ヨハンナの電車のたび

  • 西村書店
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本棚登録 : 132
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (44ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784890139484

作品紹介・あらすじ

ねえねえ、絵かきさん、この電車はどこへいくの?
絵本の中のいっぴきのブタが作者に話しかけて、シャツを着させてもらったり、「ヨハンナ」という名前をつけてもらったり。ひとりぼっちの電車の旅は、いつのまにか大冒険に!

感想・レビュー・書評

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  • ひとりぼっちの電車のたび。作者とコブタのかけあいなど、新しい展開の絵本。とてもいいなあと思います。スイスの絵本です。

  • 「ねえねえ、絵かきさん、この電車はどこへいくの?
    絵本の中のいっぴきのブタが作者に話しかけて、シャツを着させてもらったり、「ヨハンナ」という名前をつけてもらったり。ひとりぼっちの電車の旅は、いつのまにか大冒険に!」

  • Y
    4歳4か月

    K
    6歳8か月

  • カトリーン シェーラー (著), Kathrin Sch¨arer (原著), 松永 美穂 (翻訳)

  • 作者の落書きのぶたが、作者にあれこれと注文をつけて物語が展開する。新しいタイプの絵本。

  • 7歳〜。

  • 2017年度  4年生
    登場人物のぶたさんがお話を描いている作者に向かって
    語りかけるところから始まり、二人で相談しながら物語が創られていきます。
    さらに読んでいる者もキャラクターから話しかけられているような気分になります。
    不思議なワールドに引きこまれる、読んでいて面白い絵本だなと思いました。

  • 作者とブタのヨハンナのでんしゃの旅。

    設定が作者が書きながら、ヨハンナも口を出して物語が進むので、物語の世界に入りにくい。虹くんは飽きていた。

  • お話の世界と現実世界、そして書き手の世界の3つの次元で展開される、イマドキな楽しい絵本。
    主人公の豚のヨハンナがとてもチャーミングで、一緒に旅をしているような気分に。
    カトリーン・シェーラーさん、今後も期待のスイス絵本作家さんです。
    並行して読んでいたエリック・ファーユ『わたしは灯台守』収録の「列車が走っている間に」と偶然にもストーリーが被っていて嬉しかったです。

  • 作者の描いたらくがきのブタ。
    そのブタが動き出して作者にいろいろと注文をつける。
    女の子で名前はヨハンナに決まる。
    列車に乗って旅をすることに。
    オオカミにハンカチを取られたり、一緒の個室のお客が欲しくなったり、すれ違った列車に同じブタを見つけたり。
    最後は、同じブタのヨナタンが同じ個室の乗客になる。
    そして、今度は船旅へ…。

    ラフスケッチを作者がどんどん描いていって話が進行する。
    絵の世界と現実の世界が混ざるパターン。

    らくがきがいちいち細かく作者に偉そうに注文をつけるのが面白いと感じるかどうかで楽しいかが決まりそう。
    ヨハンナが偉そうであまり好きになれなかった。

    間違えて列車に乗ってしまったシロクマの子を、時間を巻き戻して(絵を前に戻して)助ける発想はいいけれど、どこがよくなったのか、乗り間違えたときとの違いが判らなかった。
    文化の感覚の違いなのかな。

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著者プロフィール

カトリーン・シェーラー(Kathrin Schärer)
1969年スイス・バーゼル生まれ。言語障害の子どもたちに美術を教えながら、イラストレーターとしても活躍。『ヨハンナの電車のたび』(西村書店)で2011年スイスの児童青年文学賞、2015年に第20回日本絵本賞翻訳絵本賞を受賞。2012年国際アンデルセン賞、2014年アストリッド・リンドグレーン記念文学賞にノミネート。作品に『としょかんのよる』(ほるぷ出版)、『ミアはおおきなものがすき! 』(光村教育図書)『こわい、こわい、こわい? しりたがりネズミのおはなし』(西村書店)などがある。

「2017年 『キツネとねがいごと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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