- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887596733
感想・レビュー・書評
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しあわせのスイッチについて知りたくて読書。
外にあるものに幸せを求めず、中にあるすでに持っているものを感じるために、一度、立ち止まり、自分を内を見つめてみる。それで見えるもの、感じるもの、発見するものがある。
周りや世間の波に流されずに自分だけの大切なものを知り、大切にする。
周りを幸せにするためには、まず自分が幸せにならないといけない。心を平らに、水平にして、精神を安定させること。
そんなことを考えた。
読書時間:約10分詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ふとしたときに読める本!
ほっこりします^^ -
27歳の時に仕事で行き詰った時、大学の友達がプレゼントしてくれた1冊です。
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わかりやすくシンプルなコトバで、でも、何だかあたたかい。
読んでいるうちに、心がやわらかくなって、しあわせな気持ちになれる。
この本は、こころが弱っているときに、ちょっとしたことで気持ちが楽になる。
辛い気持ちを無理やり乗り越えるのではなく、いろいろな頑張り方・悲しい気持ちの寄り添い、そういうようなものをそっと教えてくれるそんな一冊。「時間はお薬」という「時間」の過ごし方を教えてもらっているような気がします。
また、この本のサブタイトルが「ココロの中の家電」です。考えることがとても面白いです。はじめに、なんで家電なの?と疑問をもったのですが、読んでいくうちに吉井春樹氏ご本人の答えが用意されています。便利で役に立ってくれる家電製品の数々のように、ひょっとしたら、心の中にも家電みたいに便利な機能が備わっているんじゃないだろうか…?―そうして生まれたのがこの1冊です。
私のお気に入りのフレーズ、”つらい思いは……→「冷凍保存」”
これは、哀しい気持ちになったときの扱い方が、吉井流のあたたかなコトバで綴られています。(p13-15)「たとえば、あまりにも哀しいことが目の前で起こったとき、あなたならどうしますか?受け入れなくては……と自分を追い詰めてしまったり、よくあるかもしれませんね。一時的に凍らせて、時期を待って、ゆるやかに解凍できる日がくるまで、保存して、いいんだよ。そうできる人に出会うまで閉じてしまっていても、いいんだよ。」
そんなふうに、寄り添ってくれるコトバたちが、この本にはほかにもたくさん載っています。心が疲れたり、何もかもが嫌になったりしたときに、何度も読み返しています。吉井さんのコトバは、疲れて傷ついた心にやさしくじわじわと沁みてきます。孤独に一人戦っていると感じる時も、この本を読めば、一人で頑張っていても、ふたり。なんだか読んでいるうちに、そう感じさせてくれる本です。(岩元) -
気持ちを家電や携帯電話などに置き換えて考えて
もっと優しい和やかな気持ちになってみる。
そんな詩が沢山つまっていて私はすきです。