なぜ、その人に惹かれてしまうのか?―ヒトとしての恋愛学入門

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887595552

作品紹介・あらすじ

ヒトが「恋愛」をすることは、ロマンティックな理由からではありません!
他の動植物と同じ有性生殖として、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を駆使し、優秀な遺伝子を持つ異性を選ぶ行為なのです。
 本書では進化政治学の立場から、恋愛と五感の関係性を実証した研究データをもとに、「なぜその人を好きになってしまうのか」「モテるのか」といった恋愛メカニズムを、わかりやすく解き明かします。

感想・レビュー・書評

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  • 2023/09/12 Kindle Unlimited
    ふーんという感じ

  • 恋は五感で行うことが大事であると勉強になりました。(分かってはいたが、男性の場合は体力と経済資源はかなり大事。ある意味学歴よりも)

    例えば聴覚なら声の出し方や話し方を学ぶことで、魅力あるコミュニケーションを演出できると。
    嗅覚ならあくまで自然な清潔感を意識し、香水など人工的な匂い剤はつけないこと。

  • シンメトリー最強

  • 早稲田大学で恋愛学を教えている教授の著書。
    男女別に人を好きになる原理や仕組みを解説。

    シンメトリーが好まれる、男性は経済力があるほうが持てる、五感別に男女が異性に惹かれるポイントを解説。

  • タイトルに惹かれて借りたんだけれど、同性とか老齢の恋愛については一切なかったような(読み落とし?)
    相手が同性や、老齢同志の『惹かれる』所以についての方が更に謎になった。
    副タイトルの「ヒトとしての恋愛学」というのは生殖に関わるヒトという括りだったのか~。
    でも一応読んでおいて損ではない。ような。

  • 心理学というよりは生物学チック、遺伝子レベルの話からなぜそういう心理(=人への情愛)になるのかを考えるための本。

    専門的な話題も程よく触れられており噛み砕いて理解しながらも、章末Q&Aなどで楽しく読み進められる

  • 基本的には“ヒト”を生物学的に見た恋愛のお話 娯楽本の一面もあり読みやすい良書 印象に残った言葉は 「ヒトは言葉によって自分の過去も、現在も、未来も変えることができますが、言葉を持たない動物にとって伝えられるのは、『現在』の姿だけです」

  • 五感をフル活用する。
    優良遺伝子は最強。
    触れる、キスは長生きにつながる。
    大体、似た者同士。
    恋は難しい。
    出会い、行動にうつすに尽きる。

  • ヒトとしての恋愛学入門。
    科学的論拠に基づいた恋愛論で、進化生物学、遺伝学、進化心理学etc.により、面白く恋愛が科学されています。
    まるまる文系脳の私でも、わかりやすく、面白く読めました。

  • うーん。感覚や脳の働きから恋愛を説く本が沢山出てるから新鮮味は薄い。

    淡々と文字とごく簡単な資料で綴られているので、読んでから 恋愛にここを取り入れようっ!!なものは無かった。
    この本に私はときめかなかった(^^;;と言えるわ。

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著者プロフィール

群馬県出身。埼玉県立松山高等学校を経て1979年早稲田大学政治経済学部政治学科卒。1984年ボストン大学政治学修士号取得。1993年オレゴン大学国際関係修士号取得。オレゴン大学政治学博士号(Ph.D.)取得。米国アイダホ州立ルイス・クラーク大学助教(tenuretrackAssistantProfessor)、オレゴン大学認知科学研究所客員准教授(visitingAssociateProfessor)、早稲田大学国際部准教授・教授を経て、2004年より早稲田大学国際教養学部教授。メディア出演の機会が多い。

「2021年 『恋愛・結婚でうまくいっている人の5つの習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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