TOEIC(R)テスト スコア対策への投資をビジネス英語にリターンさせる きわめて合理的な勉強法
- ディーエイチシー (2012年3月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887245235
感想・レビュー・書評
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読書仲間から紹介して貰った本で良書だった。
但し、この本を読めばTOEICの点数が上がるわけではない。最近のTOEICは実際のビジネス英語よりになっているので、せっかくTOEICの勉強をするなら実際のビジネス英語を意識しながら勉強しましょう、と提言する本。
驚いたのは、TOEIC本の著者やTOEIC講師が、ほとんど実際のビジネスの経験が無い!ということ。言われてみると確かに、と思うのだが、この本を読むまでは気づかなかった。
実際にビジネス英語を教えられる講師は少ないが、いないわけではないので必要な時は真剣に探すことに。
「英語の勉強ばかりしている時間はないはずです。」「短期間でTOEICの点数を上げるべき」との文章に著者のお人柄が感じられた。
自分の本や英語教室への誘導を全く感じないのも潔い。
おそらく儲けることより日本人の英語力を向上させることに意識が向かっているからと推測。
読書仲間の何人もが著者を評価しているのも理解できる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・TOEIC勉強中からビジネス英語を意識し目標点以降は即活用できるようにする
・文法やテキストに欠陥があると点が伸び悩む
・900点以降が自己目標に必要か問い直すべき
・リスニングパート2〜4をビジネス英語に流用
・更に表現を自分のものにするためパターンプラクティスすること
・パート5は7対策になり、ビジネス英語に必要な単語力を養える
・紹介教材が多いので適宜購入or購読 -
TOEICのスコアアップというよりも、TOEICを使っていかにビジネス英語を勉強するのか、が記されている。
テイスト的には、著者の『ビジネス英語はIRレポートで学べ!』に近い。
純粋にTOEICのスコアアップやテクニックを学びたいなら、著者の別の著者の方がいいだろう。 -
他の中村澄子本となんら変わらない。
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〈メモ〉
『新TOEICテスト 英文法をはじめから丁寧に』安河内哲也
THE financial times,the wall street journalなど経済系の英字新聞はビジネス語彙の宝庫
企業の英語のIRレポートは参考になる
Ted -
・スコアの目標設定⇒情報収集⇒学習の計画
・使われそうなフレーズは書き出す(特にPart3、4)
・企業のIRレポートで勉強
・わからない単語を集めてExcelにリストを作成 -
通して読みました、TOEIC試験2012年の現状がわかりました。
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まとめると「TOEICの問題はビジネス要素が多いので、目標点をとった後のことも考えてテスト対策をしよう」という内容。
内容はもっともだし、参考になる本やサイトも掲載してあるので大いに参考になった。 -
考え方には賛成。もう少し具体例がほしい。