KOKOROZASHI 志

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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本棚登録 : 65
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887597211

感想・レビュー・書評

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  • ”致知2010-1月号での紹介をみて購入。
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    T:
    P:
    O:
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    <読書メモ>”

  • タイトルの通り、志をテーマにした名言集。名言集は他にもいろいろあり、紹介する言葉を発した人物の経歴や言葉の背景などについての解説にページを割いているタイプも読みごたえはある。こちらは解説が数行程度で名言の数がたくさん紹介されているタイプで、パラパラめくって気になった言葉をじっくりとかみしめるという使い方にはいい。考え方はすでに身につけているものであっても、改めて目にすることによって補強したり、力をもらったりすることができる。

    己の立てるところを深く掘れ
    そこには必ず泉があらむ。
    高山樗牛

    行いは俺のもの。批判は他人のもの。
    私の知れたことではない
    勝海舟

    カネを残すのは下
    事業を残すのは中
    人を残すのは上。
    後藤新平

    最後の言葉はずしりと重い。評価がそのまま難易度を表しているとも思う。

    この本を購入した理由は、巻末に「全国人物記念館ガイド」が掲載されていること。著者はこの本を発行した時点で、すでに300館もの人物記念館を訪れているという。昨年には400館に達したそうだ。他人がやらないことをやり抜くことに価値があると改めて思う。

    人生とは私だけのものを作り出す道程である。

    著者の解説として掲載されているこの言葉が一番気に入った。

  • 【偉業をなした日本人のことば】

    この本もとても素晴らしかったです。
    この本は、上杉謙信から、松井秀樹、イチローまで、ありとあらゆる分野、時代の日本人が残した短い言葉がたくさん紹介してあり、どれも心をうつものばかりです。また、その短いことばにつけられた筆者の短いコメントも、とても心に残ります。
    私たち日本人として、お互いこのように過去偉業をなした日本人の「志」を大切にするべきではないでしょうか。

  • 言葉には力がある。そう、「言霊」という力が…

    何てことを考えた作品です。
    歴史上の偉人と呼ばれる人たちの言葉やその経歴、どんなメッセージが
    込められているのかを綴った名言集!!

    驚くべきはイチローや松井秀喜が入っていることでしょうか?
    多くの偉人は死後にその名を馳せる中、生きながらにして選ばれるとは…
    同じ人物の違う言葉も出てきたりしますが、これだけの言葉があれば、
    誰しも自分が欲しい言葉を見つけることができるのではないでしょうか♪

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著者プロフィール

1950年、大分県中津市に生まれる。九州大学法学部を卒業後、1973年、日本航空に入社。広報課長、サービス委員会事務局次長を経て早期退職。1977年に新設の宮城大学事業構想学部教授、2008年に多摩大学経営情報学部教授となり、2015年に同大学副学長に就任。
著書には、ベストセラーとなった『図解シリーズ』(日本経済新聞社、PHP研究所他)、『遅咲き偉人伝―人生の後半に輝いた日本人』(PHP研究所)、『偉人の命日366名言集』『偉人の誕生日366名言集』(以上、日本地域社会研究所)など100冊を超える。

「2018年 『100年人生の生き方死に方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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