パーソナル・マーケティング

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887597556

作品紹介・あらすじ

会社に頼れない時代に最も信頼できるもの-それは自分だ。個人の経験と能力をどこにいっても通用する「強み」に変える本田式・自分プロデュース術。ベストセラー著者にして敏腕プロデューサーでもある本田直之が初めて明かす、個人ブランド構築の鉄則。

感想・レビュー・書評

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  • 著者は、レバレッジコンサルティング(株)代表取締役社長兼CEO。日米のベンチャー企業への投資事業を行うと同時に、少ない労力で多くの成果をあげるためのレバレッマネジメントのアドバイスを行う。東京、ハワイに拠点を構え、年の半分をハワイで生活するデュアルライフをおくっている。

    著書に「レバレッジ・リーディング」「レバレッジ・マネジメント」等多数。

    個人のビジネスパーソンが会社や学歴のブランドに頼るのではなく、個としてのスキルを磨き、自分ならではの強みを明確にすることで、自分自身を世の中にアピールしていく必要がある。

    かつて会社がやってくれていたブランディングを個人のビジネスパーソンが自分でやる必要が出てくる。主体が企業から個人に移行してきた。

    本書の提唱する「パーソナル・マーケティング」について、自分の見せ方だけではなく、経験やスキルをどう考えるか、から、それらを世の中にどう伝えていくか。そしてつくったパーソナルプランドを維持していくためにはどのようなことをすればいいかということまで、一連の過程をまとめて体系化して以下の7章にわたり紹介している。

    ①パーソナル・マーケティングの基本戦略
    ②自分の強みを洗いなおす
    ③ターゲットを明確にする
    ④断片的な経験や能力を体系化する
    ⑤他人との差別化をはかる
    ⑥個人のプロモーション戦略を考える
    ⑦個人ブランドをマネジメントする

    一年の始まりに読むにはもってこいの一冊である本書。
    本棚から引っ張り出し再読。

    2009年に著された本書。
    古臭さは一切ない。むしろ今の時代にあっている。
    というかそれに2014年の今ようやく自分がそれに
    気づいたと言っても過言ではない。

    読む人にとっては当たり前といわれるような内容であっても著者の目線でかつ体系的にまとめられた本書のような作品は独特の読後感を得ることができる。

    前を向いて突き進んでいきたくなる力が湧き出てくるような一冊。何度読んでも新しい発見が出てくる本書。自分の中の大切な一冊となっている。

  • 期待していただけに、微妙。
    個人的には、特別、かゆいことを言語化されたわけでもなく、当たり前のことしか書いてないように感じた。
    万が一、自分の本を出版しようと意志が生まれ、自分で赤を入れ直す際に、項目整理のために読み返すくらいなら、意味あるかも。

  • 自分が何をできるのか、見つめ直すきっかけに、活用できそうな一冊。

    自分の強みを相手目線で再構築するとのことですが。

    自分の強みは何だろう、とか、
    相手のニーズは何だろう、とか、
    そのために自分ができることは何だろう、とか。

    ワークがあるので、自分に引きつけて読み進めていくことができます。
    読み始める前は、起業を念頭に置いた本なのかなー、と思っていたのですが、起業にこだわらずに読める本でした。

    実は、ワークに取り組むのはこれからです。
    どんな自分に出会えるのか、楽しみです。

  • 支店長に「第三の人生を歩む私に本をチョイスしてほしい」というお願いをしたら、この本を貸してくれた。
    ビジネス本ってあんまり読むの好きじゃないし、きっと読んでも飽きるだろうなと思いながらも支店長が選んでくれる本ということ、これからの自分に必要なことを教えて欲しい!という気持ちから絶対読もうと思ってた。
    パラパラと読むつもりが一日で読んでしまった。そのくらいおもしろくて読みやすい本でした。

    まさに、これからの私に必要なテーマで、必要なことが沢山書いてあった。これは就活にも非常に役立つ本だ。。
    結局はやっぱり自分やね!この会社に入ってから思ってた。結局信じられるのは自分しかいないし、頼れるのも自分だわ。
    そんな自分を人からも頼られ、求められる人になるにはどうすればいいか、みたいなことが書いてあった。
    結論はブランディングすること。自分に世の中から必要とされるように、差別化を図り、強みを明確にし、マーケットに求められる人(知識・経験・技量)として打ち出していくこと。

    服を買うときによく思うなー。自分で自分をプロデュースせな!と。
    そのためには雑誌を買う、服の方向性を決める・・・と色々考えるけど結局何もしてない。。

    ちょっとディレクター的な要素があるなぁと思った。
    マーケットを理解、ターゲットの選定、伝える構成、強みの打ち出し方・・・
    いちおーそれらをやってきたつもりだけど・・・・・

    大阪支店内ではブランドを構築できてるんじゃないかなと思っていたけど、そうでもなかったかも。本には世の中から評価されているとヘッドハンティング会社から連絡があるって。私はなかった!!ショック。ちょっと悔しいかも。

    この本を読んで、これから心がけようと思ったのは、インプットをたくさんすること、長所を伸ばすこと、個性を大事にすること、かな。
    個性は昔から大事にしてて、私らしさは絶対に忘れないという思いがあるけど、それは仕事とかしていく上でも必要なことなんだと思った。
    インプットは正直かなり少ないと思う。色んなところへ出かけるのは好きだけど、情報的にはかなり少ない。
    私の考える成長はできなかったことができるようになる、だったけど、それだけではないのかな。長所を伸ばすことも成長かな。短所ばかりを見つけてこうしたい、こうなりたいと思っていたけど、確かに長所を伸ばした方が効率的で個性も強くなって一石二鳥かも。改善ももちろんしていくけど。

    いやー世の中はおもしろいね。時代、ニーズをしっかり把握しなきゃね。
    個性とかは普遍で、時代の流れにだけうまく乗って生きていかないとだね。
    具体的に色んな人の、ブランディング方法など書かれてておもしろかったし納得した。この方法から考えたとき、さて私はどんな人間で、どんなことができて、人の役に立てるのだろうか。
    転職前に一度じっくり考えてみようと思う。私を知る方法も色々書いてあって、以下方法を試してみたいと思った。

    ・タグをつける(単語)
    ・経験やスキルを本の目次のようにまとめる
    ・私の能力は誰に役立つのか?
    ・私が人に教えられること20個

    転職かぁ!大丈夫かな。世の中がどんななのか、まだまだわからないのでニーズがあるのかどうなのかもわからん。
    とりあえず、自分がやりたいからやらせて!だけではなく、こんなことできるから役に立つよ、ってプレゼンすればいいのよね。

    支店長がどういう思い、意図でこの本を選んでくれたのかわからないけど、一応私のことを考えて選んでくれたのかなーと思うと嬉しかった。
    支店長ありがとう!

  • 自分の押し売りではなく、「誰の役に立つのか」という視点で考えるという点、再認識させられました。

    士業は、ある意味、自分が「商品」ですので、自分の強み、弱みを知りながら、戦略的にプロモーションしていく必要があります。
    もちろん、たゆまぬInputにより、強みを大きくしていくことも重要です。

    こういう系統の本には、必ずといっていいほど、自分の著作の出版の重要性について述べられています。
    いつか自分の著作を出版してみたいものです。

  • 以前読んだパーソナルブランディングという本の訳者だったこともあり、内容がすっと頭に入ってきた。全体的にはわかりやすい内容が多いのと、前述の本の内容を再度まとめたような内容だが、これからの時代、より必要になる考え方と再認識した。自分自身の差別化をシンプルに他人に説明できることは大事。

  • 会社依存の社会から個人ブランディングの社会になっていることに早くから気づき、本にしたことはすごいことだと感じた。

    パーソナルマーケティングに必要なことが惜しげもなく書かれていて、無名の僕でも実践出来るものが多く参考になった。

    自分の強み、個性はなにか。他と差別化できるところはどこか。

    何と何を組み合わせれば独自性が生まれるか。

    常に考えて行動していく。

  • 見せ方は勉強になります

  • 自己分析を行ううえで、どのような流れでやるべきかがわかる1冊。
    著書を出すまでいくには一般人にはハードルが高いが、今ならSNSでセルフブランディングを戦略的に行なっていくことが大事だと痛感。

  • 【読書ログ5冊目】
    起業のための自己プロフィールに続き、パーソナルブランディングを考えるために読んだ本田直之さんの本。
    レバレッジシリーズも当時読んでいて、この本ももう10年以上前の発刊ですが、色褪せないですね。
    多くの起業本にも共通する「自分ストーリー」→「誰の何のニーズに応えるか」→「再現性はあるか」→「独自性はあるか」→「コンテンツ化」→「いかに届けるか」といった流れは、すでにフレームワーク化されています。
    一連のサービスデリバリーは、新規サービスを行う際に、毎回振り返って参考にしていきたいですね。

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著者プロフィール

レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役。ハワイ、東京に拠点を構え、日米のベンチャー企業への投資育成事業を行いながら、年の5ヶ月をハワイ、3ヶ月を東京、2ヶ月を日本の地域、2ヶ月をヨーロッパを中心にオセアニア・アジア等の国々へ食およびサウナを巡る旅し、仕事と遊びの垣根のないライフスタイルを送る。食やサウナのイベントのプロデュースも行う。コロナ禍では各地方にある酒蔵のPR支援などにも取り組む。オンラインサロン「Honda Lab.」主宰。

「2020年 『パーソナル・トランスフォーメーション コロナでライフスタイルと働き方を変革する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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