超訳 ニーチェの言葉 (ディスカヴァークラシックシリーズ)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想 : 835
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887597860

感想・レビュー・書評

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  • 問題解決の糸口になる本です。この本に収められた「言葉」を読む時、とても勇気づけられます。
    (宮崎大学スタッフ)

    • librarylovers2010さん
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      哲学と聞くと一見敷居が高く感じますが、短文なので、読みやすく日々の生活に大いに...
      テーマ「無人島に1冊だけ持って行く本」にも登録したい!

      哲学と聞くと一見敷居が高く感じますが、短文なので、読みやすく日々の生活に大いに参考になると思います。
      長谷部選手はニーチェの愛読者。あの落ち着きの陰には・・・
      「明るく楽しく朗らかに」生きるを一人でも多くの学生さんに実践してほしいです。

      (宮崎大学スタッフ)
      2010/08/27
    • librarylovers2010さん
      テーマ「無人島に1冊だけ持って行く本」にも登録したい!

      難しいと思われがちなニーチェの言葉がかなりかみ砕かれて分かりやすく編集されています...
      テーマ「無人島に1冊だけ持って行く本」にも登録したい!

      難しいと思われがちなニーチェの言葉がかなりかみ砕かれて分かりやすく編集されています。本来のニーチェの著書とはずいぶん違うと思いますが、入門書としてまず手にとってみるのには良い本ではないでしょうか。人生の中で何かに行き詰まったり悩んだりしているときに開くと、応えてくれる言葉がいっぱい詰まっています。ぱらぱらとめくって、手が止まった所から読んでみてもいいかもしれません。生きる力がわき出てきます。

      (熊本大学学生)
      2010/10/12
  • 線を引き、囲み、繰り返し読み、時には暗記し、語り合える友とこの本を持ち寄り、感銘した部分を語り、説明しあう。
    そんなことをしたくなる一冊。
    ただ、原典でどのように書かれているのかは少し気になる。

  • ニーチェって、高校生の頃、ツァラトーストラを読んだ事がある。
    何が書いてあったか全然、覚えてないけど、読んだ事は確か。
    最近、この本が売れてるらしいので、なんとなく購入。
    しかも、コンビニで。
    もっと言えば、一緒にアイスを買ったら、コンビニのバイトさん、アイスと本を同じ袋に入れやがった。
    即行、本を袋から取り出したけど。

    この本、見た目は分厚いけど、紙自体が、結構分厚いやつを使ってるので、ページ数はそれほど多くないし、文字の少ないページが多いので、本全体の文字数は、かなり少ない。
    なんだか、詩集みたいである。
    見た目が重厚そうなのに、中身は薄い(思想が薄いという意味ではないです)のがなんとも皮肉な感じがして嬉しい。

    で、プチ・ニーチェな気分を味わいながら、読んでみると、気に入る言葉もあれば、突っ込みを入れたくなる言葉もある。
    恐れ多くも、ニーチェ様に、「な~に、たわけた事言ってんの」とか、ぶつぶつ文句を言いながら読んでいたら、いつの間にか読み終わっていた。
    なんとなく、楽しげな時間でした。

    楽しいついでに、そのうち、ニーチェの作品をちゃんと読んでみようと思った。
    ツァラトウストラの再挑戦なんか、良いかも、とか、思っている。
    何時になるか分からないけど。

  • もやもやしてる時に読んだら、さくさく読めました。

    「おじけづいたら負ける」
    「自分しか証人のいない試練」
    といった言葉が印象的でした。

    いつ読んでも、その時に必要な言葉と出会えそうな本でした。
    また今度、もやもやした時に読み返してみます。

  • 「超訳」という言葉にいい印象は持たないのですが、今までの人生で一番まいった時期に本屋で一ページ目をめくると不覚にも涙が止まらなくなり恥ずかしくなって買ってしまったもの。笑える。
    こういう風にカテゴライズされて集めたものは受け手側にとってすごくいいと思う。全体的に、現代的な本だなぁ。たぶん読む時期によって響く言葉が変わっていく。面白い。そういう意味で☆3つ。
    ちなみにその時に響いたのは6つ。今見てみたらよほど自分に自信がなかったんだろうなぁーw

  • 意外にもずいぶんと売れているらしい。弱気に新書にせずに雰囲気のある趣味のよい装丁の単行本にした勝利でしょうか。

    ということで久しぶりのニーチェ。
    読んでまず感じたのは、「ニーチェってこんなに読みやすかったっけ」ということ。超訳とされているので、ある程度通りのよさを優先しているのだと思いますが、岩波文庫の『道徳の系譜』と『善悪の彼岸』から入ったものとしては少し肩透かし感があります。また私のニーチェのイメージはキリスト教的道徳に対峙した哲学者というイメージがありましたので(『アンチクライスト』という著作もあります)、イメージからも意外感がありました。そういえば『道徳の系譜』は出てきませんね。

    表紙カバーの折込部分を見ると「世に知られることのなかった"明るいニーチェ"が、ここにある。」。ニーチェの著作の多くがアフォリズム形式となっているので、選択して分類して並べると"明るいニーチェ"が浮かんでくるのかもしれません。
    ニーチェ自身も、自著の解説書とも言える『この人を見よ』において、「『曙光』は肯定の書である。深い、しかし同時に明るくて、寛大である。同じことはもう一度しかも最高の程度において、『悦ばしき知識』について言える。」などとと言っていますので、本書のコンセプト上からこの二つの書からの引用が多いのも偶然ではないでしょう。アフォリズムを並べた部分が多い体裁も引用しやすいのも一因かとも思います。

    ---
    本の評価ですが、こういうものと考えると選択と訳文のセンスもあり、とてもよいです。改めて昔読んだ本を取り出すきっかけになりました。「今のこの人生を、もう一度そっくりそのままくり返してもかまわないという生き方をしてみよ。」なんてのも久しぶりです。結構、線を引きながら読んでました。
    ただ、やはりどういう文脈で出た言葉なのかというのも大切だと思いますので、これを機会に出典に当たるのが、もっと深くニーチェを知りたい(再訪したい)という場合はよいのでしょうね。

  • とても読みやすく理解しやすかった。また再読したい。

  • おもしろい。読みやすい。
    ニーチェのイメージが変わった。
    何度も読み返している。

  • 200を超えるニーチェの格言が知・愛・人等の項目別にまとめられています。
    翻訳の過程で読者が理解しやすいように多少の変換がなされているのかもしれませんが、すんなりと入ってくる言葉が多く、現代の日常と照らし合わせながら読み進めることができました。

  • 以前から気になっていたニーチェ。ようやく読むことができた。訳あって2巻から読んでしまったが、1巻の方が好きな言葉が多かった。特に、疲れたら考えない、寝ろっていうのが気に入った。これまで知っていた名言も、ニーチェなんだと改めて知ったものある(「結婚生活の大部分は対話」」「嘘をついているとふだんよりもお喋りが多くなる」など)。まだ消化できていない言葉も沢山あるので、しばらくしたらまた読みたい

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著者プロフィール

白取春彦(しらとり・はるひこ)

青森市生まれ。ベルリン自由大学で哲学・宗教・文学を学ぶ。哲学と宗教に関する解説、論評の明快さに定評がある。
主な著書に、ミリオンセラーとなった 『超訳 ニーチェの言葉』のほか、『頭がよくなる思考術』(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)、『この一冊で「聖書」がわかる!』(三笠書房《知的生きかた文庫》)、『行動瞑想 「窮屈な毎日」から自由になるヒント』(三笠書房) など多数。

「2023年 『超要約 哲学書100冊から世界が見える!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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