バルタザール・グラシアンの 賢人の知恵

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制作 : 齋藤 慎子 
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン (2006年12月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887595163

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バルタザール・グラシアンの 賢人の知恵の感想・レビュー・書評

  • 少し評価を下げますね;
    今読むと、世知辛いって印象しか残らなくて。
    ごめんなさい、
    私は痛い目に遭うとしても、無邪気に人を信じる方を選びます。

    賢しい人になれなくても、いいや。

  • 努力する
    人生の目的は、自分の歩むべき道を見つけて、できるかぎり完璧な人間になろうと努力することにある。

  • ひとつだけ心に残ったことは、丁寧に相手に対応すること。

  • 感動!こんなに心を直撃する言葉を400年も前の人が生み出していたなんて。
    1ページ毎に心を突き刺さる、染み渡る言葉が出てきます。
    たとえばこんな感じ。

    『人らしくふるまい、神のように見抜く。』
    これが神の法則であり、自明の理である。

  • 読みやすい。
    もののわかった人は高潔な人と付き合い、見栄えだけで行動するような人を避ける。
    有能な人は、偉大さを発揮する人、学術学問に足跡を残すような人とつきあいたいと思うもの。
    大事なのは知識より知人なのだ。

  • 賢人になるためにはどのような心構えが必要なのかを200項目以上列挙している。内容的に矛盾するような表現もあるが、それらのバランスを取る必要があるということであろう。常に高みを目指し、短所を排除する必要がある一方であまりにも完璧主義に陥ってしまうと細かいことにとらわれすぎてしまう、などある程度読み砕く必要がある。印象に残ったのは素直でありながらもバカ正直に生きないこと、周りに全てをさらけ出さないこと、嘘はつくべきではないが親切すぎたり周りから評判が高いとなんでもやってしまってうまく利用されてしまう点。賢人はすなわち世の中の人と人の関係性に関して理解をし、相手が何によって行動を掻き立てられるのか上手く理解をしている人である。関係性の具体的な例としてどのように人に対して接するべきなのかを説いている。自分なりに本書を読んで意識したいことは、運は長続きしないので好調な時に次の準備をしておくべきである、感情的にならず自分が関係すべきものに集中せよ、相手には全てをさらけ出さない、真摯に仕事に取り組み自分のすべきことにフォーカスせよ、高すぎる目標や期待値を相手に抱かせないことで達成可能な目標を設定し、必ず目標は達成せよ。

  • 実際問題として、楽しむことほど大切なことはない。本当の意味で人に与えられているものは時間だけで、しかも貧富に関係なくみんな平等に与えられているのだ。

    ニーチェの言葉と同じシリーズ。ニーチェは「偉いこと言うね」だったけど、こちらは「え?それでいいの?」と感じた。手の内を明かさないとか(本音で語り合わなくていいの?)、多数派の意見に逆らわないとか(意見は主張してこそなんじゃないの?)、皮肉をうまく使うとか(素直に生きなきゃいけないんじゃないの?)、他の「正しき道」を示す自己啓発本とは少し違う視点が多かった。つまりは、明るく楽しく人間らしく、悪いことをせず(いいことをしよう!ではない)慎ましく生きなさいということなのだろう。親近感の湧く一冊。

  • 超訳ニーチェのほうが面白かったけどこちらも言葉が詰まっていた

  • 良い話が満載です。
    私が思うに、この本のいい使い方としては、たくさんのお話のそれぞれに対して
    「自分はどう思うか」を考えることではないかと思います。
    いろんな考え方を聞いて自分に取り入れるというより、
    いろんな視点に対する自分のポジションを明確にするのにとっても役に立ちます。

    自分がそこまで考えてないで生きてるのも分かります(汗;)

  • 納得することばかり。「満腹より空腹を選ぶ」が心に残った。

  • 社会に出る前に一読しておくべき一冊。
    どんな風に生きていきたいのかを自分に問い直す本でもある。

  • 著者は17世紀の修道士であり哲学者。聖職者としての意見が強いと思ったが、むしろ社会人としての色が強い。現代に通用しすぎる内容は、役者による意訳のためか。いずれにせよ、17世紀に著されたものとは思えない示唆に富んだ内容が端的に240編で綴られている。

    C12. 「明るい話題を話す」明るい話題を話す人は、良いものを探し出して伝えることができる人。反対に、本人がいないところで悪いことを話す人は、自分がいないところで悪口を言っていると思われてしまい、次第に周囲から相手にされなくなる。

    C19.「萎縮しない」どんな人にも欠点はある。過剰に恐れおののく必要はない。冷静に、節度を保って、大胆に行動せよ。

    C52.「期待を持たせる」ビジネス書でたびたび述べられている。あまり期待させないように、そして質の高いものを仕上げる。期待されなくならないように、節度を保つ。高い評価を受ける定石か。

    C61.「風向きを調べる」舟をこぎ出す前に関係者に打診すること。引き返せるうちに状況を知っておく。根回しは日本語にとって良いイメージはないが、どのような状況でも大切なスキル。

    C67.「同意しているふりをする」都合の悪い話、他人の蔭口など、巻き込まれて損になることは、適当に同意すればよい。そしてことを静かに前進させるのだ。

    C72.「自分に関する情報は極力伏せる」出生は、自分の力では解決できない民族同士の対立のネタになる。不利になる可能性のある情報は極力伏せておく。むしろ伏せることで神秘さが増す。

    C85.「うわさ話をしない」これもビジネス書の定番。ただ、いつもにこにこしていよう。

    C89.「短気をおこさない」生きていれば耐えがたいことにも出会う。しかし、一生後悔することを口に出してはいけない。自分の意思を自由にコントロールできる大人になろう。

    C90.「文句を言わない」文句は自分の弱みをさらけ出すようなもの。県人は自分の苦難を人に知られないようにしている。相手に利用されるのを避けるためだ。

    C103.「真実を上手に伝える」情報には、良い面と悪い面の二面性がある。悪い知らせになるかもしれないのなら、礼儀正しく、今のことでも過去に置き換えて話す。ときには真実をネジ曲げることも必要。

    C105.「人に頼むときは、タイミングを考える」機嫌がいい時は気前がいいもの。断られたばかりの人や、ひどく悲しんでいる人に何か頼みごとをしても無駄。

    C121.「良いところを見つける」苦い経験から学ぶことは多い。苦手な人からも学ぶことは多い。どんなに不快なものごとでも良い面は必ずある。悪いことを見つけるのはたやすい。良いことを見出すことは幸せなことである。

    C135.「世間が認めているものにけちをつけない」マイノリティやオンリーワンは求められる素質。しかし矛先を間違えないこと。みんなが認めることにはかみつかない。それにはその価値があるか、そうあってほしいとみんなが願っているか。

    C138.「勇気を出す」くじけない。どんな困難にも立ち向かう。

    C139.「明るい話題を話す」好かれる人は往々にして明るい人物であることが多い。なら明るい話題を話そう。ちょっとした冗談で切り抜けよう。

    C145.「人のために行動する」関心を持つことで信頼を一つずつ積み重ねる。親愛の気持を持って人のために行動をしよう。困った時はお互い様だ。

    C228.「平穏に生きる」野次馬は疲れる。不要に関心を抱かないこと。無関係なことにここを寄せるのも愚かなら、自分の問題に無関心でいるのも愚かなことだ。自分も生き、他をも生かしめよ。

  • 「正しく生きるな、賢く生きよ」という帯コピーが端的に本書の内容を語っている。17世紀スペインの修道士が書いた人生賢く生きる方法。

    マキャベリにも通じる現実的なアドバイスの数々である。だが、穿った見方をすると、著者が修道士という地位をいかにして獲得し、維持してきたかという処世術という印象も強い。

    フワフワせずに慎重に、しっかりと現実的に物事を考えて生きよ。西欧の人生論にはこの手の内容が多いのは、やはり理性に重きを置いて生きることをよしとするからか。

  • 自分の言動を改めるべきところが多かった。
    社会経験も人生経験が少ない僕としては、もう少し読み解いてこれからの自分の経験と照らし合わせて考えていく必要があるのかな。

  • 賢くはあるが徳が高くはない振る舞い

  • この本を読む前に、グラシアンが修道士であったことを知ると、きっと、正直が良い、人は性善説で考えるべきだ、というようなお説教を聞かされると想像してしまうかもしれないが、さにあらずである。むしろこの世を上手く処世するにはどう考え、どう人に振舞うべきかを、見方を変えると少々ずる賢いようなアドバイスをしてくれる。そして、それが賢者の態度であると看破する。この本は、私にとっては、処世術の為の秘密の本の一つなのである。
    今、私の手元にあるグラシアンの書籍はこれを含めて四冊ある。いずれも過去のグラシアンの書き残したものを解説する形で書かれているが、彼自身の人物像については、必ずしも十分な記録が残っていない様である。

  • 読みやすくおすすめの本です。
    社会でこそ通用する 身を守る思考術が書かれています。

  • 400年前の哲学者の著作。普遍的な賢い考え方を記載。確かに正しい内容だと思う。が、1テーマに対する説明が短く、重要なのはわかるけど、それでどうすれば良いのか?という感じ。「とりあえずやってみるか…」という少しスッキリしない気持ち。

    【気づき】
    賢く生きるために身につけるべき考え方は、どんな物事にもすぐ着手すること。物事をすぐに理解し、喜んで始めること。最初を正しく始めれば、物事の成功確率を高めることができる。

  • 人としての基本中の基本
    全てが必要と感じた。
    買って何度も読み返したい。心のバイブル

  • 賢人の知恵とは「賢く生きる」ことであって「正しく生きる」ことだけでは決してない。
    そう考えると正直者や嘘に潔癖な人よりも人生を柔軟に対応できる賢い人物が競争社会の中で本当の頂点に立つのであり立つべきである。
    ここで間違えないでほしいのは「正直者はバカ」なのではないと言うこと。
    正直とは善に必要な要素であって文末にある「善を持って生きることで人は完成する。」には全面的に同意します。

    哲学書は難しくなりがちなジャンルであるがこの本の最もいい部分はひとつのテーマに対して1ページの簡潔さでしょう。
    なにか哲学書を読んでみたいという興味程度であれば絶対のオススメですし、むしろはじめから無駄に敷居の高く難しい哲学書は読まない方がいいでしょう。
    子供にも読んでもらいたい良書です。

  • 大変読みやすい。たまに、気に入った金言を読みなおすといい。

  • 不器用な人におススメ!

  • 自己啓発本の類でも結構冷めた内容で、実は自分の頭の中のほうがポジティブなんじゃないかと思った。

    哲学的で、全てを悟りきったおじさんが飲み屋で話してくれそうな感じ。

    パラパラと読むぐらいがちょうどいい。

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