かえでがおか農場のなかまたち

  • 童話館出版
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本棚登録 : 204
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887500006

感想・レビュー・書評

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  • かえでがおか農場の動物たちの性格と生活を次々紹介していくのだけど、動物たちの名前がサイコーなのです。
    例えばネコのタマゴザケ、オンドリのオオイバリ、馬のカオス。

    決して写実的ではないのに特徴を捉えたなんとも言えないイラストが楽しい。
    ちゃんと農場の仕事をこなしてる子どもたちとの関係もとても良いのです。

    ブタのパールが子ブタにおっぱいをあげているページは大迫力。
    子ブタが何匹いるか、数えてみてね。

  • いっぱいの動物たち
    それぞれ個性的に書き分けられててわちゃわちゃしてる

  • 外国の絵本らしいカラフルな水彩画と、いきいきと描かれる動物たち、農場の日常。
    そう書くと退屈な本のようですが、農場の日常は、私達の非日常。読み終えると、1日、農場で遊んで来たかのような充実感を覚える大判絵本です。

    本当にたくさんの動物たちが出てきて、みんな面白くて可愛いのですが、私はキツネに攫われていくオオイバリ(オンドリ)の顔と、馬たちのページが好き。
    デフォルメされすぎてなくて適度にリアルな絵と内容で、大人も?大人こそ?楽しめる絵本だと思います。

  • 読み聞かせにはあまり向いていなかった…けど、面白い。ヤナギが好き

  • 挿絵が素敵!
    文章量も絵本というより児童書に近い量じゃないかな?
    (もっと多いかも?)
    内容も現実的で、ファンタジー色はほぼない。

    この本を知ったのは幸せだ
    原書: Our Animal Friends at Maple Hill Farm

  • 中古購入
    シリーズもの

    物語ではなくドキュメンタリー
    農場にいる動物たちの生態がよくわかる
    でもこれは絵本なので
    生態というより性格として紹介してくれている
    一匹ずつ性格を説明した後に
    その動物全体の日常を見せてくれる
    そのため凄く長いのだが
    動物が好きなせいか苦にならない
    日常のシーンは漫画のような感じで
    コミカルに描かれていてとても楽しい
    もしこの農場をテレビで紹介するならば
    農場のお仕事や人の紹介が入るので
    ここまで詳しくできないだろう
    農場の人たちの動物好きが伺える

    農場なので大きな動物がたくさんいるが
    動物紹介で一番大きく描かれていたのは
    ネコのマックスだ
    ブタのパールも大きく描かれていたが
    体の大きさというよりも
    存在感の大きさなのかなと思う
    犬は外で飼っているのかな?
    犬よりもネコが身近で
    とりわけマックスは個性的なのだろう
    動物が好きな方にはオススメです!

  • 農場で、一度は暮らしてみたかったわ⁉️お

  • かえで農場のなかまたちの描写が細かくて面白かった!動物の好きな娘はハマってひとりで絵をみながら読んでいた。物語ではないので(ちょっとしたエピソード集)子どもが図鑑のように眺めて拾い読みするのにも楽しい絵本。

  • 童話館より。かえでがおか農場とその周辺に住む動物たちの生態を生き生きと描く図鑑のような一冊。のんびり屋、せっかち、おこりんぼ…。個々の生き物の個性も丁寧にユーモラスに描かれているのでこどもたちもお気に入り。長いので三夜に分けての読みきかせです。

    ラスト1ページのシンプルでありながら心に響くメッセージは、長い長い前置きがあるからこそ、だと思う。

    昔~今~そして、未来

    命はつながっていくんだよね。

  • 正直、私はすきじゃない。だって長いんだもんw
    なぜか息子は大好きな本。「今日はこれ」と持ってくると、私はちょっと気が重くなる(笑)お話も、淡々と農場の様子を描いていて、そんなに「面白い」って感じじゃない気がするんだけど…。
    どこが魅力なのかなぁ、この本。

  • 海外の農場の動物たちの様子が
    わかりやすく楽しく
    絵でも文でもかかれていて
    楽しかったです。

  • これ、我が家の6歳の娘は大変な気に入りようです。
    でも読み聞かせするには長すぎて、読む方はかなりへとへとになるし、寝る前に読むと必ず大して読まないうちに寝てしまいます。^^;
    なので、私はついこの本を敬遠してしまうのですが、優しいパパは読んであげちゃうんですね。(笑)
    なのでもっぱらこの本はパパが寝かしつけをするときのお約束になってます。
    節を付けて歌ったりして、日常生活にもフレーズがちらほら・・・
    そのたびに私は仲間はずれにされてます。ーー;
    個性的な動物たちの生活が描写されていて面白いです。

  • 農場の動物たちと人々の暮らしぶりを表情豊かに丹念に描いた絵本。
    暮らしをありのままに切り取る、かざらない文章に、ときどきドキリとします。

    たとえば・・・
    「どうぶつは いつまでも うらんではいません」
    とか
    「12がつは、いちねんの おわりのつき。
     さっさと ねるきせつです。
     ふゆは だれでも はやくねます。」
    とか...
    自然のリズムにこちらがあわせることって大切ですね。

    動物たちとの生活の中でこそ生まれた、生々しい、こんな言葉も・・・

    「マックスは ネズミやウサギやリスをつかまえて食べてしまいます。
    ひどいとおもいますけれど ネコはそういう動物なのですから しかたありません。」

    「イブンは なかなかいうことをききません。
     カオスは もんくやで
     ラッキーは くいしんぼう
     コマンチは にげてばかり
     シャイアンは さくをかじります。
     まあ しかたありません。
     どんなウマにも けってんはあります。」

    絵本の中では子どもたちが動物をかわいがり、実によく働いています。
    幸せそうな表情をしています。
    子どもにちゃんとした役割のあった美しい時代の暮らしぶりです。
    自然と、動物と、人間がともにある、このような暮らしは、望んでも手に入るものではないのですから・・・この本はそのような大多数の不幸な人々にとって、動物たちを良く知るテキストとなるでしょう。
    知らないことって多すぎます。

  • 小さいいちごコース

  • 図鑑のような絵本です。
    いろいろな動物がたくさん出てきて面白いのですが
    読み聞かせには向いていません。
    また明日読もうね〜〜と言い聞かせながらじゃないと・・・><
    子どもは喜んで聞いていてくれるんですけどね。

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著者プロフィール

1918年、イリノイ州生まれ。カリフォルニア大学で学んだのち、ニューヨークの美術学校へ進む。1944年に夫のマーティンと結婚。子どもの本の挿絵を手がけるようになる。1984年『栄光への大飛行』(BL出版)でコルデコット賞受賞。絵本に、ニューヨーク州ダッチェス郡での農場での暮らしを描いた『かえでがおか農場のいちねん』のほか、『わたしのかわいいめんどり』(共にほるぷ出版)など多数。

「2020年 『みみずくと3びきのこねこ[新版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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