賢者の書 (新装版) (喜多川 泰シリーズ)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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本棚登録 : 3888
感想 : 298
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887597334

感想・レビュー・書評

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  • アレックスは人生に投げやりになり引き寄せられるように昔過ごした場所を訪れ、賢者を目指して旅するザイード少年に逢い、賢者の本を読むことに。
    無理やり物語調にする必要か無いような、物語に必要な描写が内容を間延びさせている気もして、序盤はやや退屈した。しかし物語にすることで作者のメッセージが押し付けがましくないところはよいと感じた。

    以下、忘備録
    1.行動積極的に行動し、その結果は良し悪しに関わらず自分に必要なことと考える
    2.可能性:自分には大いなる心を持ち、無限の可能性を持つこと
    3.自尊心と他尊心:特に他人を尊重する
    4.目標:何になりたいかではなく、どんな人間になりたいか
    5.今:過去に囚われず、未来を案ずること無く今日1日を成功に導く1日とする
    6.投資:仕事で得る賃金以外に1日の中で時間という財産を未来に向けて投資する時間を設ける。
    7.幸福:自分を幸せにすることを探す人、他人を幸せにすることを探す人に分類され、後者が成功者である
    8.言葉:人生は言葉によって作られており、1番よく聞く言葉は自分の言葉であり、自分の言葉か自分の人生を構成する
    9.感謝:誰よりもありがとうといえる人になれ
    9.与える:欲しいのもを手に入れるなら与える側に。感動を与える人となれ
    9.誕生:目覚めた時に新たな人生をスタートさせる事ができる心


  • 期待してたよりは普通だったかなぁ

  • 運転者はなんか読むの楽しかったんし、ちょびっと心に刺さる感じだったけれど、賢者の書はなんか小説よりも自己開発本を文章にした感じで書かれててちょっと説教っぽい感じですかね。

    でも、「自分の幸せのために頑張る人と、人の幸せのために頑張る人のどっちの方が幸せになれるのか」話のところは好きでした。
    まあ、確率で言ったら確かにそうなるますけどねw

    • だまっちさん
      ですね。なんか、誘導尋問のような感じがしました。
      分かります。
      ですね。なんか、誘導尋問のような感じがしました。
      分かります。
      2023/02/13
  • 過去でもなく未来でもなく今を生きることが大切。
    自分の幸せよりも周囲の人の幸せを追求することで自分はもっと幸福になれる。一握りの賢者がやっていること。

  • 子どもに贈りました。大切な事がぎゅっとつまってます。もちろん大人にも。

  • 喜多川泰さんの作品はどれも考え込む場面が出てくる小説に寓話の部分を盛り込み徐々にテンションを上げて行き、最後に心に良かったと染み渡るものを入れている。

  • 東のオアシスと西のオアシス。私がいるのはどちらなのか…。東の住人に裏切られた時は気持ちがざらつき、自己満足、自己肯定さえできない時は、自ら東の住人に近づいている気がする。

    今の自分に幸せを感じられないなら、どこまで行っても、物理的に満たされても、結局は幸せにらなれない。感謝し、感謝されることこそが人生において一番なのだ。『羨望』『嫉妬』という気持ちはよくも悪くも自分自身に大きな影響を与える。この気持ちをコントロールできたら、幸せな気持ちで満たされた世の中になるだろうに…。

    いろんな事に疑問を持ち始める思春期に入った息子に一度読んでほしいと思う。今生きている意味を考えながら…。読み終わったあとは、『向上心』と『満足感』。このバランスをうまくとっていってほしい。

    そして私はもう一度、ここにある意味を再確認しようかな。

  • 人生の生き方について教えられる本
    第一の教え-行動
    行動の結果としてわれわれが手に入れるものは、成功でもなければ、失敗でもない。
    我々が手にするものは1枚の絵を完成するために必要なパズルのピースのひとつに過ぎない。
    行動するときに何かを期待したり、失敗することを恐れたりすることには何の意味もない。
    大切なのは必要なピースを集めるために出来るだけ多くの行動を起こすこと。そして行動の結果返ってきたものをよく見て、どうやってこれを使うのかを考えること。

  • とても読みやすく、わかりやすい内容でした。
    最後の賢者の教えは、一語一句全て自分の子どもに伝えたい言葉でした。

  • 人から「成功して当然だ」と思われる言葉を使う

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著者プロフィール

1970年生まれ。愛媛県出身。東京学芸大学卒。2005年から作家としての活動を開始。『賢者の書』でデビューする。10年『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』が13万部のベストセラーとなり、映画化、舞台化された。「喜多川ワールド」と呼ばれるその独特の世界観は、小学生から80代まで幅広い年齢層から愛され、その影響力は国内にとどまらず、多数の作品が台湾・韓国・中国・ベトナムでも翻訳出版されている。執筆活動だけではなく、全国各地での講演やセミナーも開催している。主な著書に、『おいべっさんと不思議な母子』『One World』『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』『[文庫]福に憑かれた男』『君と会えたから……』『手紙屋』『株式会社タイムカプセル社』『運転者』等がある。

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