舞姫 1―テレプシコーラ (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)

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著者 : 山岸凉子
  • KADOKAWA(メディアファクトリー) (2001年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784889917871

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舞姫 1―テレプシコーラ (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)の感想・レビュー・書評

  • 千花の喪失感が切ない。東野圭吾の「眠りの森」にも同じようなバレエの世界の実情が描かれていたが、命を削るような努力を重ねても、栄光を手にするのはほんの一部の人間なのだろう。千花の行く末は、彼女が真面目で弱音を吐かない子だっただけに痛ましすぎる。

    一方で主人公の六花は恵まれている。運や才能、経済力。この漫画を読むと世の中は実に不平等だと思い知らされる。ただ、幸せの基準をどこにおくかは自分で制御できるかもしれない。六花の傍らで挫折していくキャラ達が、それぞれの幸せを見つけて欲しいと思う。

  • 第一部(1から10巻)読了。
    山岸凉子は好きなんだけど、バレエ自体をよく知らないので、敢て読まなかった。『アラベスク』は読んだけど。
    でも思いなおして読んでみたら、さすが山岸凉子、ただのバレエ漫画ではない。
    『アラベスク』もノンナを中心に人間の弱さ、恐ろしさを描いていたと思うが、舞台を現代の日本にすることで、さらに様々な問題を描いて見せている。
    はじめは主人公が、肉体にハンデがあり、精神的な弱さがあるとはいえ、お金に不自由せず、(母は指導者だし、家がバレエスタジオ)恵まれてるよな、やっぱりバレエってすごくお金かかるし、それを払える親がいるというのがバレリーナになる最低条件かも、なんて思って読んでいたので、被虐待児の空美ちゃんの方がずっと気になった。
    途中で空美ちゃんが消えて、どうなることかと思ったら、ちゃんとそこらへんは周到に練られていたんだな気づく。
    流石、山岸凉子、と改めて思った次第。
    それにしても空美ちゃん一家が気になる。
    あの顔で主人公は厳しいかもしれないが、後日談を描いてほしいな。

  • 再読中。
    あまりの暑さに、文章だけの本を読みづらくなって。
    それと、オリンピックで体操や新体操の身体の動きの美しさに感動したせいもあります。
    最初っから読み直すのは、何度目かしら~久しぶりです。

    バレエ教室を開いている母のもと、ずっとバレエをやって来た姉妹、千花(ちか)と六花(ゆき)。
    バレエの才能があり、きりっとして成績も良い千花のかげで、妹の六花はおっとり育っていた。
    まだ小学校の6年と5年生。六花が早生まれなので実際には2年近く年の差がある。

    六花のクラスに、須田空美(くみ)という女の子が転校してきた。まるで男の子のように背が高くて細い。
    バレエをやっている子なんじゃないかと気になる六花だが?

  • 知人にすすめられて読んだが、最高におもしろかった。
    絵で敬遠したら損ですね。
    キラキラはしてないけど、骨格とかすごく綺麗で、今風じゃないけど実力のある素敵な絵です。
    バレエにつっこんだ話で興味深かったです。
    もっと続いてほしかった!大好き!色んな人にすすめたい!

  • kamoshigiさんからの1冊。

    山岸凉子さんて札幌の人なんだあ。
    それだけで親近感。

    ちょっとだけ須藤さんの画に馴染めないのと(母娘揃ってすごく尖ったお顔に描いているので)、その須藤さんがあまりにもひどい環境に置かれていて、今のところしんどいばかりだけど、これからどうなるのか、それだけで期待大。こちらも続きが気になります。

  • 10巻まで読んだので再レビュー。

    もう、10巻は涙止まりませんでした。
    強い人間とか弱い人間とかってなんなんだろうね…。人間てみんな弱いんだろうね。と、思ってしまう。
    人に甘えられるのも一種の強さかもね。

    バレエに興味ないまま読み進めて、でもバレエ以外の重いこと沢山考えてしまいました。
    最初の方、なんか絵に描いたような幸せな家庭で、平和な話でいいなぁ~と思ってただけに、悲しすぎる。
    やはり山岸先生の漫画でした…。

    篠原姉妹は二人ともギフトに恵まれてたんだね。

  • 単純に六花の成長物語として読んでもすごく面白くて、コンクールやクララ役抜擢のくだりは引き込まれて読んでました。でもそれだけではなく、“影”も描いてこその山岸先生……と思い知りました。

  • バレエのお話しなんだけど、結構シビアな現実が描かれていると思う。(現実はもっと厳しいんだろうけど。)そして後半に割と急展開を迎える。
    色んなところに布石がちりばめられていて、1部では結局解決せずな感じだったので、2部で語られるんだろうか?

  •  無駄なものが何一つない対比が生きている。裕福な家庭の姉妹と崩壊した家庭の天才児。バレエは三人の少女にとって現実から離れ古典の世界に浸ることを意味するのでは。千花はその遊離に魅了され、六花はその大きさに圧倒され、そして空美はその力で魂を癒さなくては生きていけない。みたいな

  • バレエという夢舞台の裏側
    14.11.11 新規up

    第1部 全10巻 完結

  • BLでバレエものを書きたくて、未読のこちらを読んでみました。バレエ漫画好きの人にはかなり高評価でしたが、私はそこまでじゃなかったかな;SWANで育ったせいもあるかも。山岸先生と有吉先生では描くテーマが違っている気がしました。リアルなのは山岸先生の漫画だけど、私はSWANを通して教わったものが大きかった。人それぞれかもですね;2巻は機会があれば読みたいです♪

  • 第一部/全10巻
    第二部/全5巻

  • テレプシコーラはバレリーナを目指す少女たちのお話で、ある意味とても過酷で思わず目をそむけてしまうページもあります。
    特に1巻は空美ちゃんという小学生の女の子が出てくるのですが、あまりにも悲惨な家庭状況に直視できないページだらけでした。
    空美ちゃんの家は元バレリーナの母親、アル中の父親、昔有名なバレリーナだった叔母さんという構成ですが、両親がとにかくひどい。
    学校でも男の子のような空美ちゃんはイジメにあいます。
    彼女が心休まるのは、叔母さんの家でバレエのレッスンを受けている時。
    それもかなり過酷なレッスンです。

    そして、このお話は空美ちゃんの他に六花ちゃん、千花ちゃんという小学生の姉妹が出てきます。
    この六花ちゃんが実質このマンガの主人公になります。
    途中空美ちゃんが姿を消してからは、この六花ちゃんが中心のお話になるのですが、空美ちゃんと違って家はバレエ教室を営み、母親はバレエ講師という恵まれた環境にいるのに、マイナス思考で甘ったれた考えの六花ちゃんが最初好きになれませんでした。

    空美ちゃんはあれだけ過酷な状況でバレエを続けているのに、何甘えてるの?と冷たい目線で見ていました。
    彼女が空美ちゃんに同情して、自分のお古のバレエ服をあげようとするのを見て、「わっ!こんな事されたら相手がどんなに傷つくか分からんの?」と腹が立ちました。
    でも後半は彼女なりに頑張ってるなーと認める場面がたくさん出てきて見直しました。

    バレエってそれ自体が過酷ですよね。
    つま先で立つなんて不自然なことだし、それだけでもつらいのに、跳んだり跳ねたり回転したりするんですから。
    昔血で滲んだトウシューズなんて言ってたけど・・・。
    でもバレエに魅せられた人はそれを上回る恍惚感とかそういうのでやめられないんでしょうね。
    テレプシコーラはそんなバレエの魅力を感じられるマンガです。

  • 山岸凉子さんの絵がすごくきれい!

  • 絵が受け入れられなかったです…
    内容もこれから面白くなると思うのですが、読み続けるのがちょっと辛かったです。

  • 2013.1.26 読了

    小さい頃バレエに憧れた気持ちを思い出した。
    しなやかな肉体はほんとに美しいなぁ。

  • お借りして。
    バレエ漫画は初。知識もゼロ。女子のドロドロ!と聞いて読みすすめたけど、六花ちゃんがどんどん成長していく姿は見てて嬉しいものだった。鳥を演じる場面が印象的。途中のつらい場面では泣いちゃった。少女マンガです。

  • バレエ本編は導入部という感じ。空美ちゃんの境遇が凄まじい。主人公のハードル……脚が完全には開かない……もバレエ漫画としては深刻なんだろうが、空美の境遇の迫力で霞んでいる。猫にキレるシーンが印象的。

  • ダ・ヴィンチで連載中に飛び飛びで読んでいたので、なんとなくのストーリーは知っていたけど、一気に読むと圧巻。
    モブや背景をアシスタントが書いているのが明らかだし、画力も若い頃に比べると落ちているように感じられるが、山岸さんの描く人間の業というものの凄まじさには息をのむ。
    テンポの速い第一部に比べ、第二部は時間の経過が遅い分、六花ちゃんの成長と強さが清々しく感じられる。

    ぜひ第三部も、と願ってしまうのはファンのエゴだろうか。

    第一部10巻、第二部5巻

  • ダヴィンチの連載第一回から読む事ができたのは奇跡に近い

    次号を読むのが待ちどうしかった

    単行本で読み直すといろんなシーンが繋がる

    さすがだなぁ

  • ものすごく盛り上げて終わってしまった…。六花ちゃんのその後が知りたい。

  • 第一章、第二章全て読破しちゃいました。
    漫画を読んだのは何年ぶり。。?
    娘のバレエ教室のママ友さんに勧められて。
    バレエの世界については皆無だったけど、ちょっとだけ詳しくなれた気がする。
    このタイミングでの、この度のローザンヌ国際バレエコンクールでの日本人の快挙!
    ニュースに飛びついちゃいました☆

  • これは、、、無茶苦茶面白い!実は表紙がちょっと怖い感じだったんで勝手にホラー系かと思い込み、長らく読まずに寝かせていたのだが、バレエの漫画だった。しかもただのバエ漫画じゃなくて虐待やら児童ポルノやら結構ハードな内容もあり(ちょっとうぇっとする場面も)。絵柄が好みでないというのも敬遠してた理由なんだが、話の作りが上手くて惹きこまれた。作者は日出処の天子を書いた大御所なのね(読んだ事ないけどタイトルくらいは知ってる
    。大御所だけあって?ストーリィの上手さが半端ないな。一気に4巻まで読んだ。続きが気になる。ダ・ヴィンチで10年連載してて去年第2部が連載終了したとこみたい。

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