中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚 (ディスカヴァークラシックシリーズ)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2007年12月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887596030
感想・レビュー・書評
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現代でも読み継がれるだけあり内容としては過不足ない。
人としての生き方を説き、単なる善人でもはたまた悪人でもなく中庸であることを目指すべきなのかと受け止めた。
ただ、エッセンシャル版よりも詳しいが特にこの本ではなくても良いかと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
沁みます。
読み続けて、自分の片隅に置いときたい一冊です。 -
13.8.17 プレジデント 小宮氏が重読する書籍
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400年ほど前、明の洪自誠が「儒教・仏教・道教」を学んで書いた、心の持ち方に関するアドバイス。世の中はプラスマイナスゼロなので、頑張りすぎないこと、名声を追い求めないことなど、現代社会で疲れた心を癒してくれるメッセージ。でも人間って頑張っちゃうんだよね〜。無理のない範囲で頑張りましょう。
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本書のはじめに、「『菜根譚(本書の原本で中国古典)』は、田中角栄、五島慶太、吉川英治、川上哲治らの愛読書であった」とある。読了して、その意味の深さを私なりに理解した。 人臣を極めた(人臣を極めなくとも)人の多くは、多かれ少なかれ、自我の肥大を起こしてしまう。その地位ゆえに、この肥大が暴走の域に達しても誰もそれを止めてはくれない。そのことに気づき、それに恐怖を感じ、晩節を汚すようなみっともないことをしたくないと思ったのが、上記した彼らだと思う(実際に出来たかどうかは別として)。だから、「菜根譚」を座右にした。座右にして、自我の肥大を省みた。「菜根譚」とは、このような本である。本書は、その意訳本である。従って、己の戒めのための本であるといってよい。最近、暴走気味の方にお勧めする。 ちなみに、菜根譚とは、「人よく菜根を咬みえば、すなわち百じなすべし」という言葉に由来する。意味は、「硬い菜根をかみしめるように、苦しい境遇に耐えることができれば、人は多くのことを成し遂げることが出来る」。
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拾い読み程度でいいです。
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中国に住んでいた間に教えてもらった本。道徳のようなイメージだが、実際には自分を中心に考えたとき、幸福になるにはどうすればいいか、または幸福とは何かに気がつくためにはというテーマの、自己啓発本または心を落ち着かせる本のようなイメージ。最近流行りのマインドフルネスにも通じる考え方だ。あまり欲にばかり気がいくと疲れるよ、そうではなくてもっと穏やかに世の中を見てみなさいよ。幸せってのは、お金とか地位とかではなく、ただゆっくりと日々を過ごせることなんだと思うよという感じ。
「耳に痛い忠告や小言を常に聞き、心の中に思い通りにならない物事が常にあってこそ、自分を磨き、大きく成長できるのだ」
質素で、苦労を厭わず、ゆとりも持つ。心の持ちようをしっかりと噛みしめるように教えてくれる書である。
「人格は、人を受け入れる度量が大きくなるにつれて高まり、度量は、見識が深まるにつれて大きくなる。」人格を高めるには、度量を大きく、つまりは見識を深めなければならない。心穏やかに、広い心で。
忙しいと、必ず飛んでしまうこの本の主旨。如何なる状況にあったとしても、焦らずに、ゆっくりと幸せを願う。日々過ごせることに感謝して、穏やかに。 -
道徳本みたいなものはあまり好きではないが、さすが各界の著名人が愛読していた1冊。とてもバランスが取れていて、恐らくどんな境遇、心境の時にも何らか支えになってくれ、自分を前向きに、成長に導いてけれるだろう言葉が見つかる気がする。
今回はフラッと行った本屋でのジャケ買いだったが違う訳も読んでみたい。 -
口は心の門。