「仕掛ける」と表し、ある人はそれを「編集者」的と評する。言葉を変えると「教祖的」。このようなスタイルのリーダーを演じるには、相当のリスペクトをすでに備えていないと成立しないだろうな。

  • 圧倒的な知性と思考方法、そして行動力

  • スーパー・ジェットセッターの日常。

  • コールハースという人物。行動主義というのは良いタイトルです。本当に、多少誇張されているにしても、自ら考え自ら動くことが最も大切だと信じているということがよくわかります。

    OMA、そしてAMOにより興味を持ちました。特にAMOが作っているという「ブックレット」、これはかなり面白い。本当に魅力的な見せ方をする人だ。
    印象的だったのは、何かにつけ「乗っ取る」ような手法。雑誌を立ち上げるのではなく既存の有名誌をジャックする、あるいは同時進行するプロジェクトで別々のカメラマンを雇うのではなくくっつけてしまったり。頭の良さか。

    そして、関係者インタビューでの伊東豊雄が唯一コールハースに対してわりとネガティブだったのが興味深いです。ざっくり言ってしまうと、手で考える伊東豊雄、頭で考えるレム・コールハース。やはり相容れない部分もあるんだろう。

  • コールハースじゃなくてもう書いてる人のドキュメントになってる。いまいち。コールハースの凄さは伝わった。タイトル通り行動主義であって、コールハースの行動を追っかけたもの。コールハースの著作じゃない。ので建築的な話はごく少量。むしろなかったかも。建築を建築としてだけでなく、別の視点からほんとうに広く捉えているのがよくわかった。あとインタビューはよかった。

  • 建築家 レム・コールハースを密着取材した本。
    ものすごい行動力で、いくつものプロジェクトを抱え、世界中を飛び回る人。
    これを読んでると、筆者がいかにコールハースに振り回されたか分かる(笑)

    編集者から建築家へ転身した彼ならではの手法もおもしろい。
    ひとつの編集作業のように建築を組み立てているのかもしれない。
    そういう意味では建築家らしくない建築家。

    それにしても周りの人は彼のスピードと発想についていくだけで精一杯だろうな(笑)

  • レムの忙しい日常を書いてます。
    建築的な話は…特になかったです。

  • 一流のジャーナリズム
    建築界のビッグメゾン・OMA レム・コールハースは建築好きなら誰もが知ってるスーパーヒーローだ。 (もし建築やっててこの名前を知らない人は、「知ってるよ」と言っておいて、すぐさまこの本を読んだ方がいいよ。)建築というと田舎じゃ大工さんとの違いがいまいちわからないみたいだけど、建築に今まで興味のなかった人もこのレム様には要注目、ヨン様レベルの話ではないのだ。表題の「行動主義」というのが全てを表わしてる素晴らしいタイトルで、この行動範囲、行動力、スピード、まさに世界でもトップクラスの多忙さで、「あの仕事」をこなしている。
     しかしこの本はレム自身の著作ではなく、何とそのレムを追っかた著者・瀧口範子さんの着目点とジャーナリズムは伝える力としてのまさに教科書のようなものだ。

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行動主義―レム・コールハースドキュメントの作品紹介

コールハースは、微妙に選ばれた言葉をひとつひとつ重ね、自分の論理を構築していく。最初は無茶な論理に見えたことも、彼の一言一言を追ううちに、発想の転換を迫られ、飛躍させられて、ついには彼の言うところに納得してしまう。いつも世界のどこかに神出鬼没し、休むことなくハイテンションで考え続けている。この人はいったい何を求めているのか。ジャーナリスト滝口範子が激しく行動するコールハースに振り回されながらも、しがみついて追いかけた。コールハース、そして彼とともに走るブレーン11人へのインタビューも収録。

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