- Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887215757
作品紹介・あらすじ
めくるめく数学史の旅先案内人は、絢爛豪華な図版達。目で見てわかる初の数学史。
感想・レビュー・書評
-
正直あまりに知識のない私には退屈な本だったが、どの分野においても、歴史を学ぶということはこの上なく重要だろう。デューラントの「物事をよく知るには、科学か歴史かによってである。」という主張も的確に思える。
世の中には、社会で数学は役に立たないから必要ないとほざきなさる方もいらっしゃると思うが、あらゆる人工物は数学の産物であることを認識すべきだ。
また、過去の偉大な哲学者は数学者であり、物理学者であったはずだ。真に人生を理解したいと思うなら数学は避けて通れないであろう。
ということで私もみなさんも数学を無視することなく学びましょう。数学者に初恋の人を取られて、ノーベル賞に数学賞を設けなかったノーベルさんのような態度ではいけません。
話は変わるが、ノイマンという数学者は死ぬ際に、一生かけて培ってきた自分の能力を失うことに絶望したらしい。自分もある種に能力を徹底的に磨いて、それを最期に一瞬で失うことに絶望するようにかっこよく死にたいものである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
世界中の数学の歴史ダイジェスト。
図説だし分かりやすいかと思い読んでみたが・・・。難しい。
ルネサンス辺りから分からなくなってきた。
ひたすら文章なのもきつかった。もっと式や図を入れて!
古代では黎明期だから論理学と混じって論証になるのはいいとしても、それ以降も文章が続くのはちょっと・・・。
図版ももうちょっと増やしてください!(原書にはもっと載っていたのかもしれないけど)
あくまで図説なのか。学ぶためには教科書のように分かりやすいテキストがあって、これは参考書のように使うのが適切だろう。 -
未了