- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887597877
感想・レビュー・書評
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仕事ができる人は
脳を伸ばすことができている人
脳を自分で作りかえられる。
得意なことを伸ばし、不得意なことを克服するように脳を成長させている
仕事ができない人は
脳を伸ばすことができていない人
日本人は
こうすべきだというすべき思考に強いられている。
日本人は海外の人から見ると、
感謝、思いやり、礼節を忘れずに助け合いの精神をもっている。
そこが強みである。
その強みを日本人の誇りとして、脳の中で育むことが脳を伸ばすこととなる。
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「仕事ができる」っていったい何?と思ったのが
本書を読んだきっかけ。
(平井さんは、「仕事ができると周りに噂を立てられることが、仕事のできる証拠」と言っていたけど、
納得!)
著者によると、仕事のできる人というのは、
自然に脳を伸ばすための脳の使い方をしている人のこと。
これは、「バランスよく脳を使っている人」ともいえる。
たとえば、
わたしのように、普段ビジネス書などを読む人は、
外国語の本を読んだり、
映画を観たりすることで、メリハリが生まれ、脳に良い作用をするとのこと。
記憶力を鍛えるためには、
「長く考えること」がコツらしい。
思考により、記憶が定着するからだそうだ。
また、論理思考を鍛えるためには、
人のまねをしないことがいいらしい。
最初から、自分で組み立てて思考することが論理性を生むそうだ。
それと気の進まない仕事(たとえば企画書づくりなどの場合)は、
好きな紙やレイアウトに印刷してみるなど工夫をすると
脳から「嫌」という信号が弱まるらしい。
そして、感謝をしたり、
マナーを意識したりすることは、
外からの情報の感度を高めることなので、
これも脳にいい刺激があるらしい。
まとめると、仕事のできる人というのは、博識で、人間的にバランスのとれた人格者ということかな。 -
恋は脳が勘違いしているだけとかいうけれど、
仕事ができる、できないも、
脳の働き、仕組みがどうなのか、
知っている、知っていないだけで
だいぶ変わってくるのではないだろうか。
どういう頭の使い方をしているかは
キチンと脳にでているんだよ。
MRIで脳を見ればわかる。
医学の視点からの脳の仕組みを
わかりやすい言葉で書いてくれているので読みやすい。 -
脳の色々な部分を使っていこうということを,脳番地という言葉で説明していた。脳番地は120あるそうだが,大きく8種類に分類している。その上で,自分がどの脳番地に強いのか弱いのか判断する試験が付いている。ここで自分の弱い部分を理解しておくと今後の脳の使い方も変わってくるのではないかと思う。
また,言語理解型の脳なのか画像理解型の脳なのかも知っておくと良いと思う。
脳は人によって千差万別であるが,それを実際にMRIの画像で見せられると説得力があった。 -
あなたの脳はまだまだ伸びる!1万人以上の脳MRI画像を見てきた脳科学者が、脳の仕組みを活用して仕事力を伸ばし、同時に脳を発達させる方法を伝授。「直線脳」で仕事をスピードアップ、「二重らせん思考」で複数の仕事の能率を上げ、「脳番地シフト」で疲れた脳番地を休ませ、「迂回脳」を使って深く思考する…など最新の脳科学から導かれた手法で、仕事も脳もパワーアップ!
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「理解」と「知識の蓄積」を混同していることの最も大きな弊害は、実は他のところにあります。
それは「原理を軽視する態度が育つこと」です。