natsumin12さんの感想
2016年12月17日
お金持ちだがケチなスクルージ。 クリスマスの前夜、共同経営者マーレイの亡霊が現れ、スクルージの幸せを願い、後の出来事について指南する。 スクルージの部屋に三人の精霊が順に現れ、過去・現在・未来のクリスマスの日を旅することとなる。スクルージは旅の中で見た情景に心温め、時にはそれを教訓と思い、心を入れ替えようと決意する。 三つの旅を終え、自室で目を覚ましたスクルージは、気前よく、人当たりのよい人となり、幸せなクリスマスを過ごすのだった。 教訓めいた話だなと思ったが、大人になった今、人としての生き方について考えさせてくれる作品だった。
bukkubukuさんの感想
2016年12月3日
そう、こんな世界なら、生きていかれる、と思いませんか。
Charles Dickens 1812-70 イギリスの国民的作家。24歳のときに書いた最初の長編小説『ピクウィック・クラブ』が大成功を収め、一躍流行作家になる。月刊分冊または月刊誌・週刊誌への連載で15編の長編小説を執筆する傍ら、雑誌の経営・編集、慈善事業への参加、アマチュア演劇の上演、自作の公開朗読など多面的・精力的に活動した。代表作に『オリヴァー・トゥイスト』、『クリスマス・キャロル』、『デイヴィッド・コパフィールド』、『荒涼館』、『二都物語』、『大いなる遺産』など。 「2019年 『ドクター・マリゴールド 朗読小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」