賢者の書 (新装版) (喜多川 泰シリーズ)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想 : 298
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887597334

感想・レビュー・書評

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  • 賢者になる者はどんな人からでも学びを得ることができる素直さを持っている。
    また、自分が人生の主人公でありつつも他者への感謝を忘れてはいけないということが大切だと思いました。
    大人も楽しめる作品であると同時に、子供に読ませたいと思える作品でもありました。

  • 第七の賢者の西のオアシスと東のオアシスの話しが良かった。どちらで暮らしたいかとゆうと両極端で息が詰まりそうだから暮らしていけなさそう。真ん中のオアシスが暮らしやすいと思いました。
    最後の賢者から学びとる事のできる感受性が素敵ですね。

  • スラスラ読めた。
    最後の賢者はそういうことか。
    学びの多い一冊。

  • 読書が苦手な私が次は、次のページはと読み進めることができました!この本に出会えて本当に良かった!読み終えた時のワクワクに感謝!

  • 喜多川泰さんの本は何冊か読んだけど、最初は素直に読めなくてあまり興味がなかった。でも、全ての本に共通する教えがあって、それを理解していくうちにだんだんはまり込んでいった。気になって後からもう一度全部読み返したり…。この本も、きっとまた読み返すと思う。もっとしっかり心に留めておきたい。

  • 人生の成功のために(幸せな人生を送るために)
    最高の賢者になるための心構えや方法が、12個のキーワードに基づいて、ファンタジーなストーリーを通して書いてある。
    12個のキーワードは、[行動、可能性、自尊心と他尊心、目標、今、投資、幸福、言葉、感謝、与える、誕生]
    9人の賢者が登場するが、それぞれの立場が違い、わかりやすくいろんな表現を用いて説明してくれるから、心構えや方法が読んだ後も頭に残りやすい。考え方が腑に落ちることも多かった。
    また、難しい表現も少なく、説教臭くなく感じるので読みやすい。
    その時々の立場や心境によって、教えを素直に受け取れるかは変わりそうだが、小学校高学年から大人まで広い範囲の人におすすめできる。

  • 人生は、恵まれたカードが配られてゲームをするのが楽しいのではない!
    恵まれない手札を手にしていかにゲームに勝つか。
    これが人生の楽しみなのだ。

    人生における全ての出来事がパズルのピースとなって、ここへ自分を連れてきてくれたのだ。

    自分もそう思いながら、人生のピースに

  • 9人の賢者が、少年サイードの旅を通じて、9+αの教えを授けていく。ストーリがわかりやすく、賢者の教えがスッと入ってくる。こうありたいと思う教えばかりなのだが、なかなかできていない・・・

    最後にあったように、これらの教えを知るだけでなく身につける事、が幸福な人生には重要と感じた。

    ①自らの人生をどのように導いていくか、それがビジョン。ビジョンのための行動を起こす事でパズルのピースが得られる。それらを集め、組み合わせる事で、自分のビジョンが達成される。

    ②人間は無限の可能性がある。心は何でも創造できる。

    ③自尊心も他尊心も同様に大切なもので、双方を同時に高めていく必要がある。

    ④「何」になりたいのか、ではなく、どんな人間になりたいのか、を目標にすべき。

    ⑤後から考えて、これなら必ず成功するという、今日一日を過ごしたのか?その一日の積み重ね。

    ⑥時間は誰にでも平等に与えられた貴重な財産であり、その財産を人生のために投資すべき

    ⑦自分でなく他人を幸せにしようと思うと、この世は幸せに満ち溢れる。

    ⑧人生は心でつくられ、心は言葉で作られる。

    ⑨常に感謝を。欲しいものは与える事で得られる。いつでも生まれ変われる。

    ⑩知るだけでなく、自らの生き方として身につけることで最高の賢者になれる

    ⑪最高の賢者は、誰からも学べる。

  • 【常に感謝と他尊心を】
    名声や富など、得られる結果は周囲の人たちのおかげ。それらは結果として得る産物で、全てが自分の力ではない。

    他人の為に行動する。与えられるだけより、ずっと幸せになれる。そういう人には、同じように貢献意識の強い人が集まるだろう。結果的に自分のためにもなる。本当に手に入れたいものであれば、いかに人に与えるかを考えよう。

    ・人は行動した結果、ピースを得る。そのピースを集めて大きな絵、すなわち夢を完成させる。必要がないように思えても、得られたピースは必ずどこかで役立つ。いきなり絵が完成しないように、夢もすぐには実現しない。

    ・心の広さは無限。新しいものをいつだって創り出せる。

    ・自尊心と他尊心は同じ高さのまま高める。
    自分にも価値があるし、他人に対して傲慢になってはいけない。

    ・今後成功できそうな“今”にする

    ・言葉が人生をつくる。自分をつくる。言葉によって周りにも人が集まる。一番聞く言葉は自分の声のため、自分は成功していると常に思うこと。

    ・素直な心で、誰からも学びを得る。

    ・自分が救われたのなら、それを他人にもいかせないか考えてみる。

  • ストーリー展開がわかりやすく、読みやすかったです。人生や仕事などにおいて、行き詰まったり意欲が低下したときに読むと、必ずヒントが得られるはずです。

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著者プロフィール

1970年生まれ。愛媛県出身。東京学芸大学卒。2005年から作家としての活動を開始。『賢者の書』でデビューする。10年『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』が13万部のベストセラーとなり、映画化、舞台化された。「喜多川ワールド」と呼ばれるその独特の世界観は、小学生から80代まで幅広い年齢層から愛され、その影響力は国内にとどまらず、多数の作品が台湾・韓国・中国・ベトナムでも翻訳出版されている。執筆活動だけではなく、全国各地での講演やセミナーも開催している。主な著書に、『おいべっさんと不思議な母子』『One World』『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』『[文庫]福に憑かれた男』『君と会えたから……』『手紙屋』『株式会社タイムカプセル社』『運転者』等がある。

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