開かれた小さな扉―ある自閉児をめぐる愛の記録

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制作 : Virginia M. Axline  岡本 浜江 
  • 日本エディタースクール出版部 (2008年1月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784888883795

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開かれた小さな扉―ある自閉児をめぐる愛の記録の感想・レビュー・書評

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  • アクスラインの代表的な遊戯療法のケース

    精神分析的遊戯療法ではなくて、来談者中心療法的遊戯療法の古典的な活動がわかる。
    でもきっとこれは、アクスラインがやったからここまでデブスは成長できたんだろうなと。
    無条件に受け入れるということがさらっとできる人間性がうらやましい。
    何回でも読みたい。

  • アプローチの仕方で、本来持っているその人の姿のどの面が現れるか変わってくる。
    がむしゃらに子育てして、振り返ってみるともっとこうしてあげたかった、という思いがたくさんある。
    近すぎると気付けない、程よく距離のある人からの働きかけが効果があることもあるのだろう。

  • この職業に就きながら、遅ればせながら読みました。

    下手なプレイセラピーの本を読むより、ずっとプレイセラピーについての理解が深まりました。
    これがプレイセラピーか!
    もっともっと、勉強しなくてはいけないなぁ…。

    子どもは適切な関わりと環境があれば、変化する力を持っている。
    その力を信じて、セラピーに望みたいものです。

  • 『齋藤孝のおすすめブックナビ 絶対感動本50』より

  • 遊戯療法の古典的名書。
    2年間にわたる成長と自閉のクロニクル。

  •  遊戯療法の始祖アクスラインが一人の児童の20数回に渡るプレイセラピーの詳細をまとめた一冊。
     
     技法をまとめるのでなく一つの事例を徹底的に詳しく述べることによってアクスライン流の遊戯療法が見事に浮かび上がっている。アクスラインがなぜこう応じたのかという考察が随所に散りばめられ、遊戯療法の中にパーソンセンタードの思想がしっかりと組みこめられているのがよく分かる。
     これを読んだ人はこの子だからこんなにうまくいったんだと思うかもしれない。しかし、パーソンセンタードとはそういう後出しの手品みたいなものなのだ。全て終わった後に見ると、まるで子どもが勝手によくなったかの様な。。 しかし誰がやってもこうなるわけではない。

     心理療法はまとめられた技法を学ぶより、一つの詳細な事例に触れ、そこから技法を体感する方がその療法を理解できるのではないかと思う。
     その思いをまた強くさせる一冊。

  • PL 2011.5.8-20115.14
    非常に興味深い1冊でした。
    ただ、ひとつ気になったのは、ディブスが結局は
    人並み以上の知能を持っていたらしいということ。
    これは、“普通”子の物語ではなく、選ばれた
    優れた子供を見出した話にも読めるところが
    少しひっかかる。

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開かれた小さな扉―ある自閉児をめぐる愛の記録の作品紹介

これは精神療法によって、自己を捜し求める一人の子供の物語である。物語はディブスという名前の、実在の子供の体験をもとにして創られた。ディブスは希望の太陽と悲しみの雨にわが身をさらしつつ、成長し、天賦の才能をのばしていかねばならない、複雑な人生の過程をつぶさに体験していく。そしてしだいに、ためらいがちに、彼の世界を保障するものは彼の外部にはなく、彼がかくも熱心に捜し求めてきた安定の主軸は、じつは自己の奥底にあることを発見する。遊戯室で、家庭で、学校での体験を通じて、彼の人格は少しずつ、しかもやさしく、他の人びとの人生をも花開かせ、向上させていく。彼を知る特権を得た人びとの人生を。

開かれた小さな扉―ある自閉児をめぐる愛の記録はこんな本です

開かれた小さな扉―ある自閉児をめぐる愛の記録の単行本

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