- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887470262
感想・レビュー・書評
-
ことば遊びから深い物語を感じさせるものまで、さまざまな詩が集められています。子どもって詩が大好き。うちの子たちも、「今のおはなし、もういっかいして!」と、何度でも同じ詩を聞きたがります。短かくとも、おはなしや絵本と同じくらいの豊かな世界を感じているのだろうと思います。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本の幼い子どの詩の心を喚起するため
最も美しく、みずみずしく、わかりやすいものを
探し出し編まれたもの。
ごく身近で具体的な事象が題材になっていて
とっつきやすい。
五感や語呂が楽しいものも多く
意味を拾う前に音として体に馴染み
声に出してみたくなる。
詩の世界に没頭し
言葉の美しさを堪能し
作者に思いを馳せ
穏やかで満ちた時間を過ごすことができた。 -
「幼い子の詩集」とあるように、子供向けです。でも、大人が読んでも十分楽しめると思います。
谷川俊太郎さん、まどみちおさん、阪田寛夫さん、草野心平さんをはじめ、色々な方の詩が集められています。
子供が一番気に入った詩
けんからなこい(谷川俊太郎さん)
けんかならこい はだかでこい
はだかでくるのが こわいなら
てんぷらなべを かぶってこい
ちんぽこじゃまなら にぎってこい
けんかならこい ひとりでこい
ひとりでくるのが こわいなら
よめさんさんにん つれてこい
のどがかわけば さけのんでこい
けんかならこい はしってこい
はしってくるのが こわいなら
おんぼろろけっと のってこい
きょうがだめなら おとといこい -
これも「童話屋」です。小さなイラストがかわいいので、3歳の娘もパラパラとよく見ていました。