社会的ジレンマの処方箋

著者 :
  • ナカニシヤ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784888488136

感想・レビュー・書評

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  • 社会協力的な行動にインセンティブを与えることで、その人のモラルで行われた自発的な行動が、損得の取引問題になっていってしまう、というところが面白かった。単純なことかもしれないけど、世の中には、比較的協力的な行動をとるタイプの人と、比較的自分の利益を優先した行動をとる人がいるんだ、ということを自分の中で言語化できたのも良かった。果たす役割を受け入れられる、つまりボランティアジレンマを乗り越えられる大人になりたいもんです。

著者プロフィール

京都大学大学院工学研究科教授、1968年生。

京都大学卒業後、スウェーデンイエテボリ大学心理学科客員研究員、東京工業大学教授等を経て現職。

2012年から2018年まで安倍内閣・内閣官房参与としてアベノミクス、国土強靱化等の政策アドヴァイスを担当。

2018年より保守思想誌・『表現者クライテリオン』編集長。


「2024年 『「西部邁」を語る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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