フォーカル・ポイント

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887597464

作品紹介・あらすじ

人生にレバレッジがかかる具体的ノウハウの数々。

感想・レビュー・書評

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  • 様々な質問が投げかけられており、人生のコーチになり得る1冊。
    何度も読み直して、繰り返し質問に答える事が大切だと思った。

    ゴール、行動計画、優先順位と決めていくが、結局1番大事なのは、行動のコミットメントをすること。

  • 本日ご紹介する本は、

    「フォーカル・ポイント(焦点)」
    の見極めの重要性を説いた1冊。

    何事においても「フォーカル・ポイント(焦点)」、
    つまり「もっとも大切なポイント」を見極めることが、
    重要な原則であると言います。


    ポイントは

    「はじめることとやめること」

    人生や仕事の質を高めるポイントは
    重要なことを増やして、
    重要でないことを減らすこと。

    そのためには、重要なことと
    重要でないことを見極めて、
    重要な今までやっていなかった新しいことを始める。
    そして、今までやっていた重要でないことを完全に止める
    必要があります。

    これを繰り返していくことで
    人生や仕事の質が上がっていきます。


    「優先順位」

    1日の仕事の中で
    いちばん価値の高い仕事から
    取り組むことを習慣にしましょう。

    夕方にやろうと思っていたことが重要なことだった場合、
    なにか突発のことが入ってくると、今日中にできない
    可能性は高くなります。

    価値の高い仕事と、価値の高くない仕事の
    見極めと、取り掛かる順番が重要です。


    「あきらめる」

    取り組みや習慣を新たに始める場合、
    それに取り組む時間が必要です。

    大抵の場合、それをやるためには
    今やっている何かをあきらめないといけません。

    新しい取り組みの前に質問してみましょう。
    「これをやり遂げるために、
    わたしは何を諦めなければならないだろう」


    「自制心」

    なにかを成し遂げるためには、
    セルフコントロールが重要です。

    セルフをコントロールするためには
    だれかに命令されて、動くのではなく
    自分にとって、必要なこと、大切なことをするよう、
    自分で自分に命令を出します。

    自制心を育てるのは難しいものですが、
    日々、”自制心を鍛える”という意識で、
    自分で自分に命令を出すイメージを持ちましょう。

    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    これからはどんなことが起こっても、自分にこう言い聞かせる=「わたしには責任がある」
    習慣を身につける=ひとたび習慣にしてしまえば、より少ない労力で、大きな成果が得られるようになる
    「自分と競走」=自分でスケジュールと締め切りを決めて、その締め切りに向けて競走する
    わたしたちは1年でやれることを多く見積もりすぎている。しかし、5年先に実行可能なことは少なく見積もり過ぎている
    人生というビュッフェで欲しい物を必ず手に入れるには、まず行列に並ぶこと、そして並び続けること
    自分の価値観を自分の行動で説明する。口に出して言うのではなく、周囲に行動で示す
    人間関係をよりよくする活動をひとつ選び、それを毎日実践する。さらに、その活動を繰り返し、あなたの習慣にしよう
    外の世界で多くのことを達成するためには、自分自身の内面を成長さえることに力を注がなければならない
    毎日毎時間、自制心を鍛えなければならない。正しいこと、必要なこと、大切なことをするよう、自分に命令を出す
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    第1章 潜在能力を解き放て
    第2章 生産性を倍増せよ
    第3章 すべてをシンプルにせよ
    第4章 思考を変革せよ
    第5章 戦略的に人生を設計せよ
    第6章 主体的にキャリアを築け
    第7章 プライベートを充実させろ
    第8章 経済的に自立せよ
    第9章 健康な体を作り維持せよ
    第10章 なりえる最高の人物になれ
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/6b1034f12d666ab8.png
     

  • 主張はシンプル。 「自分の価値観を振り返り、重要なこととそうでないことを見極め、重要なことのみにしっかり力を注ごう」というもの。 仕事、家庭、資産など様々な領域の話題について、同じような表現が何度も出てくるが、前述の原則が常に論の根幹にあるので、とても印象に残る。 自分についても、自分の属する組織においても、できていないと思うことが多く、参考になった。 説得力のある良い本だった。

  • 実践したいことが多く、会社のチーム運営にも役立ちそうな内容でした。時々繰り返し読みたい本です。
    内容に重複があるように感じました。強調したいのだと思いますが、だれたので、その分星マイナス1にしてあります。

  • 7つの習慣にも通じる要素が多数でした。実行に移したいと思います。

  • 「NASAより宇宙に~」に引き続き、Discoverより2冊目。
     副題が「労働時間を半分にして、生産性と収入を倍にする思考術」。
     答えが書いてなくてあくまでも「思考術」を伝えて読者に考えさせるタイプの啓発本。
     色々なことが語られているけど、自分が感じ取ったのは「着目すべき点に着目する」ということ。
     議論を発散させず、押さえるべきところを押させることが重要だよなぁ、と感じました。

  • 人生において最も重要な人生の選択とは、現在と未来の自分の姿に全て自分が責任を取ると決めることである。この決心は間違いなく人生の大きな転機になる。自分自身に責任を持つかどうかが、優れた人物と平凡な人物を選り分けるのだ。

    フォーカルポイントはスラム方式で達成せよ。Sシンプルにする、Lレバレッジをかける、Aアクセルを踏む、Mマルチちかする。このスライムを達成すれば、収入を増やして労働時間を半分に減らすことができる。

    ピータードラッカーはこう書いている。私たちは、1年でやれることを多く見積もりすぎている。しかし5年先に実行可能な事は少なく見積もりすぎている。

  • 応用メモ

    □最も重要な人生の選択 責任を取る
    ・自分自身の人生に責任を取る事を決める
    ・責任を取るほど、地震は高まり、未来のためのエネルギーがわいてくる。
    ・責任を取るほど、ますます自分の才能や能力を信じられるようになる。
    ・自分の仕事を強く意識すると、いつもよりいい結果を出せる。効率が高まる。

    ■習慣が運命を決める
    ・ひとたび習慣にしてしまえば、より少ない労力で大きな成果が得られるようになる。


    □生産性を高める5つの質問
    ①これから何をしようとしているのだろう?
     最終目標や成果は決めておく
    ②どうやってやろうとしているのだろう?
     それが最善か、他にもっといい方法はないか
    ③どんな予測をしているのだろう?
     これから起こる出来事の予測が重要
    ④予測は間違っていないだろうか?
     あらゆる可能性を考える
    ⑤予測が間違っていたら、何をすればよいだろう?
     「最高の結果を得るために、他にどんな方法があるだろうか?」

    □何事も分かりやすく明快に
    ・ベストの行動を選択して、生産性を倍増させるには、自分がやり遂げたいことが明快でなければならない
    ・誰が正しいか、ではなく「何が」正しいかに重点を置く

    □生産性を高める3つの鍵
    ①明確なゴールを決める
    ②行動計画を書く
    ③優先順位をつける
    ・その仕事をすること(しないこと)が、どんな重大な意味をもつだろう?
    ・計画を立てて優先順位を決めたら「一番価値の高い仕事」から取り組む


    □戦略思考
    ・戦略を立てると目標達成に貢献しない仕事は減っていく。収益率が高くなる。
    ①あなたの仕事は、どんな仕事だろう?
    ②今の状況が変わらなければ、将来どんな仕事をしているだろう?あなたはどんな仕事をしたいのだろう?
    ③あなたの顧客は誰だろう
    ・顧客はあなたの何を評価するのだろう、将来、誰が顧客になるのだろう
    ④あなたが人よりうまくできる仕事は何だろう
    ⑤成果の80%をもたらす上位20%の行動は何だろう
    ⑥何がゴール達成の制約となっているのだろう
    ⑦すぐに実行できる具体的行動とは何だろう

    □なりえる最高の人物になれ
    ・外の世界で多くの事を達成するためには、自分自身の内面を成長させることに力を注がなければならない
    ・潜在能力は、ほとんどの人に大差がない
    ・個人的成長の価値観を明らかにして、潜在能力を出し切る
    ・成長への明確なビジョンを持て
    ・その分野でトップ10%に入るために、何をしなければならないかを考えて、すべてまとめる

  • 良書 短時間に最大の成果をあげることを説く
    ・2割の重要な事項に集中し、8割の成果をあげること
    ・何事にもわかりやすくシンプルにすること
    ・意識を変革しよい習慣を身に付け、計画的に行動すること
    ・緊急かつ重要な事項を最優先とする
    ・緊急ではないが、重要なことに時間を費やすこと 等

  • 残業しまくってる自分に反省して、生産性向上の本をとりあえず読みまくって何かヒントを得ようと思って読んだシリーズ。労働時間半分になんてできないよー。とか思わないで工夫してみようと思った。

    【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】
    複雑性の法則
    どんな仕事もその仕事の手順の数の二乗に匹敵して複雑になる。

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著者プロフィール

ブライアン・トレーシー
プロのスピーカー、トレーナー、コンサルタントであり、カリフォルニア州に本拠を置くブライアン・トレーシー・インターナショナルの会長。彼自身、自力で道を拓いた億万長者である。20代半ばでセールスマンになり、ビジネス界でその才能を発揮。自分なりのアイデア、方法、テクニックを生かし大開発会社のCOO(最高執行責任者)にまで昇りつめる。30代でアルバータ大学で商業の学士を得、その後アンドリュー・ジャクソン大学で経営管理学の修士を取得した。22の会社と業界で働いた経験をもとに、1981年、全米各地で、講演やセミナーを通して成功の原則を教えるようになった。プロのスピーカーとなって以来、45カ国の400万を超える人々に自らのアイデアを提供してきた。コンサルタントやトレーナーを務めた組織は1000以上になる。
ベストセラー作家として、著書に『カエルを食べてしまえ! 新版』(三笠書房>)、『「夢のリスト」で思いどおりの未来をつくる!』(ダイヤモンド社)、『フォーカル・ポイント』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)ほか多数。

「2020年 『カエルにキスをしろ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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