- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887593152
感想・レビュー・書評
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・世の中の多くの人は、数学の面白さはわからないが、パズルの面白さならわかるのだ。そして数学にはパズルを解くような側面もあることはあるのだ。
・はじめはわからないが、わからないなりに修練を積んでいく。なんとなく少しは問題が解けるようになる。そのうちにある日突然目覚めがやってくる。ある問題に触れる。ある定理を深く理解する。その途端に、突然意味が変わる。数学は美しいものだ、と多くの人を嘆息させたあの魅力が、突然目の前に現れるのだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
数学の読み物の中でも、すんなり読めて、数学の勉強法まで学べる本。
僕自身、数学が好きだったから、苦ではないけど…
学問、特に受験以外で勉強することの意義が、最近薄くなってるような気がして、寂しさしかない -
≪県立図書館≫
レベルの高い「数学ができる」という状態がどういったものなのか、が垣間見れて興味深かった。
万人に可能なことではないだろう、と思う。
私個人は、「ああ、数学って面白いなあ、わかんないこともいっぱいあるけれど、ちょっとずつ分かるようになるのは気持ちいいなあ。」と、いう程度なので、なかなか、この本の理想からは程遠いと思う。
でも、まあ、楽しいのが一番だろうね。 -
言っていることに間違いは無いと思うが、やや抽象的、教条的で感動には遠い。
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「数感」という表現が、作者のいわんとしているところを上手く表現していておもしろかったです。子供に算数・数学をいかに触れさせるかという視点において多くの示唆を与えてくれる本です。
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数学を身に付ける為には、どのような能力が必要か?
数感が必要である。数感とは?
①頭の中に数や、図形や状態を思い浮かべそれらを頭の中で操ることができる【イメージ能力)
②構造化された記憶を自分の世界として持ち、その世界の中で絶えず自問自答し、問題を拡張する工夫を凝らし、未知のものをあれこれと言い換えては、自分の世界に取り込もうとする【位置づけの能力】
これらの能力を伸ばすには、どうすればいいか?
①まず、5才から9才頃の時期に集中的に暗算をイメージする能力の基礎を作る。次にイメージする能力を伸ばすには、基本的にすでに理解したつもりになっている問題を何回も何回も頭の中で解きなおす。
②位置づけの能力を身に付ける為には、まず印象深い短い問題や、問題相互を関連づけたストーリーをそのまま覚えてしまい、記憶を構造化する。次に大人であれば、絶えず自問自答する習慣を身に付け、小さい子供だったら、自分の言葉で言い換えさせてみる。
参考になる。 -
数学の出来る子供を育てるにはどうすればよいか?という内容の本。子供が数学に強くするにはどうすればいかを、著者の経験を交えて書かれている。面白い本。結論としては、まず最初に計算力をつけてその後に頭の柔らかいうちに数学に触れさせる事が大事だという。なるほど。参考になる。若いうちに鍛えておくのは重要だな、とつくづく思う。