大ヒットの方程式 ソーシャルメディアのクチコミ効果を数式化する

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  • ディスカヴァー・トゥエンティワン (2010年9月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887598461

大ヒットの方程式 ソーシャルメディアのクチコミ効果を数式化するの感想・レビュー・書評

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  • ヒットはどう生まれるのか?

    →メッセージの一貫性がヒットの鍵を握る
    話題の構造化することで顧客の隠れた本音を探る
    CGMで語られてる内容、すなわち言葉や文脈に着目して様々なアプローチによってヒット要因をさぐるプロセス

  • 日本のブログはほとんどがポジティブな内容を書いてくれている。

  • 微分方程式に基づいてヒットの法則(と言うよりは、興業収益のシミュレーション)を説明(フィッティング)する書籍です。

    観測値として使っているのはブログのデータでしたか、現在では他の指標もあると思われます。パラメータのフィッティングに何を使ったのか、二乗の項は本当に正しいのか(上限なしで良い?)、そもそもCVとかしてますかこれ?、他のモデルは考慮していない?という感じで、論文であればmajor revisionで徹底的に直させますがまぁ一般向けの書籍としては良いと思います。

    微分方程式や概念に関して、説明抜きでこの程度のレベル(大学学部レベルの数学)を理解出来ない人をそもそも読書対象として考えていない気がします。最低限の数学的概念を持っている人が、興業収益シミュレーションの基礎・導入として読む本ですね。

  • かなり期待して読んだが、正直がっかりであった。
    本書で提唱されているモデルだが、本書内での説明だけではあまり理解できなかったが、分析結果から得られる筆者の考察があまりにも強引な印象で、初めから結論ありきの印象が拭えないし、納得もあまりできなかった。強引も強引。正直精緻な分析結果が得られているとは到底思えない。

  • はじめに
     「ヒット」を再現

    第1章
    ヒット現象の数理化モデル

    広告の効果は1回あたり2日まで
    広告・宣伝・報道
    直接コミュニケーション(クチコミ等)・・・AがBに意図して話す
    間接コミュニケーション(街のうわさ)・・・AがBに話しているところを第三者Cが聞いている
     ⇒数理化モデルの意義・・・限られた宣伝費用で最大の効果を!

    第2章
    日本人はブログ好き(全世界の37%)
    ブログの書き込み数と映画の入場者数はかなりの相関を示す。
    数理化モデルによる購入意欲の算出⇒ブログ書き込み数の予測
     (数理化モデルに入る独立変数が何か?広告宣伝費が大部分?)

    第3章
    ブログによる賛否・・・日本人はほとんど賛成
    あいまいな表現も多い⇒微妙なニュアンス

    人の目で分析することも多い

    業界仮説「賛否の分かれる作品はヒットする」・・・数による?放物線上の線を描く
    キーワードの総量分析・・・内容以外のキーワードが多ければ、またそれが継続すればヒット?共鳴性と周辺話題性
    キーグラフ分析・・・語句と語句の関連性(同時に出現しているかどうか?)で分析

    第4章
    映画そのものの評価と3Dの評価・・・ほぼ比例する。
    3Dはネガティブな要因がある(視界が暗くなる、重い、等)⇒世界に没入できる映画が向いている
    ⇒アバターは青色を基調とすることで視界が暗くなっても見やすい工夫があった。

    第5章
    キーグラフ分析により様々な情報を分析
    ・・・地域イベントは周辺のイベント等とのシナジーが強い(遠方からきた客はいくつかのイベントを回遊するプランを持っていることが多い)⇒日程をずらして設定することで「ついで」を誘発
    PDCAを回すには来客数等を計測することが重要

    第6章
    1stインパクト(1995年):ネット時代到来(Windows95)
    2ndインパクト(2005年):ブログ時代到来 (2009年Twitterブレイク)
    3rdインパクト(2011年):地上波デジタル開始 マスコミ再構築
    4thインパクト(2013年):CGMとマスコミの逆転現象

    今の時代クチコミをいかに作るかが大事になってくる
    PDM(Personal Device Media)がマーケティングのキーに(携帯電話の発達により)
    Webツールは広告代理店やテレビ局等を通さずに発信できるため、コストレス

    CGMをマネジメントするにはCGMの分析から

    第7章
    分析の進め方

    類似成功ケースを分析
    成功させたいイベントをシュミレーション
    日々の変化を追って傾向をつかむ
    マーケティング施策の効果検証
    マーケティング施策を柔軟に投入
    話題を切らさないマーケティング施策が重要
    結果をノウハウ化

    活用するための前提
    ・デイリーデータ取得が必須
    ・そもそも優良コンテンツであることが基本

    今後は・・・ブログだけではなく、他のツール等でも分析手法を突き詰めていく


    付録 数式を使ったヒット現象の数理モデル
    ① 数理モデル
    変数は7つ「潜在顧客の減衰」「広告出稿費」「観ていない人同士の直接コミュニケーション」「観た人から観ていない人への直接コミュニケーション」「観ていない人同士からの間接コミュニケーション」「観た人同士からの間接コミュニケーション」「観た人と観ていない人からの間接コミュニケーション」

  • fb誕生前の話なので、研究はもっと研究が進んでいるかもしれない!?しかし、普遍的な部分はあるのだろう。電子書籍なら読み返したり、プレゼンの補足資料で使える。巻末付録の数式は???

  • 元TVプロデユーザーと学者が導いたヒットの方程式。
    メディア業界に特化し、実際の数字から法則が見えてくる?!

  • 最近、鳥取大学の研究チームが考案した映画のヒット現象を予測する数理モデルに関する報道がありました。
    この数理モデルに興味を感じて少し調べた所、本書の著者の一人で数理モデルを考案した鳥取大学教授・石井晃氏のブログによると、上記報道で取り上げられた英物理学会誌「ニュー・ジャーナル・オブ・フィジックス(New Journal of Physics)」へ投稿した論文は、2010年に発行された本書の内容及び本書出版後の研究成果をまとめたものとの事。
    そこで、本書を読んでみました。

    構成は、序章から7章までと付録(数理モデルをその構築方法から解説)からなり、

    序章でヒットを予想する数理モデルが誕生した経緯の説明と「数理モデルとは何か?」と言うテーマで簡単な解説を行い、
    1章では「ヒット予想の数理モデルはどの様な考えに基づいて考案されたか」を解説。
    続く2章では実際に「ダ・ヴィンチ・コード」「トランスフォーマー」「HERO」(木村拓哉主演)「どろろ」などの映画の観客動員数と数理モデルの計算結果を比較し、数理モデルの実用性を提示。
    3章、4章では数理モデルの分析結果に基づき、様々な映画のヒットの理由を考察。
    5章ではこの数理モデルが映画のヒット予想だけでなく地方イベントの成功予測などにも使える事を証明。
    6章ではインターネットの普及により変化するマーケティングについて解説。
    最終章の7章では、この数理モデルを用いたマーケティング手法の概要説明を行っていました。

    アマゾンのレビューでは実用性が無いと言った低評価のものがありますが(2012年7月11日確認)、実際の所、本書の肝は数理モデルの構築過程を解説した付録部分であり、それ以外の全ては、はっきりと言えば(数理モデルが如何に役立つか等を述べた)その為の前フリみたいな感じです。
    従って、この付録部分を理解するだけの数学的トレーニングを積んでいない人には、本書は余り役に立つものでは無いのかも知れません。

    尚、肝心の付録部分を理解するのに必要な数学の知識レベルですが、理系学部の大学初年度で習う微積分を(その考え方だけでも)理解できていれば、付録を読み解く事はそんなに難しい事ではないのではと思います。
    この場合、丁度いい感じの頭の体操になるのではないでしょうか。


    ヒットを予想する数理モデルに興味をお感じで、ちょっと頭に刺激の欲しい方におすすめです。

  • CGMによってできるようになったこと。その可能性について。

  • 需要予測を算出する新たな数式を考案し、検証を試みる本。
    マーケティングサイエンスに興味があるので、そこそこ楽しめたが、自分の理論をひたすら主張する内容には、少し懐疑的になる。やはり既存の理論との比較等の客観的な視点もないと説得力は出ないものだ。
    題名に誘われて購入した多くの読者の書評はもっと辛辣だが、題名だけみると一般的なマーケティングの本と思うからだと思われ、題名の付け方ももう一工夫が必要であった、と思われる。

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大ヒットの方程式 ソーシャルメディアのクチコミ効果を数式化するの作品紹介

CGM(コンシューマー・ジェネレイティド・メディア)マーケティングをはじめて数式化、「ダ・ヴィンチ・コード」「桃ラー油」「水木しげるロード」etc.ヒットの経緯を分析し、ヒットを作りだす手法を提示する。クチコミの力を数理モデル化した前人未到の1冊。

大ヒットの方程式 ソーシャルメディアのクチコミ効果を数式化するはこんな本です

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