世紀末の作法: 終ワリナキ日常ヲ生キル知恵

著者 :
  • KADOKAWA(メディアファクトリー)
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784889914610

感想・レビュー・書評

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  • 1997年発行。
    93〜からの比較的短文をまとめたもの。
    2000年を迎え、2020年を過ぎた現在では、一部バブルを引きずった時代気分が残っているなと思う思考性もある。それが時代というものだろう。
    現在の女子高生のリアルとはどのようなものに変化したのか興味がある。

  • 社会前提が壊れつつあるというけど、それから15年あまり。共同幻想も、剥き出しになったリアルのどっちも持ってない人が溢れてるってことが「モテキ」が受けるリアリティー。

  • 99005

    テレクラ、援助交際の実情をフィールドワーク、ブルセラ女子高生たちの行動原理から社会や時代を推察、硬直したモラルを振りかざす鈍感なオヤジたちを攻撃する。序盤は楽しく読め、末尾へいくほど話が硬くなる三部構成。

  • 90年代の宮台先生のコラム・連載をまとめた一冊。

  • 大学生にききました
    「ポケベルをもっていますか」

    はい…20%  いいえ…80%

    みたいなとこに、時代をかんじた。
    つい10年前ぐらいやのになあ

  • 卒論の参考図書に使いました。
    こんなんばっかり読んでいると人と口きけなくなるので、日常のスパイスとしてどうぞ。

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著者プロフィール

宮台真司:1959年宮城県生まれ。社会学者、映画評論家。東京都立大学教授。1993年からブルセラ、援助交際、オウム真理教などを論じる。著書に『まちづくりの哲学』(共著、2016年、ミネルヴァ書房)、『制服少女たちの選択』(1994年、講談社)、『終わりなき日常を生きろ』(1996年、筑摩書房)、『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』(2014年、幻冬舎)など。インターネット放送局ビデオニュース・ドットコムでは、神保哲生とともに「マル激トーク・オン・ディマンド」のホストを務めている。

「2024年 『ルポ 日本異界地図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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