「手紙屋」 ~僕の就職活動を変えた十通の手紙~ (喜多川 泰シリーズ)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
4.16
  • (966)
  • (787)
  • (425)
  • (55)
  • (21)
本棚登録 : 9383
感想 : 936
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887595705

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 大企業に就職しようが、小さな会社で働こうが、誰が偉いとか決めるのは間違い。与えられた環境でどれだけ情熱を注げるかが自分の将来を決める。けど起業したい気持ちになったなあ〜〜〜就活で悩める大学生に読んでほしい一冊

  • 就職前に読む本としては最適かなと思う。

  • 働く意味とは何か、はっきり書いてある。人生の指針になる本。

  • 本の虫な中学生女子に勧められて読みました。

    うーん。金言の宝庫ですね。「新規フレーズ投稿」を何度タップしたことか。
    初めて読む作家さんなので、どんな人か調べてみたら、塾の先生をされてた方なんですね。そして、めっちゃイイこと言いそうなお顔をされている!笑
    ホームページもなんてオシャンティーなんだ!


    なのに。読み終わるのに異常に時間がかかってしまったのはナゼダロウ。

    自己啓発の要素が濃いからでしょうか。というかうっすらストーリーの味付けをした自己啓発本なんですね。そもそも自分の苦手分野でした。
    ここまで金言の宝庫だと、中にある一つ一つの金の輝きが目立たなくなる、と感じてしまうんです。だから自己啓発本が向いてないんです。
    自分の中の宝石箱キャパが極小であるが故ですね。

    すっごくいい本である。それは大前提。

    でも、毎日のように六本木駅の地獄階段をリクルートスーツ&ヒールで駆け上り駆け下りることができていた就活時代が遠く霞み、何もない平面でコケてしまえるように仕上がった今の自分には………。
    彼の言を借りるなら「そんな理想論では現実は生きていけないよ」。これが近い。
    あんな9通の返信が書けるようなピュアボーイは良からぬカルトの勧誘にも目をキラキラさせて引っかかっちゃうんじゃないかと心配にすらなってしまう始末。

    手紙屋に言わせると、そんな私は本体が見えないくらい埃が積もってるんだろうなぁ〜。動いているとは気づけないくらいの速度では動き続けてはいるんだがなぁ〜。

    でも、どうかこれらの無数の金言が刺さりますようにと著者が願っているのは、「今」自分の前に広がる道に目を向け始めた人たちなんですよね。

    事実、私にこの本を進めてくれた中学生女子には、素敵なPOPを作成して他者に知って欲しいと思い、行動するくらいに刺さってますからね。

    ただなぁ……対象者の多くは本が、文章が読めないんですが、どうしたらいいかですか。喜多川さん!!

  • 「手紙屋」 喜多川泰(著)

    2007 8/15 第1刷
    (株)ディスカヴァー・トゥエンティワン
    2019 6/20 第28刷

    2020 3/2 読了

    28刷を誇る喜多川泰の代表作。

    夢を叶えるということ。
    生き甲斐を感じる人生の意味。

    幸せとは。

    喜多川作品はどんな時にも
    ブレることなく
    惜しげも無く読者に丁寧に伝えています。

    ところどころ占い師であるぼくとは
    意見の相違もありますが

    核である部分は同じ。

    みんな遠慮なく自分らしく
    人生エンジョイしたらいい!

    このくらいで喜多川泰は良いなかぁ^^;

  • ダメだな、この手の話を私は素直に読むことができない。
    最終目的は起業。それはこの本の主人公が自分で選んだ目標、という体になっているけど、明らかにそこに引っ張って行こうとしているように思える。もちろんそれもひとつの選択肢だと思うけど。
    何よりの違和感は、「報酬なんてなくても構わない」という論調だ。
    もちろん、奉仕から信頼を得て、最終的に自分に見合った報酬を得ることができる場合もあるだろう。
    でもそれは、報酬を得る相手もその価値観を持っていた場合に限られる。
    価値観を認めた相手じゃないと無償で奉仕とかしないだろうから大丈夫ってことなのかもしれないけど、最初から無償が当たり前になってしまうと、人間それに慣れてしまうものですよ。
    無償の奉仕を当たり前とするようになってしまうと、その先には闇しかない。

  • 就職活動に出遅れ、将来に思い悩む、平凡な大学4年生の僕はある日、書斎カフェで奇妙な広告とめぐりあう。その名も『手紙屋』。たった10通の手紙をやりとりすることであらゆる夢を叶えてくれるというのだ。 平凡な人生を変えたい!目に見えないけれど確実に立ちはだかる壁を取りのぞきたい! そんな思いに突き動かされるように、僕は『手紙屋』に手紙を書き始めた……。 働くことの意味とは? 真の成功とは? 幸せな人生とは? 明日をよりよく生きたいあなたへ贈る感動作。 「物々交換」「自分に向いているものを探さない」「思いどおりの人生を送る」「あなたの称号」etc.明日を変える10の教え。

    読みやすい本だった。何のために、何をするために、など転職を考える人や将来を考える人にはささるかなと。1番近くに居た手紙屋さん、きっと誰もがそんな風に見てくれている人が身近で手紙屋さんのように応援してくれるなら頑張れるのにな!

  • 読んだ後に前向きになる本
    こういう心持ちで就職活動すればよかったのか〜、この本を読んで就職活動したら結果は変わったのかな?と戻りたいような(戻りたくないような…)気持ちになりました。
    就職活動に限らず、これから生きていくうえでも心に留めておきたい言葉がたくさんありました。
    物事の捉え方次第で人生って変わるんですね、今が一番若いという気持ちで人生取り組みなおしたいなと思いました。
    他の作品も読んでみたいです。

  •  「就職先が制限された将来への入り口ではない」だからどこへ行っても自分のやりたいことはできる。就職はゴールではなくスタートである。
     私は小学校から中学校、高校、大学に進学する度にどんどん自分の道を狭めていき、就職はその狭めた道の先に見えるものだと考えていた。だから就職のその先に道の選択肢はないと考えていた。だからこの言葉を読んで驚いた。就職してから自分の考えを実行し、夢を叶えることができる。もし本当に合わなかったら転職することもできる。就職は夢を叶えるための手段であってゴールではない。だから、
     「 職場は性格で選ぶ。どうやって多くの人から必要とされようとしているのか」
     会社は人と同じである。どんな職種であっても目標に共感でき、この人と一緒に頑張りたいと思えるような会社を選ぶべき。向いてると思う職業なんて幻想であり、実際にやってみないと向き不向きはわからない。
     「向いてなくてもいいから、その会社の活動が自分をワクワクさせる。そんな会社を選ぶ」
     私も就職活動の際にはこれを基準に会社を選びたいと思う。
     「失敗した人は才能を理由に挙げる。成功した人は情熱を理由に挙げる。」
     私の周りでも、失敗した人は自分には向いていなかった、才能がなかったんだと言っている人はいるし私もそうだった。でも、よく考えてみると私はその失敗したことに情熱を持てていなかったのかもしれない。どうして1番にならないのに続けているんだろうと私が不思議に思う人がいる。この人は私が失敗して辞めたことをずっと続けている。私はその人はそのことに周りの人より才能はないと思っているし、私よりも向いていないとも感じる時がある。しかし、その人は明らかに私よりも情熱を持って続けている。まだ成功と言えることは成し遂げていないが、もし成功しなかったとしても、この人にとっては”情熱を持って続けたこと”という経験自体が成功なのかもしれない。諦めずに続けたことは何物にも変えられない財産になるだろう。
     私は今学生であり、情熱を持てることを探すチャンスはたくさんある。様々なことにチャレンジし、自分の情熱を持てることを見つけてそれをかけがえのない経験としたいと思う。

  • 若い時に読んでおくべきだった小説。

    もっと早い段階から本を読む習慣があれば、この本と早く出会うことでできたはずなのに・・・

    でも、今この本に出会えたことに感謝です。
    働き方の考え方が180度は変わるはず。

    ぜひ、若い方まずはこの本を読んでみてください。

全936件中 51 - 60件を表示

著者プロフィール

1970年生まれ。愛媛県出身。東京学芸大学卒。2005年から作家としての活動を開始。『賢者の書』でデビューする。10年『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』が13万部のベストセラーとなり、映画化、舞台化された。「喜多川ワールド」と呼ばれるその独特の世界観は、小学生から80代まで幅広い年齢層から愛され、その影響力は国内にとどまらず、多数の作品が台湾・韓国・中国・ベトナムでも翻訳出版されている。執筆活動だけではなく、全国各地での講演やセミナーも開催している。主な著書に、『おいべっさんと不思議な母子』『One World』『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』『[文庫]福に憑かれた男』『君と会えたから……』『手紙屋』『株式会社タイムカプセル社』『運転者』等がある。

喜多川泰の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊坂 幸太郎
アレックス・ロビ...
万城目 学
麒麟・田村裕
桜庭 一樹
瀬尾 まいこ
島本 理生
瀬尾 まいこ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×