伝熱工学 (JSMEテキストシリーズ)

  • 日本機械学会
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784888981200

感想・レビュー・書評

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  • 学会の発行物らしく、用語が日本語と英単語で併記してあり大変助かります。
    日本機械学会の見識がよくわかります。内容も、原理的な事項からじれいまで幅広く記載しています。
    写真、例が網羅的に記載されているので、大学、高校での講義に教科書、副読本として使えるだけでなく、化学、電気という専門外の方が関係する仕事をするための自習にも役立ちます。
    専門外の人間にとって、英語の文献、日本語の文献と読み進むときに、同じ意味で日本語表記と英語表記がばらばらになっていると、意味が取りにくいことがあります。それが、きちんと併記しているので安心できます。
    人工衛星で問題となる断熱技術についても、ADEOS、COMETS、ESTVIIの写真が入っていて、知的興味をそそります。学会ならではの情報収集力だと思います。
    ps.
    手元にある増刷の表紙はもっと黄色が明るいです。本屋で探すときにはお気を付けください。

  • システムモデリングI 教科書

  • 【機械工学科・機械情報工学科】ベストリーダー2024
    第3位
    東京大学にある本はこちら
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=2001994362

  • 筑波大学の授業科目「伝熱工学」(第1~4,8章)、「エネルギー機器学Ⅱ」(第4~7章)の教科書。
    質・量・価格ともにパーフェクト。

    親近感のある写真やイラストが多用され、工業としてだけでなく身近な自然現象として理解しやすい。例題にも生活の中から題材をとる工夫がなされている。
    基礎から応用まで、一冊で網羅できる。境界値問題の種々の境界条件について全てに解法を示すなど、とにかく丁寧で漏れが無い。JSMEテキストシリーズの中でも断トツに解説がわかりやすく非常に良い。わずかではあるが輻射の章で分子振動が解説される。境界層理論の解説は最低限に抑えられていたり、経験式の紹介は限定的だったりとさすがに1から10までというわけではないが、学部/学類レベルに充分な密度の内容がまとまめられている。
    この質と量では、破格であろう。相場の半額?とも感じるほどの大変良心的な一冊である。

    目次
    1.概論
    2.伝導伝熱
    3.対流熱伝達
    4.ふく射伝熱
    5.相変化を伴う伝熱
    6.物質伝達
    7.伝熱の応用と伝熱機器
    8.伝熱問題のモデル化と設計

  • [ 内容 ]
    機械工学を学ぶ学生にとって必須である伝熱工学についてのテキスト。
    今まで伝熱工学ではあまり触れられなかった、伝熱の微視的理解や熱力学との関連など新たな試みも取り入れる。

    [ 目次 ]
    第1章 概論
    第2章 伝導伝熱
    第3章 対流熱伝達
    第4章 ふく射伝熱
    第5章 相変化を伴う伝熱
    第6章 物質伝達
    第7章 伝熱の応用と伝熱機器
    第8章 伝熱問題のモデル化と設計

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 【推薦文】
    JSMEテキストシリーズは基本的なことが読みやすく書いてあるため、その分野を勉強しようと思ったときまず手に取ってみるのにお勧めです。これを読んで興味を持ったらより詳しく書いてある本に進んでみてはどうでしょうか。
    (推薦者:機械知能システム学科 B3)

    【配架場所】
    大岡山: B1F-一般図書 501.26/N
    すずかけ台: 3F-一般図書 501.26/N

  • 定価1886円から7割引

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