PINKS LINKS (MUJIN COMICS)

著者 : アシオミ・マサト

• ティーアイネット (2008年4月4日発売)

感想・レビュー・書評

[banbeeさんの感想 · 2010年7月27日]

（自分のブログより転載）
　ＭＵＪＩＮでのデビュー当初から結構好きな系統（＝ラブ）の話を書いてくれてるし単行本出たら絶対プッシュしておこうと思ってました。絵に特徴があるのでそのMUJINでひっそりデビュー飾ったときの作品から記憶にありましたが読む度に絵も話もエロもよくなっていく印象があり期待している作家の一人です。ＭＵＪＩＮで頑張れる作家はやっぱり成長するということですね～。あとはこの絵の個性を残しながら、いかに艶を出しつつ洗練させていくかというところでしょうか。ストーリーは読んだ結果良かったとわかるものなので、最初に買ってもらえるかどうかはパラ見でも目を惹く絵の力に因るところ多いのはこのジャンルでは当然の話。その点ではまだちょっと弱い気がしますね。表紙絵はよく描けてたと思ったのですが私自身店頭でパラ見したときの印象は正直雑誌で読んでいた印象の記憶より悪かったです。実際華やかな絵の描ける作家を次々にチェックしている中の１冊なので。まだまだストーリーも絶賛するほどの比類ない出来というわけじゃないんですが、それでも好きな話が多いという事実もあり、ともかく買って読んでほしい１冊ですね。