Leap!

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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本棚登録 : 27
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887593060

感想・レビュー・書評

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  • LEAPとは、Love(愛) Energy (エネルギー)Audacity (大胆さ)Proof(立証)の略。
    本書は究極のリーダーシップをわかりやすく説明するためにストーリー仕立てにしているが、大成功とは言い難い。が、「月曜日」に繰り広げられる社内でのスピーチは感動、これを書きたいがために、この物語が作られた節もある。
    そして、ちょいちょい出てくるパワーフレーズ。
    「あなたの仕事を愛する人々のために、あなたの愛する仕事をしなさい」(P88)
    「ビジョンをアピールしてもエネルギーは生まれないが、愛ならできる」(P112)
    「立場がどうであろうと、業務内容が何であろうと、正しいことを直ちに擁護する側に立つこと。そして、常識的な配慮などはやめる」(P160)
    巻末の「究極のリーダーのためのハンドブック」も親切で素晴らしい。
    今、壁にぶち当たっている経営者やコンサルタントなら、原点(理想)に戻るために読んでおいて損のない内容です。

  • アメリカ、カリフォルニア州サンティエゴ。
    コンサルタント、スティーブ・ファーバーにはどうしてもやめられない日課がある。
    それは海辺に出かけることだ。
    ある日海辺で至福に浸っていると、地元の学生が声をかけてきた。
    彼女はビジネス課程の学生で、ビーチにいる人を対象にアンケートを取っていた。
    その内容は「リーダーシップとは何か」
    実はファーバーはリーダシップ開発を専門とした仕事をしていた。
    得意げに彼がアンケートに答えようとすると。
    謎の男が割り込んできた。
    彼の答えは

    「愛(love)、エネルギー(energy),大胆さ(audacity)、立証(proof)」

    物語はここから始まる…

    本書のキーワードはLEAP。
    先に謎の男が言ったリーダーシップの4つの要素の頭文字をつなげるとLEAPになる。
    自分、会社、公益(国など)に対する愛を核に、主体的に行動し、自分のエゴのためではなく公共の利益のために大胆に決断し、反対する人を驚かす。そうすることで自分の愛を自分自身に、仲間に証明する。またその過程で生じた恐怖を見つけ、それに対して果敢に挑戦することも同様に重要。これこそリーダーシップであるという。

    従来のリーダーシップの本とは全く趣を異にした本だ。
    リーダーシップの核心に深くコミットしていると思う。

    革新的だと思ったのはOS!M。
    現在よりもすぐれたものを作ろうとしたとしてであう自分の内外に現れる恐れだ。
    それは経営上のことでもあるし、もしくはもっとラディカルな人格的なことでもある。
    これと向き合うこと、そして向き合うことを証明することが自分の愛を自分自身に、そして仲間に証明することにつながる。

    僕は仲間に自分の恐怖を見せるというのはとてつもなく怖い。
    なぜならそれは確かに結果的にいい結果をもたらすかもしれないが、その過程で誰かを傷付けたりする場合もあるから。とりわけ自分は不器用だから、結構やらかしたり(苦笑)

    しかしそれは方法、タイミングや根回しによって大部分緩和できる。(最近学んだw)
    が…知っていても実行するのは結構大変だったりする(苦笑)

    本書ではその辺の緩衝材としての技術が抜けていたのが残念だったけど、本質的にはリーダーシップの核はやはり愛だというのは納得。

    これがあればどんな困難も乗り切れるのは確か。
    好き!って気持ちの推進力は絶大なものだと思う。

    そしてこの好き!って気持ちを最大限生かすために自己を分析することがすごく大事だと本を読んでいて思った。

    話変わって最近自分会議始めました!
    朝、夜の15分間に、朝は今日の目標、夜は反省会を一人で開催していますw
    これが意外と効くのさw
    自分のOS!Mが結構見えてきたりして。
    それを解消したら俺は成長できる!
    よしやるぞ!!って
    朝はいつもそんな感じで家を飛び出します(笑)

    LEAPと自分会議!
    これは連動してやるといいかもねw
    脱線しましたw

    自分に対して、サークル、勉強、仕事に対して愛を見失いかけたときに読みたい本です。
    (無理やりつなげたw)

  • フィクションを通して、”究極のリーダーシップ”を説いた一冊…
    (ultimateはいいすぎやろ)

    邦題のLEAPが、この書物で伝えたい4要素の頭文字
    Love, Energy, Audacity, and Proof

    愛(Love)を育み、エネルギー(Energy)を生み出し、大胆さ(Audacity)を呼び起こし、証(Proof)を与えることである

    ???

    一見して頭に入ってこなかった。
    けれど、次の文章(いいかえ)がとてもわかりやすかった。

    実際に「世界を変える」ことができるのは、激しい情熱なのである。
    大局観を抱けば、大胆さを呼び起こせる。
    結果として、その証、つまり成果を生み出されるだろう。


    激しい情熱ってところがいい!
    だから、「情熱大陸」はみてて楽しいんだ!!
    情熱もってる人の言動は刺激になる!!!

    翻って、
    最近情熱の高い人が少ない?

    「理想の人生ってなに?」「普通の人生ですね」「・・・」




    情熱もとう、自分も

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