クレイター先生最後の授業

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
3.43
  • (8)
  • (11)
  • (31)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 113
感想 : 15
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887592698

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「誰も君の人生にかまっちゃいないのに、どうしてそんな人たちに認められようとするんだい?」「君が相手の長所を認めれば、相手は本当のことを君に話すようになる。君は相手に意欲を持たせることも、相手を感動させることも、相手の長所を引き出すこともできる。」▶︎「このことがもっと若い頃にわかっていたらなぁ」と思うけれども、若い頃はそういったことが腑に落ちなかったんだろうね。いろいろな経験を積み71歳になって初めて真実がわかる。

  • 自己啓発を小説形式で説明した本。自己啓発は「人を4つのタイプに分類して、それぞれにあったつきあい方をすべき」というものだったかな。なんかどっちつかずで中途半端な感じでした。余り感動も出来ず、自己啓発の内容も細かく理解できなかったし。せめて自己啓発の内容は小出しにするんじゃなくて、最後にまとめて欲しかった。機会があれば内容はどっかにまとめておこうかな

  • 学んだこと、本からの抜粋

    相手がそのとき見せているのが長所だろうが短所だろうが、とにかく長所を認めてやることだよ。人は不安を感じると、あまり長所を発揮できなくなるものだ。そう思って行動するといい。

    自分であることをやめてはいけません。そうではなくて、ありのままの自分を理解し、長所に気持を集中させるんです。その一方で、あなたを縛っている短所を見きわめ、克服する方法を学ぶことです。そうすれば、あなたの可能性を実現できるようになる。

    人間関係を築く四段階
     ・インタビューをして、相手に話をさせる。
     ・相手の型を判定する。
     ・相手の型に適応する。
     ・相手の型が持つ特徴を本人に気づかせる。
     

    存分に自分を表現し、思いきり能力を発揮するためには、本来の自分を抑えてしまうものと、引き出してくれるものを、見きわめなければならないこと。自分を知ることなしには、自分に満足することはできないこと。そして、自分を知ることなしには、心の底から自分を信じることもできないこと。

  • 4つの型で相手を分析して、自分の生活に結び付けて、考えていく。この型がすごく的を得ていて、凄いと思いました。仕事で関わらなきゃいけないけど…”この人とどうやって関わったら上手くいくかなぁ”っと思った時に、この本の4つの型のどれに当てはまるのか考えて、仕事をしたら上手くいくかもしれませんね。

  • 高校生のときに読んだ本

  • 性格の4つの型、支配型、影響型、努力型、堅実型を切り口に、話が展開する。人との対立を嫌う主人公があるキッカケから、クレイター先生に相談し、本来の自分を抑えてしまうものと、引き出してくれるものを、見極める重要を学ぶ。
    自分を知るから、自分を信じることが出来、自分の満足行く成果に結びつくと述べてある。

    以下は4つの型の説明。
    支配型。議論好き、結果重視、挑戦的、率直、自信に満ちている。
    独裁的、敵対的、ぶっきらぼう。人の話を聞こうとしない。

    影響型。話が上手く、人を説得するのが得意。お喋り、調子がよすぎる、好かれたいばかりに人との対立を避ける。

    努力型。細かいことに心をくだき、気配りが行き届いている。分析力がある。てきぱき仕事をする。あら探しをして人をやり込める。1人ぽつんとしている。完全さに拘り過ぎる。

    堅実型は、聞き上手、安定している、我慢強く、根気強い。
    一方、繊細過ぎ、受動的、優柔不断、やさし過ぎる、慎重過ぎる。

    自分はどれに当てはまるんやろう?と思った。影響型と、堅実型の側面を持つのかな?と思った。

    富木さんが勧めてくれたが、自分と向き合うことに意識がいっていたため、良いタイミングで読めたなと思う。

    人を4つの型にはっきり分けるのは難しいと思うが、相手の説明傾向を掴み、長所を引き出し、認め、接する意識は重要に思った。

  • まず、自分自身を良く知ることが大事だろう。
    出発点はここから。

    そして、誰かとコミュニケーションを取る時には、相手の思考のくせ(型)を考えてみよう。
    どう言われるとうれしいのか?がポイント。
    それが、相手が自分自身の長所だと思っているところである。

  • 大手ラジオ局に引き抜かれたラジオパーソナリティのボブは、
    新しい雇い主のラジオ番組に対する考え方が、どうも自分に合わない気がしていた。
    もともと楽観的で人を楽しませるのが好きなボブは、リスナーの意見を聞いて、自分の意見も話して、それでいて時にコメディアンのように聞いている人を気持ちよく笑わせる。そんな番組をずっと続けてきた。
    しかし、新しい雇い主、ブレイロックは、リスナーの人生相談やニュースに辛口で文句を言い、まるでゲストやリスナーにつっかかっていくようなトークをしろというのだ。
    単に人を楽しませたい。人に好かれていたい。
    だからこそ、たとえ無理難題をふっかけてくるブレイロックでも、対立なんかしたくない。
    そんな平和主義の考えを持ったボブは、ブレイロックの無理な要求に、長い間頭を悩ませていた。
    そんな時、彼は出会った。
    ミシシッピ川の土手の階段に、ちょこんと腰を下ろす年配の男。

    「ここに気持ちの整理をしに来る人が、結構いるようですね」

    それが、クレイター先生との出会いだった。


    ラジオパーソナリティーのボブが、クレイター先生から人間の四つの型を教えられ、困難を乗り越えていくお話です。
    まぁ、人づきあいとはこうすればうまくいく、ということのバイブルのようなものなのですが、
    ストーリー性もあり、面白いです。
    これを実際に生活に生かせるか…と、いうと、ちょっと難しかったりもしますが;
    でも、本の中の登場人物たちの生活や、人生。クレイター先生のくれた教訓など、たくさんの魅力の詰まった作品でした。

  • 少し難しい。

  • テレビ局DJとして働いている主人公が、ある時一人の老人と出会い、変わっていくお話です。
    自分自身を見つめなおして主人公はどんどん前向きになっていきます。
    少し難しいですが、読みながら自分を振り返り、納得させられることもありました。
    本当に考えさせられる話です。

全15件中 1 - 10件を表示

アーニー・ワレンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×