はじめて哲学する本

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著者 : 藤原和博
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン (2010年7月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887598270

はじめて哲学する本の感想・レビュー・書評

  • 『男は建築物・宗教を創り、戦争で破壊。女は今日という日常をしっかり生きれる平和な生き物』
    『神はいると考えたほうが不条理への言い訳として生きやすい』
    『なぜ戦争と差別はなくならないか。人間は差異を差別(生贄)して自分たちの結束を固める癖がある』

  • よのなか科、ナナメの関係の藤原先生の本。
    哲学とは?自分の人生を考えてみよう!と子どもに問いかけて一緒に見出して行こうと。
    子育て中の親にもオススメです!子ども視点でアタマを柔らかくして、子どもと触れ合う事ができるかも。

  • 中学生くらいにはいいかも。

    読者が大人で、この本から学べることと同じことを考えるのであれば、個人的には、森達也がいいかも。

  •  日本の教育に、哲学という学問は重要視されていなかったように思う。自分の受けてきた教育も、知識偏重で、何のために勉強するのかという答えも用意されていた。いい学校に入って、いい会社に入ることが幸せな人生だと。しかし、社会が成長から成熟に入り、様々な価値観のもと、誰も正しい答えを導きだすことができない。問い続けるしかないのである。そこから自分なりの答えを出すことができるか。だからこそ、今の子どもには哲学的な思考が求められているのかもしれない。

  • 子どもに読ませたい
    でも各章の疑問にちゃんと答えられていない部分も多々あった

  • 表紙絵でかなり損をしている気がする。従来の哲学本と違い、著者独自の視点で様々な事柄についてのとらえ方が示されていて、非常に参考になった。手元において何度も読み返したい本である。

  • これは、おもしろい!中学生とか、高校生に読ませたい!

  • 民間から杉並区の校長になった方の本。

    著者の考えが、わかりやすく凝縮されている。

    しかしなにせ子供向けなので、物足りない。もっと知りたい。

  • 20111129st
    4月生まれの子供の優位性

  •  各章のタイトルにも惹かれるのだが、(私悪い癖、毎度読む順番が適当なの事も、災いしているかも)、一番共感した事は、自分の価値をどうあげるか!という点。聞きわけのよい子でなく、正解が1つ以上ある解が出せる子に、時間をかけて育てること。
     目からうろこかも。左脳系の情報処理能力も大切かもしれないけれど、右脳系の創造的な力も時には必要なんだろうなぁ。直観力なのだろうけど。
     エンプロイアビリティの向上。子ども(学生)だけの話では無いかもしれないなぁ。全ての働く人に影響する事だろう。
     学校の先生論にも出てきた、勉強を怠らない人。これは、全ての人に当てはまるのだろうなぁ。遠回りする時間があるか?まぁ、やれる事をするだなぁ。

  • (まとめ)
    ・人生について哲学するとは「問いかけ続けること」「疑うこと」

    ・男が生きるには、建築や宗教のような壮大なテーマが必要とされる。039

    ・テレビは物事を「二項対立」の構図で描く傾向があり、世の中を単純化しすぎている。
     →テレビを見過ぎると、◯か☓など単純な判断や、パターン認識しか出来ないヤツになってしまう。

    ・子供の頃は「自分を中心に地球が回っている感覚」「全能感」→やがて現実を知る。084~095
     →「自由」には「責任」がともない。「権利」には「義務」がともなう。
     →「自由」や「権利」を行使して思いどおりに事を進めるためには、それに応じた分の貢献が必要だ。それができないやつは「自己チュー」だ。

    ・クレジット(他者からの信頼)には「人間関係のバランス」が含まれる。102

    ・「知」「徳」「体」と「情報編集力」が重要。106
     「情報処理能力」はジグソーパズルの能力、発展途上国で重宝。「情報編集力」はレゴ・ブロックに要求される能力、成熟社会に必要とされる。

     「情報編集力」を進化させる5つの技術
     1.コミュニケーションする技術(異質な人間と交流し自分を変化させる技術)
     2.ロジックする技術(論理的に帰納・演繹しながら筋道を立てて考える技術)
     3.シュミレーションする技術(頭の中でモデルを作って実験し、類推する技術)
     4.ロールプレイングする技術(他人の身になり、どう考え思うか想像する技術)
     5.プレゼンテーションする技術(相手の頭の中に自分の考えの像を結ぶ技術)

    ・幸せとは、一番近くにいる人を一番好きでいられることで、遠く離れてしまった人に「お帰り」と言えることで、助けを求められたらいつでもどこでも駆けつけられること。(重松清の「幼子われらに生まれ」)

    ・個性は他者との間(インターフェイス)に発揮される 135
      新しい環境や境遇によって新しい自分が発見される。

    ・今の時代は「幸福」の一般解さえ無い。自分の「幸福論」を自身でクリエイト(編集)しなければならない。140

    ・周囲を驚かせろ!誰のようでもない姿になれ! まずは真似からでいい。 141

    ・「超便利で安全な社会」
     コミュニケーション技術と、知恵を出して工夫すること、リスクやストレスへの耐性。に注意すること。168

    ・なぜ神様はみんなを助けてくれないのか?その答えを追求したいのなら、遠藤周作の「沈黙」を熟読せよ。

    ・「衣食住」→「遊学働」→「真善美」 役に立つばかりが価値観じゃない。198

    ・日本人の「自己肯定感(セルフ・エスティーム)」が揺らいでいる。「ナナメの関係」の減少。
     →自分の地盤を固めよう。
     →この世に誕生して、両親や祖父母、周囲の人達を喜ばせたことに誇りを持とう。
     →「自分ブランド」を築こう。
     →属する組織で語る人生ではなく、自分で切り拓(ひら)く人生を歩もう。
      会社や肩書きで自分を語る人ではなく、技術を持ったプロになろう。
      たった一人の「かけがえのない自分」へ

     「死」について
     ・人生には限りがあるから、残っている時間、そこで出逢う人、いまここで起こること、めぐり会う体験のすべてが、限りなく愛おしく思えてくる。
     「死」を思うことを恐れることはない。それは「生」を輝かせる道具だから。

  • 衣食住のベースの上に優学働の二層目が乗っている。

    子供が小中学生のうちに身に付けるべきことは、集中力とバランス感覚。
    集中力は、勉強することで、バランス感覚は、遊びのなかで鍛えられる。

  • 中学生に語りかける形式で、学校で起きることを中心に身の回りの疑問を考える本。
    社会観や人生観を考えるきっかけの本としては、オススメ。

  • 男がもし、建築や宗教という積み木細工にかまけるか、壊す戦争にしか生き甲斐を見出せない存在だとしたら。

    オタクや草食系男子に進化しているのは、平和の象徴なのかもしれない。

    自分とは何か、働くとは何か、結婚とは何か、死とは何か、など、わかりやすく問いかける。読み終わったあと、今を生きるエネルギーがあがる本。

  • 妹の入学祝いに。藤原和博が子どもに伝える哲学とは何か、大人でも勉強になるような魂温まる本。

  • 当たり前すぎて、考えたこともなかった「どうして?」を真面目に考えてみる。
    自我が芽生えて、感情豊かになりつつある子どもたちに、ぜひ読んでもらいたい。
    思い通りにいかなくなったときに、釈然としないイライラ感を募らせるのではなく、その理由を思考してみることにより、自分自身も楽になれる。
    この本に書かれていることは、道徳的な基本に過ぎないが、これをきっかけに物事を自分の頭できちんと考えられる習慣を身に付けたいものだ。

  • 子供に向けた哲学書ではなく著者が言う臨象哲学、モノやコト、ヒトに関する考えるためのヒントの本。哲学って何だろう?哲学って答えのないコトを一人ひとりが考えることなんじゃないだろうか。
    なぜ思い通りにしてはいけないのか?「自分が一番カワイイ」「自分探し」のように大人にも失敗がある。自由には責任が伴い、権利を主張すれば義務が生じる。親の子に対する投資に対して、子は責任があると言う事例は若干?だが。
    ヒトに必要とされる力は何か?情報処理ではなく情報編集力がこれからは求められる。
    どうしたらいじめはなくなるのか?みんな一緒というという感覚により「いけにえ」を作ることで自分の身を守ろうとする方法がいじめであり、戦争もその延長上にある。戦争をなくすには、身近ないじめをなくさなければいけに。でもどうしたらなくなるのだろう。その答えは書いてなかったが、それを一人ひとりが考えろということなんだろう。

  • 簡単なことを深く考えることを教えられました。というか、簡単に考えてしまっていた。

  • 子供に語りかける口調の大人向けアンチョコ。出だしで方向性を決めてあげるあたりに教育関係者らしさを感じました。でも、哲学する本ではないような気がしないでもない。

  • 小学生くらいにも読みやすいように書かれた
    哲学の入門書のような本です

    最近小学生でも読めるような本を読むことが多いですが
    大事なことはとても基本的なことなんだと
    そういった本を読むことで改めて気付かされます

    あと、自己啓発や哲学の本の表紙は何故ゾウが多いのか…
    ひそかなる疑問です

  • 読みやすいし分かりやすい。

    人生のクレジットの話が面白かった。


    読みやすいし分かりやすいだけに、一度読んだら満足してもう読まなさそうな感じがする。もったいないなぁ。

    もう少し歯ごたえのある内容でも良かったかもと思ったり。

  • かなり、いい本…

    はじめて哲学する時は背伸びしないで、こういう本から読むといいんだと思う。

    しっかりと子供に読ませたい本だ。

  • 情報編集力。

    子供にも身につけさせたい力だが、僕も身につけたい力。

  • 生きることを応援してくれる本。堅苦しくなく、ものごとを問いつづけることは大事だよ、とちょっと哲学、されど、哲学っぽくなく読めます。小学校五年くらいから上の人達にピッタリなんじゃないかな。
    自分の子供達がもう少し大きかったら紹介したい本です。

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はじめて哲学する本の作品紹介

生まれること、死ぬこと、生きること。かつてここまで易しい言葉で語られたことがあっただろうか。学校では教えてくれないし、もしかしたら一生教わらないかもしれない人生の25の「ツボ」と「コツ」。

はじめて哲学する本はこんな本です

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