減らす技術 The Power of LESS

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887597303

感想・レビュー・書評

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  • シンプルにシングルタスクで少しずつ行こう! と言う様な内容のライフハック本。
    旅先のホテルのがらんとした部屋にいると、とても気分がすっきりして色々な思索がはかどるものだが、それは部屋に何も置いてないからだ。そんな精神状態を会社でも家でもどこでも Keep するための色々な技が載っている。
    また、何かをやり遂げるモチベーションを高めるコツとして『自分を「じらす」』ってのが載っているが、これはまさにその通り! とひざを打った (言われてみればこれをして禁煙に成功したのだ)。

  • 著者は、世界トップ100にランクインする超人気ブログ「Zen Habits(禅的生活」を主宰。やることを減らしてラクに豊かに生きるシンプルライフを提唱し、圧倒的な支持を集めるカリスマブロガー。

    訳者(有枝 春)は大阪外国語大学地域文化学科卒業。主な訳書に「預言者のことば」「アメリカ新進作家傑作選」「節度ある家族」等がある。

    2007年世界ブログ総合大賞を受賞した著者。上記の主宰しているブログでは、目標達成のための技術からダイエット。借金の返し方まで等多岐にわたって取り上げている。

    主題は「シンプル・イズ・ベスト」
    著者が人生に求める「シンプル」とは、やることそのものを減らすこと。それには2つのステップを経る必要がある。
    ①大切なことを見極める
    ②それ以外のものを取り除く
    ステップについても非常にシンプル
    これだけで毎日は楽しくなり、ストレスは減り、今までより生産的になる。

    この主題を掘り下げた形で本書は構成されている。
    大きく分けて2つのパートに分かれる。
    Ⅰ.原則編
    ①制限する
    ②本質に迫ることだけを選ぶ
    ③シンプルにする
    ④集中する
    ⑤習慣化する
    ⑥小さくはじめる
    Ⅱ.実践編(テクニック)
    ①シンプルゴール
    ②シンプルプロジェクト
    ③シンプルタスク
    ④シンプル時間管理
    ⑤シンプル・Eメール
    ⑥シンプル・インターネット
    ⑦シンプル・ファイリング
    ⑧シンプル・コミットメント
    ⑨シンプル・ルーチン
    10.シンプル・デスク
    11.シンプル健康管理

    シンプルにすることほぼ難しいものはない。
    難しい文章を単純にわかりやすくまとめる。
    長い話を短時間でまとめて話す。
    多くの書類をようやくする等、様々。

    本書で紹介されている「減らすこと」はただ単にやみくもに減らすというものではなく、色々な考えが背景にあってはじめて成立する。

    それぞれの項目についてもステップや項目ごとの説明がありこれをやりなさい!!だけで終わらせておらずまずは試して自分なりにカスタマイズして習慣化させることを説明している。

    現状仕事においてはいろいろなことが並行して行われている。本書で提唱しているシングルタスクではなくどうしてもマルチタスクで業務を行なっている。だからといって無理だと決めつけることはせずその先にあるゴールを見て自分ができる範囲内で取り入れることを探しながら読むと違った発見も多く見つかったように思う。

    構成としては、後半は同じことの繰り返しを述べていた感がありだれてしまい残念ではあったが何度もでてくる説明こそ著者が単純に説明する中でも重複して説明が必要な重要なことだと割り切るのもいいのかもしれない。

    減らすことによって受ける恩恵は確かに素晴らしい。
    明日からよーい ドン!!といきたい。

  • 「ワン・ゴール方式」、「制限する、本質に迫ることだけを選ぶ」、「朝一番にMITを片付ける」、「MITは朝一番に選ぶ、3つだけ選ぶ、最低一つは人生のゴールに関するもの、毎日MITが最優先、一度にひとつに集中」

  • わかりやすいが、作者が男の方なので、会社仕事と奥さんと子供がいる設定なので、今の自分に環境が違うので、半分くらい参考にくらい。

  • ものすごく速く読めた。

  • ライフハック・マニュアル系。

  • 2009年8月5日 初版

    著者であるレオ・バボータ氏のブログのエッセンスを抽出したような本。
    というわけで、ブログの読者にとっては目新しい情報はあまり無いかも知れない。まだ読んだことがないって方ならば入門書的に使えるだろうし、もちろんブログを読まなくてもこの1冊だけで十分「減らす技術」を身につけることができるだろう。

    本質的な物事に集中するために、それ以外のものをいかに減らすか、そのためのプロセスなどが紹介されている。

    パート1原則編 パート2実践編の構成になっている。

    プロジェクト管理についてはGTDの形式を使いながら、さらにシンプルに絞り込んでいくスタイルが紹介されている。

    GTDは敷居が高い、あるいはチャレンジしたが挫折したという人はこちらの方からアプローチしていってもよいかもしれない。

  • とにかく、やることを限定して絞ることを説く。
    所詮、人の頭はシングルタスクにしか対応できない。

  • 再読。

  • シングルタスクに絞る。食べるときは食べる。

    メールは見たらフォルダに。資料もその場で。
    本質に迫る。=シンプル。
    習慣化、ルーチン化。朝、夜の儀式を決める。
    毎朝MITは3つ。
    エクササイズは毎日。

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