根っこのこどもたち目をさます

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制作 : ジビレ・フォン オルファース  Helen Dean Fish  Sibylle Von Olfers  いしい ももこ 
  • 童話館出版 (2003年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (20ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887500433

根っこのこどもたち目をさますの感想・レビュー・書評

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  • 尊敬する読み聞かせの先輩さんが、「中学生向けのお話し会にどうかな?」とおすすめしてくれた一冊。
    内容が早春向けだったので今回はパスしたが、来年はぜひともと、今から予定している。
    お好きな方も多いことだろう。
    ジュビレ・フォン・オルファースさんの絵である。
    ドイツ生まれのオルファースさんは、自然の中で育ち、美術学校で学んだ後24歳で修道女となった。カトリック系の小学校で美術を教える傍ら創作活動を続け、34歳で亡くなられるまでに8点を数える本を世に送り出している。

    この作品と同じ内容で、平凡社さんから出ている【ねっこぼっこ】は、文も絵もオルファースさんによるもの。
    童話館から出ているこちらの方は、テキストは別の方で絵だけオルファースさんが手がけている。訳は、こちらは石井桃子さん。
    どちらも好き好きだが、わたしのように「どちらも好き!」というタイプも多いことだろう。それほど、この絵の魅力が大きいのだ。

    お話は、土のお母さんに根っこのこどもたちが起こされ、春が来るんだよ!と準備していくところから始まる。
    女の子と男の子の準備の種類が違っていて、ここがとても意味深い。
    準備も、自分たちの服を自分たちで作る。出来上がるとお母さんに見てもらう。
    すっかり整ったところで、いよいよ土の上に出て行くのだ。
    そこからは春夏秋冬の場面に切り替わるのだが、ここが何しろ美しい。
    左右対称のフレームに囲まれた絵は、まるでアールルーボーのような神聖な美しさ。
    すべてのページをポストカードにしたらどんなにステキだろうと思う。
    書き込まれた花たちの名前を、どこまで言えるか当てるのも楽しいだろう。
    しかも、子供たちの可愛らしさはどの場面でも損なわれていない。
    この絵をすみずみまで堪能するだけでも、この一冊の価値があるというもの。

    ところで、こんなに褒めてるのに何故☆4つかというと、表紙がとても惜しいのだ。
    一見ツートーンで綺麗に見えるが、見返しと同じなのですよ。
    中にこれだけ完成度の高い絵が登場するのに、何故それを使わなかったのか。
    編集者ではないからなんとも言えないが、こと表紙であるだけに残念のひとことである。
    約10分。4,5歳から。

  • 春に芽をだして花咲くために、地中で一生懸命に準備をしている子どもたちの姿に、冬だって植物たちは死んでしまったわけではなく、土のお母さんに守られて次の春の準備をしてる事を実感します。てんとう虫に色づけしてる男の子がかわいい!

  • 中古購入

    表紙を見て妖精かなと思ったら
    根っこの擬人化だった
    お花や葉っぱではなく
    根っこを擬人化するとは…発想が凄い!
    春夏秋冬を描く挿絵では
    タロットカードのようなデザイン性を感じる
    お話は単調なので
    見て楽しむ絵本かな

  • 世界観がステキです!

  • 春におすすめらしいし、石井桃子さん訳・編なので、借りてよんだ。

    春、根っこのこどもたちは、土のおかあさんに起こされて、春を迎える準備をする。

    格調高い絵本で、文学のかおりがする。
    小学生以上~大人向け。
    根っこのこどもたちは、春の妖精みたいだ。
    土のおかあさんの最後の表情がこわかった。
    媚びない絵と表紙もすてき。

  • 冬の間、根っこのこどもたちは眠っています。春が近づくと土のお母さんに起こされて、じぶんのいちばん好きな色で服を縫うのです。
    野山の植物たちの廻る季節が、かわいいこどもの姿で描かれています。
    まだ寒さの残る早春、土から覗いた小さな芽がとっても愛しい。君はどんな服を縫ってるんだい?

  • 絵画のように美しいイラストで彩られた春のお話。
    こんなふうに春が訪れてるのかな?って想像するととても幸せな気持ちになる本です。

  • 【読みきかせ】2014年2月 3年生
    春の準備をする根っこのこどもたち。
    美しい草花の絵に春の訪れが待ち遠しくなります。

  • 土のお母さんと根っこの子どもたちが春の準備をする物語。
    アースカラーの優しい色味や、花や虫の描写の細やかさが気に入ってます。

  • 「生命力」とは、ただ力強いだけじゃない。
    優しく暖かで健気な季節の移ろいを描いた作品。

    土のお母さんに包まれたいような、土のお母さんそのものになりたいような・・・。

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