マインドマップ読書術 (トニー・ブザン天才養成講座) (トニー・ブザンのマインドマップ)

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887597075

作品紹介・あらすじ

本、web、メール、新聞、雑誌、ビジネス文書…膨大な情報を確実に成果につなげる読書の技術。4倍以上速く本が読める!理解し、記憶し、活用できる!!読書のすべてを解決するブザン・メソッドの集大成。

感想・レビュー・書評

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  • 視覚的感覚的に分かりやすい。
    全体を統括的、鳥瞰的に表現できる。

    ・知らない単語、意味が分からない言葉⇒下線、印、最後まで読んで調べる必要があれば、そのときに調べる
    ・準備⇒読書ツール、セットを用意しておく
    ・目標を紙に書き出す or 「酷評法」を使う
    ・その本に何を求めるか?⇒目標の形でも良い、質問形式で書いても良い。

  • 0 どんな本?
    速読の本。マインドマップの話はあまり無い。
    マインドマップの書き方を知っている人が読むのが
    良いと思う。

    1 何で読んだの?
    (1) マインドマップを読書に活かしたいから。
    (2) 読書ノートにマインドマップをとり入れる方法
    (3) 読書効率が質、速度の両面で上がった状態

    2 構 成
    全5章90頁。読書速度は練習と工夫で上がる事
    から始まり、マインドマップ読書ノートで終わる。

    3 著者の問題提起
    読書の仕方を工夫すれば読書効率は上がる。

    4 命題に至った理由
    読書速度に不満があった著者が幼い頃に読書速度
    は一生変わらないと教師に教育を受けたが、研究の  
    末訓練次第で上がる事がわかったから。

    5 著者の解
    読書の目的及び時間設定をして下読み後マインド
    マップを作成して詳細を読む。速度も効率も上がる。

    6 重要な語句・文
    (1) 早く読むと吸収が薄い(間違い)
    (2) 全てを読まなければならない(間違い)
    (3) 読書とは自分の考えに落とし込む事
    (4) スキャニング(構成や大枠の内容を下読み)
    (5) スキミング(章毎の要約)
    (6) 詳細読み(普通に読む)
    (7) 既知の情報のメンタルマップ
    (8) 読後のメンタルマップ
    (9) わからない事は飛ばすのが吉
    (10) 戻っても時間の無駄

    7 感 想
    読んでいて次の本でマインドマップ読書法を試し
    てみたいと思った。刺さったのは読書の間違い。深く
    知りたい事は詳細読み。人に勧めるなら読書の目的
    と時間設定。タイトルはマインドマップ速読術にす
    るとピッタリだと思う。今まで読んだ読書本の読書
    準備の仕方と重複していた。今までやって無かった
    読書準備を取り入れて読書効率を上げたい。

    8 todo
    次の本で読書準備と読書ノートを作成する。


  • マインドマップの発明者であり、英国の教育者であるトニー・ブザン氏の著書。

    タイトルに「マインドマップ」とありますが、全体の6、7割は速読術に関する情報です。
    「今の読書速度を記録しよう!」という頁があるので、てっきり最後にも「じゃあこれを踏まえてもう一度測ってみよう!」となるのかと思ったら、この本を読んで予備知識を入れたぐらいでは(訓練をつまなければ)速度は上がらないのか、「一度測っただけ」でした(笑)

    測ってみたら私は360文字前後でびっくりですが……正直、個人的に緊張しやすいので「測ってる!」と思うとなかなか進めない性質らしく(言い訳じゃないですよ!笑)……。

    速度を上げる、文字数を上げる、という数字上のことだけじゃなくて、効率的に読めたらいいのにな~と思っている企画書、ビジネス本やレジュメ、新聞なんかを読むときに活用すると良い技術なのでしょうね。

    早く読むだけではなくて、速度も(練習すれば)調節できるようになるみたいなので、まずは楽しみながら、お試し程度に(?)やってみると良いのかもしれません。

  • 1か月ほど前(2020.8)に12年以上前に「マインドマップ」の生みの親である、トニーブザンによって書かれた、マインドマップ入門という本を読み返しましたが、その時に、そういえば、マインドマップを活用した読書術を紹介した本もあったことに気づき、取り寄せて読むことにしました。

    この本には、マインドマップで読んだ内容を整理する方法だけでなく、読書方法についてもアドバイスされています。読書をする目的を明確にしてから取り組む、読書スピードを上げるためのポイント、読書環境の充実等、ためになる情報がありました。

    以下は気になったポイントです。

    ・読む速度を遅くしている思い込み、1)ていねいに一字一句読むほうが良い、2)早く読むほど理解度は低くなる、3)早く読むほど集中力は低くなる、4)自分のペースで自然な速さで読むのがいちばん効率がよい(p13)

    ・ゆっくり読むと全体の意味を捉えるのは難しくなる(p15)

    ・スピードをあげるコツ、1)文字から目を離さず読み続ける、2)後戻り、戻り読みをしない、3)静止する時間を短くする、4)一度に多くの文字を読む(p29)

    ・網膜ん80%は周辺視に使われている、中心視につかわれているのは20%程度(p35)

    ・良い読書環境、1)机の配置と照明の強さ、利き手の反対側の偏り上の位置から当るようにする、2)必要となりそうな資料は手元に、3)机の高さは椅子の座面から20センチくらい、4)読むものは目から50センチはなす、5)姿勢を良くする(p57)

    ・全体の読書時間を決める、そして読書時間を区切って、その時間で読む範囲を決める(p62)

    ・マインドマップノートのメリット、1)全体像を把握しやすい、2)コンパクトにまとめられる、3)脳の記憶を助ける、4)思考と本の内容との関連付けが容易、5)復習が簡単(p75)

    ・記録できるキーワードとは、1)具体的なイメージが頭に浮かぶ、2)自分が満足、3)情報を要約している(p78)

    2020年9月27日作成  

  • 『マインドマップで旅をするトニー・ブザンの読書術』

    もはや知らない人はいないのではないかというほど認知度の高いマインドマップの発案者トニー・ブザンの提案する読書法。

    この手の本をいくつか読んでいる人間からすると、読書法として特別に目新しい情報はなかった。4倍速く本が読める!という帯に引かれたが、そんな事もなかった。残念。

    いつも通り、要約だけ。

    ◆読書スピード4倍速のポイントは4つある!
    ・文字から目を離さない
    ・後戻りしない
    など

    ◆MMOST「マインドマップ有機的学習法」
    ・学習のための読書法
    ・一回だけ丁寧に読むより、複数回読む
    など

    ◆マインドマップ読書ノート術
    ・全体像が理解しやすい
    ・記憶しやすい
    ・コンパクトにまとめられる
    など

    気になった方は、ぜひ一読を。人によっては、きっと効果が得られると思う。


    ちなみに、メンタリストDaiGoさんなんかもマインドマップを使ったりしている。

  • 精読もテクニックがあることを感じておりヒントを求め読了.ジグソーパズルを解くように読む p.67 マルジナリアで感嘆符をつける p.76 は試す.期待値が低かったせいか,この2つを得ただけで満足でした.

  • 勉強としての読書の力を最大限に引きだせる方法ではあるが、娯楽としての読書はこれですると疲れるし続かないと思った。

  • 本書はこれまでの学校教育などで教えられてきた読書法とはまったく違う読書法を提案しています。

    これまでの読書法は一字一句、行間を舐めるように読むことがよいことだとされてきました。

    ですが、本書では全く異なる方法が示されています。
    その中ではマインドマップを活用することが推奨されていますが、マインドマップを使わなかったとしても、その方法はとても興味深いものに感じられました。マインドマップのことを知っていればなお、面白いと思いますが、必須ではありません。

    速読=大雑把な理解しか出来ない、行間を読めない、という認識の方はぜひとも読んで下さい。面白いですよ!

  • 速読術を身に付けたいと前から思ってたときに、この本を図書館で見つけました。マインドマップ!1ヶ月前の期末試験の勉強でマインドマップを初めて使ってみて、応用できそうだなと感じていたので、抵抗なくこの本を手に取りました。

    内容ですが、大きく分けると、前半は「速読術」に、後半は「マインドマップの使い方」に重点が置かれていると感じました。
    速読術では、まず読書時の目の動かし方、指差し、目の機能、スキャニング・スキミング・プレビューといった読み方の違いetcについて述べられています。「AだからB」、「Bである。なぜならAだから」というように理由が明確に示されているので、納得できました。
    マインドマップでは、「読書によって得た知識を如何にして脳にインプットするか」について述べられています。

    マインドマップのことをあまり知らなかったとしても、この本ならすんなり読めるのではないでしょうか?ページ数も100ページ足らずなので、気軽にトライできると思います。

  • マインドマップ以前に読書法や勉強法についてかなりの紙面をさいている。
    マインドマップのやりかたとしていくつかのポイントが載っており、自分のものの改善につかえるかもしれない。

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著者プロフィール

●Tony Buzan (トニー・ブザン)[著]……マインドマップの発明者で、脳と学習の世界的権威。教育者として世界各国の子ども達の教育にあたる一方、マイクロソフト、ウォルト・ディズニーなどの国際的大企業のアドバイザーを務めるほか、オリンピックチームのメンタルコーチとしても活躍している。著作は100タイトルを超え、世界100カ国、30言語以上に翻訳されている。

「2018年 『マインドマップ 最強の教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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