人生を10倍自由にするインターディペンデントな生き方実践ガイド 「自立」〈インディ〉から「相互依存」〈インタディ〉へ
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2010年12月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887598812
感想・レビュー・書評
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インターディペンデントつまり相互依存とは、『共通の価値観に基づき、同一の目標の実現を目指して、複数の自立人が共生する関係のこと』。
まず自分が自立することによって身につけたスキルを、他の人たちにも活用してもらい、さらに新たなスキルを開発してもらう。 -
なぜ相互依存か?
→相互依存の前提は自立
自立からの転換点は、経済的な相互依存、つまりプロフェッショナルの自覚と精神的な相互依存、多様性の理解
知識だけでなく、試行錯誤すべき
信頼はどう行動したかによる
問題意識を持つには、自分がどんな人生を送りたいかはっきりさせる -
ある目的を達成したいと思ったら、その具体的な方法をどんどん細かいノウハウに落としていって1つずつ日常的に実践できるものにするというのが早道。
スキルは訓練や経験からしか得られないものを刺し、しかもそれが他人から見ても明らかなもの。
愚痴を言わない。笑う、姿勢を整える。 -
まあまあ
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嫌い。言葉の端々に嫌悪感を感じる。世の中計算ずく、銭勘定だけで見ている、そんな感じ。人として信用出来ない、お近づきになりたくない。
以前読んだ勉強法の三冊だけで、あとは読まない方がよかったかも。不快。 -
著者は、慶応義塾大学在学中に当時最年少の19歳で会計士補の資格を取得し在学中から監査法人に勤務。アーサー・アンダーセン、マッキンゼー、JPモルガンを経て独立。少子化問題、若者の雇用問題、ワークライフバランス、ITを活用した個人の生産性向上等、幅広い分野で発言をしており、SNS等で積極的にインタラクティブなコミュニケーションをとっている。
著書に「ズルい仕事術」「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」「断る力」等多数。
2006年「インディでいこう!」2008年「インディペンデントな生き方実践ガイド」では「自立」という言葉をキーワードとしてその方法を説明している。
本書は「自立」の次に必要なテーマである「相互依存」について、著書の集大成の意味を込めて記されている。
ステップとして「自立」そして「相互依存」
自立は社会活動への参加権であり、自立してこそはじめて、人も助けられるし、社会にも貢献することができる。
得意なことを中心に自立して、得意でないことについては相互依存して行けばいいという考えを示している。
相互依存とは、「共通の価値観に基づき、同一の目標の実現を目指して、複数の自立人が共生する関係」と定義している。
その「相互依存」にたどり着くまでについての実践方法を以下の2部に分けて説明がなされている。
①わたしたちはひとりで生きているのではなく、まわりの人と生かしあっている!ー自立から相互依存ー
②インターディペンデントのためのスキルを身につけよう!ー想像力を土台に、よりじょうぶな心ともっと学び続ける力をー
カツマーブームと共にアンチカツマーが存在する不思議な著者。
私は、カツマーではないものの、著者の考えから学んだことも多く、著書についてもすべてではないものの数冊読み多くの気付きを与えられた。
著者の本に限らず、書いてあることをそのまま実践しようとするとやはりそれは無理がある。各自の環境や自分のゴールを見ながら出来るところから取り入れていくということがビジネス書を活かす上の鉄則である。
多くの批判を受けながらもまだまだ活躍し続けることができているのは本書の「相互依存」がうまく機能している表れであると感じた。
本書からももちろん学ぶべきことも多かった。次のステップに進もうと思う気持ちをくれただけでも読む価値があったように思う。 -
以前に読んだ「インディペンデンデントな生き方~」の続編。「自立」の次に目指すべきは「相互依存」と説いている。成長することで周囲との関わり方を学び、(自分が)属する組織の中でいかに能力を活かしていくかが重要になる、と説いている。
「自立」というととかく経済的自立ばかりに目が行きがちになる。しかし、自立したことで得られた能力を使っての貢献(貢献勘定)こそ重要、という考え方は日頃「なんのための自分磨きかわからなく」なりがちな私にとっては新鮮だった。1年の目標を決める時期直前に読んだ、というタイミングもあるが読了後は「(いろいろ試行錯誤しながら)今年も頑張っていこう」という気持ちになった。