I met a boy.父の日に、バンビ公園で。

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887596818

感想・レビュー・書評

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  • 過去の自分に今の自分は誇れるのか。
    仕事に対して情熱ややる気が少なくなってる自分にも重なる部分がありハッとした。
    よしっ 頑張ろう!!読み終えた今そう思える。
    さわやかな気持ちになれた。

  • もうちょい刺激が欲しかった。
    でも人間って変わるきっかけってたった一つの意識で見える景色はガラッと変わるんだなって思った。
    ピンチの時にこそ前に出ろ。自分に言われてる気がした。失敗しない人生のほうが起伏がなくてつまらない。そう思った。それこそ世界が変わるのを待つよりも自分が変わるほうが早いし自由で楽だ。
    人生は今、ここにある。決して突然現れない。
    もっとかっこいい自分でありたい。
    そういった自分の想いに素直な人間でありたい。

  • 「世界が変わるのを待つよりも、自分が変わる方が早いし自由だ。攻めるのはいつも自由だけど、守るのは不自由だ」
    「僕はいつもより2時間早く駅の改札を通り抜けた。その時間の駅は僕の知っているいつもの駅とは違った顔をしていた」
    「どこかで5年生の頃の自分が僕を見ている。たとえ今、どこかで少年に出逢ったとしても、胸を張って言うことができるだろうか」

  • 小さな勇気と、明日がんばる元気が
    湧いてくる自己啓発ファンタジー

    会社で落ちこぼれの主人公の家に
    届いた一通の手紙

    そして、公園で不思議な少年と出会う

    まわりを変えるのは難しい
    自分が変わることは出来る

    僕の人生は他のどこかにあるのではなく
    今、ここにある

    もっとかっこいい自分でありたい
    だから、変わろう


  • 本書の主人公は、就職活動36連敗の末、冴えないサラリーマン生活を送る青年、篠崎浩平。

    そんな彼の人生を変えたのは、「バンビ公園」で出会った不思議な少年でした。

    少年の真っ直ぐでひたむきな生き方から、浩平は忘れかけていた、大切なことを思い出していきます。

    そして、これまでの自分を変える決意をします。

    今ある人間関係、職場の環境を変えるのではなく、自分自身が変わる。

    そうすることで、これまでと同じ日常が180度変化するのだと思うようになっていきます。

    「世界が変わるのを待つよりも、自分が変わる方が早いし楽かもな」

    という浩平の言葉が印象的でした。


    私も本書を読んで、起業したときのことを思い出し、自分が変わることの大切さを改めて学びました。

    全ては、自分次第なのですね。


    私も自分自身を変化させながら、この少年のように毎日を生き生きと歩んでいきます。

  • 世の中に怖いと決まっていることはない。怖さはいつだって人の心で作られる。

    イメージするのとしないのでは、素振りの意味が違う。人は思った通りの行動しかできない。いいイメージをもちながら練習する。

    変わることは悪いことではない。ただ変わることで大切なことが見えなくなってしまうこともある。もう一度大切なものをよく見る。

    ピンチのときこそ前に出ろ。

    生まれ変わるなら生きてるうちに。

  • 基本的には大人の「僕」が小学五年生のときの「僕」に感化される、といったものでした。多くの人が(自分も含め)何かしらの夢を小さなころは持っていたはずなのに、いつからかその夢を忘れて妥協に甘んじる生活をするようになってしまう、それどころか妥協していることさえ忘れてしまっていると考えました。なかでも主人公の父の言葉として「正しいことを正しい、間違っていることを間違っているっていうのは、勇気がいることだ。それでも、たとえ一人だとしても、声をあげなきゃいけないときがある」があるのですが、いわれれば当たり前だけれど実行できていないし、自分の場合は実行できていないことさえも忘れてしまっていた気がします。これは先の妥協すら忘れていることの典型例であり、印象深く残りました。
    さらっと読める程度の分量なので読んでみてもよいのではないかと思います。

  • 現れた少年は昔の自分。
    設定はちょっとファンタジーなとこがあるかなって思ったりもしますが、仕事やプライベートで何をやってもうまくいかなくイヤになる時は誰でもあると思いますが、そんな時に昔の自分が今の自分を見たらどう思うか考えさせられ、子どもの時になりたかった自分になりたいと思える作品です。

  • 子供の頃に亡くなったお父さんを思う。

  • 喜多川泰さんの作品を読みだしてから、Amazonのあなたへのおすすめに何度も出てくるし、カバーもかわいらしく印象的で、先日から通っている親学塾でも販売されていた本。
    著者のプロフィールは詳しくは紹介されていなくて、おそらく、喜多川さんの聡明舎に関わりの深い方だと思う。


    大学を卒業して五年後、郵便受けに不思議な手紙が届く。
    子どものころよく遊んだ『バンビ公園』で待ってます。という子どもの字で書いたような手紙。

    その子どもは、ネタバレやけど予想通り小さい頃の自分。
    今の自分に必要だからと、お父さんに言われてやってきたという少年は、今の自分がどんな自分なのかついて回る。

    36連敗の就職活動で、たまたま内定した会社でうだつの上がらない毎日を送っていたこともあり、嘘をついて期待を膨らませてしまうが、すぐにバレて泣かせてしまう。

    子どものころは、自分の可能性について疑うこともなく、もしその夢がダメでも、なにか違うカッコいい仕事をしているはずと思っていたのに、大人になると可能性なんて思い出すこともなく、大人ってこんなものだと思い込んでしまう。

    生まれ変わるなら、生きてるうちに!

    そう思い、本を読むこと、朝早く起きること、机の周りをきれいにして仕事に臨むこと、勉強して知識を増やすこと、人とよく話すことを実践する。

    さらに五年後、別人になった自分は、人の幸せに貢献することや問題を解決することがうまくなった。


    人が悩んでいるとき、その答えやどう行動すればいいのかってことは、すでに自分の中ではわかっているもの。
    それを導きだしてやりさえすれば、人は動きだし、幸せにむかって進み始める。

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著者プロフィール

1980年、佐賀県武雄市生まれ。
横浜国立大学卒。
まったく新しい塾の在り方を追求している横浜市の学習塾「聡明舎」で、
中高生の指導にあたっている。

2008年に『I met a boy. 父の日に、バンビ公園で。』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)で作家としての活動を開始。独特のファンタジー自己啓発小説として、注目を浴びる。
続く『ブレイクスルー』(現代書林)では、若者たちの現状突破ストーリーを爽快に描き、幅広い読者層からの支持を得る。
『ブレイクスルー』の出版以降、執筆活動だけでなく、
「一歩踏み出す勇気」をテーマとした講演活動を行うなど活動の幅を広げている。


「2016年 『君が勇気をくれた 九回裏のフルスイング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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