インフォーマル

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制作 : Cecil Balmond  山形 浩生 
  • TOTO出版 (2005年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (393ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887062498

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インフォーマルの感想・レビュー・書評

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  • オブ・アラップで活躍するセシル・バルモンドの関わった作品とその思考プロセスがわかる本。彼の手がける美しくかつ合理的な形態がどこから生まれてくるのか、そのエッセンスが垣間見れる。
    (建築学専攻)

    配架場所:工1B・建築
    請求記号:220-0:B.13

    ◆東京大学附属図書館の所蔵情報はこちら
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2003071551&opkey=B148057223232534&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=6&fc_val=dptidpl%23%40%23112&cmode=0&chk_st=0&check=0

  • 構造と数学の美。読みにくい。

  • フォーマルから、インフォーマルへ。

    私たちはふだんの設計課題で損しているなぁと思いました。
    形をつくって、満足してしまう。
    その先に行こうとしない。
    でも実は、その形を実現させようとする過程にこそ発見があり、
    建築の面白さはそこにもあるのだから。

    丸い大屋根をかけたいと思ったとき、
    いつもはそこで止まってしまう。
    実現したい形は決まっている。それがゴールに思えてしまう。
    じゃあどうすればそのスパンで屋根を飛ばせるだろう?
    全体を損なわず、今までとは違ったやり方で。
    その探求。

    「解けた」時の快感は、
    プログラムだけでなく構造にもあるものなんですね。
    どちらも、デザインを大きく飛躍させる可能性がある。

  • インフォーマル。
    カオス。
    アルゴリズム。
    革新的な構造家による建築生成論。
    カオスをいくつかの秩序の混合としてとらえ、
    運動体から規則性・ルールすなわちアルゴリズムを抽出する。
    ユークリッド幾何学からの解放が建築を新しい世界へと導いてくれる。
    2008.3.21
    +-----------------------------------+

    久しぶりにインフォーマルを読んだ。おもしろすぎる。
    以下抜粋。

    「マニフェスト」より

    インフォーマルは場当たり的だ。
    その場の瞬間をとらえてそれで何かをしようとするデザインのアプローチである。

    事前の想定や形式的な多層性と
    反復リズムを無視することで、
    インフォーマルは人に推測を続けさせる。
    アイデアは厳格な階層性の
    原理に基づいておらず、
    即時性の集中的な探索に基づいている。

    それはコラージュの様な
    その場主義ではない。
    むしろ生起する出発点の手法で、
    創発により独自の秩序を作りだすものだ。

    カオスをとらえてそれを自分の先入観に
    変換しようとすると、秩序を実現するには
    すさまじい苦労が必要となる。
    われわれは間違いやエラーをなくそうとする。
    頑張ってはみるが、その努力は
    退屈で重たいフォーマルを作り出してしまう。

    もっと細やかなアプローチとは、
    カオスがいくつかの秩序の混合だという
    考えを求めることだ。即興的だったものは、
    実は安定の核心を成していて、
    均衡へとつながるシークエンスを整えている。

    いくつかの均衡は共存する。
    同時性が重要だ。階層性ではない。

    インフォーマルには3つの主な特性がある。
    ローカル、ハイブリッド、重ね合わせだ。
    それは線形と非線形を包含する生き生きした
    幾何学の活発な成分だ。
    デカルト幾何学と
    ポストアインシュタイン幾何学の
    どちらもそこには含まれる。

    インフォーマルはあいまい性を生じさせる。
    これはつまり解釈と実験が
    当然のように途中で生じるということだ。

  • コールハースの建築は彼なしでは実現できなかったものもあるでしょう。
    前述の、コールハースとあわせて読んでもいいと思う。
    こちらは若干難しいけど・・・

  • 建築構造界の神・自称危ない思想家のセシル・バルモンド。
    非常に詩的で読みにくいけど、
    フォーマルを崩して→インフォーマルな作品作りたい方にはなんか参考になるかも

  • ARUPの構造家、セシル・バルモンドの著書。本のデザインも凝っていて見ていて楽しい本。

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