- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784890139347
感想・レビュー・書評
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あの赤ずきんを現代都市に蘇らせる。
なんともいえない緊張感。
骨抜きにされたグリムの赤ずきんを元の教訓話として、いったんは強烈に表現した結末。
絵力と設定の勝利だな。
終わり方の選択性もポストモダン的だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんという絶望・・・
でも、こんな終わり方ならどうだい?と、他の選択肢もあげる展開はなるほど~~~
ただ、まず、子どもたちにお話しを聞かせる小さいおばあちゃん、あんたは何者なんだ・・・ -
[江戸川区図書館]
「百年の家」を読んで、作者だけではなく画家にも興味をもち、「ロベルト・インノチェンティ」でひいて行き当たったこの本。ん??確か読んだことある気がするぞ?既に表紙絵や題名、説明からそう思い起こすんだけど、登録されていないんだからいつ読んだんだか分からない。でも借りてきてもピンとくる箇所がなかったから、やっぱり読んだことはなかったのかな。
読み聞かせて終わってから聞き出したけど、やはりまだまだ。これが"赤ずきんちゃん"をモチーフとした話だということに気付いていなかったし、そもそもオオカミが入っていったトレーラーハウス?が、直後女の子が訪ねたおばあさん家だということも分かっていなかったし、そのままの流れだとオオカミのいる家に女の子⇒皆が悲しむ、から食べられてしまった、ということも理解出来ていなかったみたい。
でも少しづつ気づいたり、思い出したり、今回のは少しシュールな所もあったけれど、ジョークについてこれると一緒に楽しめて嬉しいな。 -
たとえば、固定観念でがんじがらめになって身動きがとれない。そこからネガティブな思考に陥って抜け出せないときに、この本を開きたい。
『お話は魔法だっていっただろう。終わりかただって、ひとつと決まっているわけじゃない』
現代に生きる「赤ずきん」がおとぎ話の通りに行動しなければならない、というルールはない。もちろんハッピーエンドを望むけれど。彼女がいる世界では、かぐや姫は月に帰らないかもしれないし、人魚姫は泡にならないかもしれない、と考えてみる。
自分の物語の結末をどうするかは自分次第。
《2014.09.11》 -
絵も内容も現実的な赤ずきん。
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うーん…ないわ。ごめんなさい。
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都会の赤ずきん!!
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寝る前に読んだら、
長女「怖くて寝れない」。
そうやろな(笑
でも、絵の書き込みの細かさとか、ちょっとした小ネタ(怖い系も多いけど、
部分的に楽しめるところもある。
知らない人にはついてっちゃいけないとか、教訓めいた使い方もできる。
お話から教訓を拾い集めるのなんて、まさに昔話。
お話のどこで赤ずきんちゃんだと気づくか、あえて言わずに読んでみました。
長女はおばあさんのうちに着くくらいで、やっと。
絵本ってほんま、いろんなのがあるなぁ。 -
誰でも知っている昔話が、都会で起きたおぞましいニュースになった…。
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現代版赤ずきんちゃん。
ちょっといい人そうに見えた黒いコートの人が悪人だったなんて…。
語り手のおばあさんの人形が怖い。