経理以外の人のための日本一やさしくて使える会計の本 (ディスカヴァー携書)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2013年4月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887598362
感想・レビュー・書評
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タイトル通り経理のことが知らない人にわかりやすい内容となっている。ストーリー仕立てでエッセンスを伝えてくれる。この本を読んでから専門書を読むと良さそう。
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利益は差額概念。利益は目に見えません。常に、売り上げと経費の差額によって計算されるものです。利益と手元にあるキャッシュとは違うのです。p.66
粗利は多ければよいというのは間違いありませんが、その粗利でまかなわなければならない費用を知っておくべきです。簡単に算出するには、会社全体の「販売費及び一般管理費」を営業職(売り上げ予算を持っている職種)の人数で割ってひとりあたりの費用を出す。
「すべての取引は、「資産」「負債」「純資産(資本)」「費用」「収益」の5つの要素のうちのどれかで成り立っています。」(中略)「現金が増えた」「減った」だけではダメなのです。その原因も帳簿に記さなければなりません。これは複式簿記の基本的な考え方です。複式簿記は、すべての取引を2つの側面からとらえて、「資産」「負債」「純資産(資本)」「費用」「収益」の5つに分類します。「仕訳」とは、これら5つのうち2つを組み合わせて取引を記録することです。p.130
売上高に対する営業利益の比率(売上高営業利益率)を見れば、本業の効率性がわかります。p.136
B/Sは、「この会社はちゃんとお金を払ってくれるか?」を見るのに役立ちます。(中略)流動資産より流動負債のほうが大きかったら危険!と思っておきましょう。p.137
会計の世界には、「会計は意見をあらわし、現金は真実をあらわす」という格言があります。
営業活動によるキャッシュフローのプラスと、投資活動によるキャッシュフローのマイナスを合計してプラスになっていれば理想的です。p.178 -
入社したての営業さんに読んでほしい本でした。
印象に残ったのはあとがき。
著者の家庭環境と努力に心動かされました。
勉強って必要だ。 -
初学者におすすめ。
全く会計書の読み方を知らなかったので、架空の事例を交えながら説明されていて分かりやすかった。
これきっかけにして仕事にも反映していきたいと思う。 -
ストーリー形式で理解のしやすい本だった。
会計、数字アレルギーの人でも読みやすいと思います。 -
非常に分かりやすく、どんどん読める感じ。継続して、他の会計の本も読んでみようと思う。
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ストーリー仕立てで、分かりやすい。
入門書として○ -
会議費と交際費の損金の話が1番勉強になったかも。社会人してるおかげで分かる話も多い。
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物語調でかなり読みやすい。
会計ってなんとなく入りづらいけどわかりやすく書かれている。 -
知ってる内容が非常に多かった。
会計分野の仕事を行ってる場合、初歩的な部分の復習に役立つ内容でした。