- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887597365
感想・レビュー・書評
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仕事のヒントを求めて購入。
自分なりの幸福論、プライベートの視点とビジネスの視点
ぶれてはいけない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
松原隆一郎先生が日経新聞で書評を書かれていたので読んでみました。
消費=幸福とは言えなくなった今、人々にとって「幸福」とはなにか、「消費」はなにによってもたらされるかということが書かれていました。
納得できた部分と「うーん…」っていう部分が半々くらいだったかなという印象。
幸福の方は比較的共感できたけど、そこから消費への結び付け方が…。。
冒頭の山田さんの文章は実に社会学的で読みにくいですが(笑)、チームハピネスの文章はとっても読みやすいのでご安心を!
本筋とは直接関係ないけど、初めて知った素敵な話をメモ。
「ブータンは、GDPに対抗して以前からGNH(Gross National Happiness)=国民総幸福量を国の政策目標として掲げ、2009年、ブータンの憲法の条文に入れようという動きもあります。」 -
幸福の方程式 (ディスカヴァー携書)
著者: 山田 昌弘 / 電通チームハピネス / ディスカヴァー・トゥエンティワン / 新書 / 2009-09-09
http://booklog.jp/users/jwtdream/archives/4887597363
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● これらのおみやげは、友人たちと話をし、ネタを提供するための道具として役立ってくれます。つまり、消費が人間関係を育むための道具となっているのです。
● こうしてみると、コミュニケーション能力とは、相手が何を喜ぶのかを知っている能力だということがわかります。 -
モノが売れない時代、どんなサービス・商品が求められているのかを「幸せ」という観点から考察しています。『希望格差社会』『パラサイト・シングルの時代』などの著書で知られる山田昌弘氏と電通のコラボ、ここ最近読んだビジネス書では、一番役に立ちそうです。ちなみにこの本は、山田氏の出身校である中央大学生協の書店で購入しました。ビジネスの行き詰まりを感じている方にお勧めです。
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想像以上でした。いまの世の中の価値観を、完全に解明してしまっている。
「裁量の自由」「承認」「自尊心」「手ごたえ実感」「時間密度」。
このキーワードで、怖いくらいに説明がついてしまう。
僕らはものを買って幸せになるのではない。幸福それ自身を買う世の中になってきたんだ。 -
2009年10月 1/79
考えさせられる一冊。
再読必須。 -
切り口は面白い。自分自身の消費行動は本書の分析に結構当てはまっていると思う。幸福についてはマズローやバウマンの分析が有名であるが、現実の生活や活動に活かしていくことはなかなか難しい面があると思う。だけど、成熟した社会の中では「物質的豊かさ=幸福」という図式が成り立たないので、幸福というものの中身に深く切り込んでいくことが企業にも必要になってきているんだろうな。そういえばフランスのサルコジ大統領は国の状態を図る尺度として経済指標以外の指標を検討しているようだし、世の中の尺度は徐々に変わっていくのでしょう。