思考のボトルネックを解除しよう!

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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本棚登録 : 692
感想 : 84
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887596481

感想・レビュー・書評

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  • ===読んだ動機===
    自分のバカの壁を超えるようなヒントが書かれているのかと。

    ===読んだ箇所===
    P60まで(1章~3章序盤)と7章(さらっと)

    ===どんな読み方がよいか===
    読むならP42まで。ただ正直読まなくていいと思う。

    ===感想===
    2008年の時代だと目新しい知識だったかもしれない。いま読む場合を想定して評価した。MECEとか7つの習慣の時間管理マトリクス、3C分析など耳タコの話。今はマンガでわかる系やその他多数で、この本よりもっと簡潔にまとめられているので、この本はもう過去の遺産と思った。ちなみに終盤は個人的な感想みたいなのが多くて、眠たかったのかなと思った。例えば好奇心の章は、わかないものは仕方ないみたいなw

    ===要約===

    ===目次===

    ===興味深かったポイント/メモ===
    ・ボトルネックがシステム全体のアウトプットを決める(一番レベルが低い人で全体のアウトプットが制限される。工場のラインでひとりできない人がいるとそれ以上生産できないような話)
    ・できる人が頑張っても、無駄になる(工場の例で言うとストックが無駄に増えてしまう)
    ・ボトルネックは移動する(できないAさんがBさんを追い抜くと、Bさんがボトルネックになる)
    ・思考のボトルネック3つ:知識(情報/技能/手法)、選択(認識/選択/前提)、生/活力(健康/習慣/好奇心)。これらはそれぞれが制約し合う。

  • 今までの考えの枠組みを外す、目から鱗という内容を期待したが、そのような内容はなく、地に足のついた考え方の本だった。
    今まで、様々な知識を仕入れ、その使い方(ロジカルシンキングのフレームワーク)などの本を読んだが、それのまとめ、考え方の整理として役に立った。
    この本では、「材料(知識・情報)」「手法(知識の使い方、選択)」「活力(健康・好奇心)」のうちどこかひとつでも足りないものがあると、それがボトルネックになるので、どこが欠けているか考え、それを補っていきましょう、という内容です。
    広く浅く、様々な思考法について網羅的にふれているので、自分にどこが欠けているのか見直すことに役立ちます。
    個人的には、『議論の前提を揃える(要件定義・スコープ)』あたりの話がためになりました。

  • 良い。
    社会人にぜひ読んで欲しい本。
    新社会人には優先的に読んで欲しいかも。と、思うくらいオススメ出来る本。

    ありがちな思考のボトルネックを読みやすく分かりやすく解説していて、読み進める度に気付かされることが多い。

    周囲との考え方に違和感覚えている人にはぜひ読んで欲しいですね。

  • ECRSのことを調べて出会った本です。初歩的なことですがわかりやすく書かれていました。
    本の紹介がたくさんあって、さらに幅を広げることができそうです。
    選択することが岐路になるのは、どのようなことでも一緒ですね!
    自分を俯瞰してみる機会になりました。

  • 非付加価値時間最小化
    Eliminateなくせないか?
    ・通勤
    ・会議
    ・顧客のところへの移動
    ・テレビ
    Combineいっしょにできないか
    ・食事→人からの情報収集の場
    ・通勤・移動→読書、オーディオブック
    ・会議→資料の読み込み
    ・外注化
    Re-order順番を変えられないか
    ・種々の予約の活用
    Simplify単純化できないか
    ・標準化

  • 若手社会人向け。思考の定番フレームワーク等の紹介と、経験や試行錯誤することの大切さを説いている。7章の、高みを目指し選択のボトルネックを破ることを説く部分、自分で天井を決めるなという旨の内容は若手じゃなくても響いた。

  • 2章まで読了。

  • 思考のボトルネックを解除しよう!
    著:石川 和幸

    「思考のボトルネックが、人生の限界をつくっている」
    お金や時間をいくら使っても、思考の「ボトルネック」が限界になる。貴重なお金と時間が浪費されかねない。

    学んだことを最大限に有効活用したい、「人生を楽しく生き、やりたいことをやり、たくさんのことを達成できるようになりたい」と考える人は、さまざまな思考の「ボトルネック」に気付き、それぞれの「ボトルネック」に対処し、ときに、解除しながら、最大の効果を生むことが重要である。

    本書の構成は以下の8章から成る。
    ①ボトルネックって何だ?
    ②「知識」のボトルネックを分解する
    ③情報のボトルネックを解除せよ
    ④手法のボトルネックを解除せよ
    ⑤技能のボトルネックを解除せよ
    ⑥「知識」のボトルネックを改善しよう
    ⑦「選択」というボトルネック
    ⑧最後のボトルネック「生/活力」のボトルネック

    ボトルネックとは隘路のこと。
    システムのアウトプットが制限される制約条件のこと。
    改善を図る上で上記の概念を意識するとしないとでは大きな違いがある。そしてそのボトルネックを改善すれば違うところにそのボトルネックが移行するという認識も大切なことである。

    組織のボトルネックだけはなく、それを自分に落とし込み、「知識」のボトルネックという概念を用いれば自己の成長を大きく加速させることも出来る。

    ボトルネックだけを改善すれば世の中すべてが良くなるというわけではないが、真因や肝といった本質的な改善を図る中で必須の概念である。

    体系的にまとめられ、最終章ではロジカルではなく、気持ちや情熱まで説いてくれる良書。読み直すためにも手元に置いておきたい。

  • ボトルネックとは、隘路のこと
    ボトルネックがシステム全体のアウトプットを決める。同一システム内では、ボトルネック以外でがんばっても無駄
    言葉は素材、言葉は道具、言葉は武器
    持たないものは、持つものに支配される
    人間には寿命があります。病であれ、事故であれ、寿命であれ、いつか終わります。ほんの短い間しか生きられれないのです

  • 自己啓発
    ビジネス

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著者プロフィール

早稲田大学政治経済学部政治学科卒、筑波大学大学院経営学修士。日本能率協会コンサルティング、アンダーセン・コンサルティング(現、アクセンチュア)、日本総合研究所などを経て、サステナビリティ・コンサルティングを設立、代表を務める。専門は、ビジネスモデル構想、SCM構築・導入、ERPシステム導入、管理指標導入、プロジェクトマネジメントなど。
著書に、『この1冊ですべてわかる SCMの基本』『図解 生産管理のすべてがわかる本』『この1冊ですべてわかる 在庫マネジメントの基本』『図解でわかる 販売・物流管理の進め方』 (以上、日本実業出版社)、『だから、あなたの会社の「在庫改善」は失敗する』(日刊工業新聞社)、『思考のボトルネックを解除しよう! 』『「見える化」仕事術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『エンジニアが学ぶ物流システムの「知識」と「技術」』『エンジニアが学ぶ生産管理システムの「知識」と「技術」』(翔泳社)など多数。

「2021年 『しくみ・業務のポイントがわかる 現場で使える「SCM」の教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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