マヤ・アステカ神話宗教事典: 図説

著者 : 武井摩利

制作 : メアリ ミラー  カール タウベ 

• 東洋書林 (2000年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[るーさんの感想 · 2024年3月29日]

マヤとアステカを含むラテンアメリカの文明・神話を学ぶには必読。関連の項目が簡潔かつ詳細に詰まっている事典。

[18102さんの感想 · 2021年11月25日]

学校に所蔵あり

マヤ・アステカの神々や宗教的な儀礼、更には人々の生活文化を紹介。
豊富な図版と仔細な解説が特徴。
メソアメリカの地図、年表なども載っている。

[陰腹ツメルさんの感想 · 2011年8月13日]

　いろいろな書籍から効率よく孫引きした初心者向けの書籍が多々あるなかで、この事典のメリットは驚くほど少ないでしょう。
　確かに有用な情報はありますが、すでに他の書籍で得てしまっていることが多いのです。では、初級者が最初に手に入れるべき本か？といえば、そうでもありません。とにかく値段が高いのです。
　この価格の割には、全体の情報量が少なすぎると誰もが思うでしょう。本文に登場する言葉の多くは、事典内に項目がありません。エンドレスに言葉を追っていく事典ならではの楽しみ方ができないのは、大変残念なことです。
　事典としては力不足で、読み物としてもイマイチ。値段は高い。正直、人にオススメはできません。

著者プロフィール

翻訳家。東京大学教養学部教養学科卒業。主な訳書として、R・カプシチンスキ『黒檀』（共訳、河出書房新社）、M・D・コウ『マヤ文字解読』（創元社）、T・グレイ＆N・マン『世界で一番美しい元素図鑑』など。

「2023年 『世界史366日事典 今日は何の日？』 で使われていた紹介文から引用しています。」