現職だが、教育論文・研究に関心があり手に取った。とても読みやすく、分かりやすい。データの取り方や論文の構成など、初心者でもイメージをもつのに最適な内容である。
・教育研究を否定することは素人でもてまきるが、代案を出せるのは専門家(玄人)だけである。
・教育研究の面白さは、その仮説が教師・生徒としての日常経験から作られる部分が大きいこと。
・質的研究に関して、誰も人間の直感や主観が一般的でないと証明したわけではない。
・質的研究におあては、実態からモデルを定立するとを主眼とするべき。
・パーシングの公準…いかなる現象でも、それを合理的に説明できる仮説は無限にある。
・口頭発表…オリジナリティ、意義、過程、判断基準
・筆者の経験では、論文、講義、学会発表の難解さには明らかな相関がある。サービス精神。
・研究とは、ある人が感じて信じているものを、他の人より多くの人に感じて信じてもらうこと。
・大学院に行くことについてのメリット