なぜ、その人に惹かれてしまうのか?―ヒトとしての恋愛学入門
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2007年5月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887595552
作品紹介・あらすじ
ヒトが「恋愛」をすることは、ロマンティックな理由からではありません!
他の動植物と同じ有性生殖として、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を駆使し、優秀な遺伝子を持つ異性を選ぶ行為なのです。
本書では進化政治学の立場から、恋愛と五感の関係性を実証した研究データをもとに、「なぜその人を好きになってしまうのか」「モテるのか」といった恋愛メカニズムを、わかりやすく解き明かします。
感想・レビュー・書評
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2023/09/12 Kindle Unlimited
ふーんという感じ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
恋は五感で行うことが大事であると勉強になりました。(分かってはいたが、男性の場合は体力と経済資源はかなり大事。ある意味学歴よりも)
例えば聴覚なら声の出し方や話し方を学ぶことで、魅力あるコミュニケーションを演出できると。
嗅覚ならあくまで自然な清潔感を意識し、香水など人工的な匂い剤はつけないこと。
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シンメトリー最強
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早稲田大学で恋愛学を教えている教授の著書。
男女別に人を好きになる原理や仕組みを解説。
シンメトリーが好まれる、男性は経済力があるほうが持てる、五感別に男女が異性に惹かれるポイントを解説。 -
タイトルに惹かれて借りたんだけれど、同性とか老齢の恋愛については一切なかったような(読み落とし?)
相手が同性や、老齢同志の『惹かれる』所以についての方が更に謎になった。
副タイトルの「ヒトとしての恋愛学」というのは生殖に関わるヒトという括りだったのか~。
でも一応読んでおいて損ではない。ような。 -
心理学というよりは生物学チック、遺伝子レベルの話からなぜそういう心理(=人への情愛)になるのかを考えるための本。
専門的な話題も程よく触れられており噛み砕いて理解しながらも、章末Q&Aなどで楽しく読み進められる -
基本的には“ヒト”を生物学的に見た恋愛のお話 娯楽本の一面もあり読みやすい良書 印象に残った言葉は 「ヒトは言葉によって自分の過去も、現在も、未来も変えることができますが、言葉を持たない動物にとって伝えられるのは、『現在』の姿だけです」
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五感をフル活用する。
優良遺伝子は最強。
触れる、キスは長生きにつながる。
大体、似た者同士。
恋は難しい。
出会い、行動にうつすに尽きる。 -
ヒトとしての恋愛学入門。
科学的論拠に基づいた恋愛論で、進化生物学、遺伝学、進化心理学etc.により、面白く恋愛が科学されています。
まるまる文系脳の私でも、わかりやすく、面白く読めました。 -
うーん。感覚や脳の働きから恋愛を説く本が沢山出てるから新鮮味は薄い。
淡々と文字とごく簡単な資料で綴られているので、読んでから 恋愛にここを取り入れようっ!!なものは無かった。
この本に私はときめかなかった(^^;;と言えるわ。