やさしい言葉: 石垣りん詩集

著者 :
  • 童話屋
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (140ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887470286

感想・レビュー・書評

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  •  春は明治、短い夏の大正、長い秋の昭和、そして平成・令和 石垣りん「やさしい言葉」、39編の詩集。「喜び」「摘み草」「やさしい言葉」「穴」、インパクトがあります。私のお気に入りは、「雀」(ベランダに餌やり10年でやっと少し慣れた雀を詠んだ歌)と「早春の旅」(土佐の桂浜で一匹の猫に出合った詩)です。

  • 資料番号:019005487
    ご利用の細則:図書館内でご覧下さい
    備考:【元の所在場所】新川和江コレクション
    http://lib-yuki.city.yuki.lg.jp/info/shinkawa.html

  • 反戦色が濃いなぁ。それをそうといわずわからせるのが詩人という職業の腕の見せ所だとおもうんだけれど。黒田三郎へのレクイエムはとてもよかった。黒田三郎も読んでみなくちゃ!

  • 感想を書いてネタバレするコトを嫌うのでまずは「読む」ことをひたすら薦めます。

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著者プロフィール

石垣りん一九二〇年東京生まれ。詩人。高等小学校時代から詩作を始め、少女雑誌に投稿する。小学校卒業後、十四歳で日本興業銀行に就職。二十五歳の時に敗戦を迎え、戦後は職場の組合活動にも参加しながら詩作に集中。三八年同人誌「断層」を創刊し福田正夫に師事。五九年第一詩集『私の前にある鍋とお釜と燃える火と』刊行。六九年第二詩集『表札など』でH氏賞、七一年『石垣りん詩集』で田村俊子賞、七九年『略歴』で地球賞を受賞。二〇〇四年没。

「2023年 『朝のあかり 石垣りんエッセイ集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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