- Amazon.co.jp ・本
- / ISBN・EAN: 9784887470798
感想・レビュー・書評
-
シャーロット・ゾロトウの凄いところは、当たり前すぎて気付かない、生きていく上で、つい忘れがちな、大切なことを教えてくれる点にあり、しかも、それに説得力がちゃんとあるところが、また凄い。
本書では、じゃあじゃあ降りの雨の中、仕事に行くことに不機嫌なパパが、ママに、いってきますのキスを忘れて出掛けたことを発端に、今度はママが不機嫌になって、自分の子供に八つ当たりを・・・といった具合に、不機嫌が次々と伝播していく展開を見ているだけで、「ああ、不機嫌になったり、八つ当たりするのは、もうやめよう」と、つい思ってしまうくらい、話の内容が刺々しくて、痛々しい。
また、その負の連鎖を断ち切るのが、人間では無いところに、また考えさせられるものがあるが、そこからは一転して、読んでいる私の気分まで明るくなる展開に、自分の雰囲気が周りに影響を及ぼすことの重要さを痛感し・・・私も気をつけます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
だれかの不機嫌は別のだれかの不機嫌へと人から人へと連鎖する。連鎖を断ち切ってくれたのはペットの犬。その天真爛漫な存在に思わず体も心もほぐれてほころんで。トゲトゲした気持ちもほどけ溶けていく。不機嫌の連鎖を断ち切ってくれる存在のありがたさ。わたしもそうありたい。そして次にやってきたのは楽しくやさしい気持ちの連鎖。すてきな気づきをくれる絵本。
-
負の連鎖ってあるよねーよねー
ちょっとしたできごとなのに。それがどんどん伝染していって・・・
みんなそうだけど
ぜひぜひプラスの連鎖にしていきたいね。
楽しい!やさしい!幸せ!!を広めたい。