舞姫 1―テレプシコーラ (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)

  • 1035人登録
  • 3.95評価
    • (216)
    • (117)
    • (236)
    • (4)
    • (1)
  • 132レビュー
著者 : 山岸凉子
  • KADOKAWA(メディアファクトリー) (2001年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784889917871

舞姫 1―テレプシコーラ (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 千花の喪失感が切ない。東野圭吾の「眠りの森」にも同じようなバレエの世界の実情が描かれていたが、命を削るような努力を重ねても、栄光を手にするのはほんの一部の人間なのだろう。千花の行く末は、彼女が真面目で弱音を吐かない子だっただけに痛ましすぎる。

    一方で主人公の六花は恵まれている。運や才能、経済力。この漫画を読むと世の中は実に不平等だと思い知らされる。ただ、幸せの基準をどこにおくかは自分で制御できるかもしれない。六花の傍らで挫折していくキャラ達が、それぞれの幸せを見つけて欲しいと思う。

  • 第一部(1から10巻)読了。
    山岸凉子は好きなんだけど、バレエ自体をよく知らないので、敢て読まなかった。『アラベスク』は読んだけど。
    でも思いなおして読んでみたら、さすが山岸凉子、ただのバレエ漫画ではない。
    『アラベスク』もノンナを中心に人間の弱さ、恐ろしさを描いていたと思うが、舞台を現代の日本にすることで、さらに様々な問題を描いて見せている。
    はじめは主人公が、肉体にハンデがあり、精神的な弱さがあるとはいえ、お金に不自由せず、(母は指導者だし、家がバレエスタジオ)恵まれてるよな、やっぱりバレエってすごくお金かかるし、それを払える親がいるというのがバレリーナになる最低条件かも、なんて思って読んでいたので、被虐待児の空美ちゃんの方がずっと気になった。
    途中で空美ちゃんが消えて、どうなることかと思ったら、ちゃんとそこらへんは周到に練られていたんだな気づく。
    流石、山岸凉子、と改めて思った次第。
    それにしても空美ちゃん一家が気になる。
    あの顔で主人公は厳しいかもしれないが、後日談を描いてほしいな。

  • 再読中。
    あまりの暑さに、文章だけの本を読みづらくなって。
    それと、オリンピックで体操や新体操の身体の動きの美しさに感動したせいもあります。
    最初っから読み直すのは、何度目かしら~久しぶりです。

    バレエ教室を開いている母のもと、ずっとバレエをやって来た姉妹、千花(ちか)と六花(ゆき)。
    バレエの才能があり、きりっとして成績も良い千花のかげで、妹の六花はおっとり育っていた。
    まだ小学校の6年と5年生。六花が早生まれなので実際には2年近く年の差がある。

    六花のクラスに、須田空美(くみ)という女の子が転校してきた。まるで男の子のように背が高くて細い。
    バレエをやっている子なんじゃないかと気になる六花だが?

  • 知人にすすめられて読んだが、最高におもしろかった。
    絵で敬遠したら損ですね。
    キラキラはしてないけど、骨格とかすごく綺麗で、今風じゃないけど実力のある素敵な絵です。
    バレエにつっこんだ話で興味深かったです。
    もっと続いてほしかった!大好き!色んな人にすすめたい!

  • kamoshigiさんからの1冊。

    山岸凉子さんて札幌の人なんだあ。
    それだけで親近感。

    ちょっとだけ須藤さんの画に馴染めないのと(母娘揃ってすごく尖ったお顔に描いているので)、その須藤さんがあまりにもひどい環境に置かれていて、今のところしんどいばかりだけど、これからどうなるのか、それだけで期待大。こちらも続きが気になります。

  • フラジャイル

  • 10巻まで読んだので再レビュー。

    もう、10巻は涙止まりませんでした。
    強い人間とか弱い人間とかってなんなんだろうね…。人間てみんな弱いんだろうね。と、思ってしまう。
    人に甘えられるのも一種の強さかもね。

    バレエに興味ないまま読み進めて、でもバレエ以外の重いこと沢山考えてしまいました。
    最初の方、なんか絵に描いたような幸せな家庭で、平和な話でいいなぁ~と思ってただけに、悲しすぎる。
    やはり山岸先生の漫画でした…。

    篠原姉妹は二人ともギフトに恵まれてたんだね。

  • 単純に六花の成長物語として読んでもすごく面白くて、コンクールやクララ役抜擢のくだりは引き込まれて読んでました。でもそれだけではなく、“影”も描いてこその山岸先生……と思い知りました。

  • バレエのお話しなんだけど、結構シビアな現実が描かれていると思う。(現実はもっと厳しいんだろうけど。)そして後半に割と急展開を迎える。
    色んなところに布石がちりばめられていて、1部では結局解決せずな感じだったので、2部で語られるんだろうか?

  •  無駄なものが何一つない対比が生きている。裕福な家庭の姉妹と崩壊した家庭の天才児。バレエは三人の少女にとって現実から離れ古典の世界に浸ることを意味するのでは。千花はその遊離に魅了され、六花はその大きさに圧倒され、そして空美はその力で魂を癒さなくては生きていけない。みたいな

全132件中 1 - 10件を表示

山岸凉子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

舞姫 1―テレプシコーラ (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)に関連する談話室の質問

舞姫 1―テレプシコーラ (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)に関連するまとめ

舞姫 1―テレプシコーラ (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

舞姫 1―テレプシコーラ (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

舞姫 1―テレプシコーラ (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)を本棚に「積読」で登録しているひと

ツイートする