版画のはらうた III

  • 童話屋
4.31
  • (6)
  • (5)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 45
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (109ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887470347

作品紹介・あらすじ

画家であり版画家の、ほてさん(ほてはまたかしさん)は、くどうなおこさんの大の仲よしです。
「のはらうた」に惚れこんで、のはらみんなの版画を彫りつづけています。
1987年より毎年、12枚の版画で仕上げる「のはらうたカレンダー」がうまれ、その版画が5年分たまるごとに、1冊の本になって生まれたのが「版画 のはらうた」シリーズです。

この第3巻で一番評判のよかった版画は、「ありんこたくじ」の「ひととき」という絵です。
ぜひ見開きでごらんください。このひとコマから、新たなお話が生まれてきそうです。

他には、「けむしじんべえ」の「へんしんのゆめ」や「おたまじゃくしわたる」の「しっぽバイバイ」など、45枚の版画が入っています。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 工藤直子さんの愛溢れる詩集。

    広場から歌が聞こえてくる。歌っているのはにわとりぴーすけくん、『版画のはらうた』3さつめ!だって。楽しみ♪
    この詩集は詩はもちろん間にある工藤直子さんの文もとてもいい。寂しい時のはらみんなはどうするかなという問いにみんなは「…ふりむいてごらん、きっとだれかいる…」いつも誰かがそばにいてくれる、もう寂しくないね。

    1番好きな詩はもみじくみこさんの「もみじのワルツ」。詩も可愛いいし版画がとても素敵。紅葉の色がいい。

  • 「のはら村のみんなは、だれもが詩人です。へびいちのすけくんも、こぶたはなこさんも、こねずみしゅんくんも。さびしがりやのみのむしせつこさんも、ちょっぴりいばりんぼうのかまきりりゅうじくんも、みんな詩を作ります。
     のはら村では、川も、池も、雲も、木もうたいます。
     どの詩を読んでも、(あ、わたしににている)(ふふ、だれかさんみたい)と、そんな風に思えて、友だちになれそうな気がしてきます。
     やさしいきもちになれる詩、ゆうきがわいてくる詩、なんだかたのしくなってくる詩、気に入った詩があったら、声に出して読んでみましょう。もう、あなたものはら村の仲間です。」
    (『どの本よもうかな 3・4年生』国土社 の紹介より)

  • 版画ということで敬遠していたが、味わいがあって良かった。購入する時は、版画シリーズにしようと思う。

  • くどう なおこ(作), ほてはま たかし(絵)

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

訳者 くどうなおこ
台湾生まれ。詩人・作家。『てつがくのライオン』で日本児童文学者協会新人賞、『ともだちは海のにおい』でサンケイ児童出版文化賞、『ともだちは緑のにおい』で芸術選奨新人賞、『のはらうたV』で野間児童文芸賞を受賞。2004年に巌谷小波文芸賞を受賞。絵本の翻訳に『だんまりこおろぎ』『ゆっくりがいっぱい』『月夜のみみずく』などがある。

「2020年 『英語でもよめる できるかな? あたまからつまさきまで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

くどうなおこの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×