- Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887063242
作品紹介・あらすじ
1日の食事とともにポートレートのなかに鎮座する世界各地の人々。食が物語るその人の人生とは?食の風景から浮かび上がる社会とは?『地球の食卓 世界24か国の家族のごはん』の待望の続編。原著の『What I Eat:Around the World in 80 Diets』はアメリカで優れた料理関係本に贈られるIACP Award 2011を受賞。
感想・レビュー・書評
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子供の食育にピッタリの内容でした。各国、各個人の見慣れない食べ物、おやつなども知れる。親子で楽しみました。
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世界の人びとの平均的な一日の摂取カロリーと、平均的な食事を紹介した本。
様々な国の人、様々な職業の人が紹介されているが、ほとんどの人が標準よりも体重が重いという事実に驚いた。
一日の摂取は1000~4000kcal!
国や職業によってこんなに差があるとは!
その国の伝統的な食べ物や、生活について知ることもできるので面白い。
先進国では夫婦が共働きしていると、やはり出来合のものを買ってきて並べることが多く、肥満になりやすいのだろう。
村から都会に出た子は、やはりファーストフードに魅力を感じるようで、割引券を手に入れては週に何度も通っているため、太り気味。
意外と摂取カロリーが高くて驚いたのはアフリカで、ウガリや汁物自体がカロリーが高いようだ。
こういう企画の本は初めて見たので面白かった。 -
本編もさることながら、各専門家が執筆する「食」にまつわるコラムが非常に充実している。世界各国の食事内容の紹介という手に取りやすい内容の裏側には、人間の食文化それ自体に対する真剣で重い問いかけが常に組み込まれている。
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九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1423386 -
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面白い企画だ!美しい写真とともに、世界の様々な人々の食と生活を知ることができる。パラパラと写真を見ていくだけでも新鮮な驚きがある。マサイ族、ラクダ商人、闘牛士、チベット仏教僧侶、陸軍兵士、16歳のベジタリアン、家出少年、雑技団団員、などなど、多彩な登場人物たち。
こうやってたくさんの食の写真を見ると、切実さはもちろん、ある種の滑稽さも感じます。混沌さがあります。とにかく生きていくには、そこにあるものを食べなきゃいけないのだから。そして食べるには、その場所や文化に否応なく左右されてしまうのだから。
でも、近い将来、この豊かでユニークな食文化のダイバーシティは、どんどん画一的になってしまうかもしれない。アマゾンが世界中の隅々までドローンを飛ばすようになったら、みんなが「5つ星評価」の食べ物ばかりを食べるようになるのかな?
ほとんどの人がカロリー多めなのにも驚きました。確か日本の一般的な成人男性だと、2500kcalくらいだったような。この本のほとんどの人々が3000kcalオーバーでした。世界には4億人以上の糖尿病患者がいるらしいですから。
巻末にある著者たちの食事もちゃんと掲載されています。フルーツ、スープ、サラダ、パン、魚料理、そしてワイン。混沌とした食生活を読んだ後だと、なんて理想的な食生活、と思ってしまいます。
でも、日本だってかなり恵まれた環境ですよね。何を食べるかはその人の自由ですが。 -
<閲覧スタッフより>
世界の様々な人種・職業の人たちの1日のごはんをまとめた本。総摂取カロリーが
800カロリーから12300カロリー(!?)までの食事が掲載されています。マサイ族の主婦、ドイツのパンの女王、チベットの僧院長など、80人の「いただきます!」を
見てみませんか?
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所在記号:383.8||メン
資料番号:35000001
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手にしたはいいが、ボリュームと活字量に圧倒され、パラパラと眺めるだけに終わった。
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ノンフィクション
食