みずたまのたび

  • 西村書店
3.44
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本棚登録 : 442
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784890139491

作品紹介・あらすじ

わたしは ちいさな みずたま。
ネコが みずを のんだ ボウルのそこに
ひとつぶ のこった。

お日さまに照らされて、空にまいあがり、
雲にのり、雨になって、また土のなかへ。
そして、川から海へと、旅をつづける……

さまざまなかたちにすがたをかえて、地球をめぐる“みずたま”の旅。
フランス「科学の本」賞受賞作家による、とびきり美しく洗練された絵本!

感想・レビュー・書評

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  • ネコが水をのんだボウルにひとつぶ残った水玉。
    お日さまに照らされて、小さな小さな粒になります。
    軽くなった水玉は空にまいあがります。

    雲になり、風に運ばれ、高い山で雪になります。
    野原に戻り、葉の上を転がり、地面の奥深くも探検します。

    コマドリ、魚、カエル、鷺、鯨、イカ、カタツムリ。
    いろんな動物にも出会います。

    地上、海、空、地中、川。
    みずたまは地球のいろんなところを巡ります。

    ちいさなみずたまの「生生流転」。
    コンピュータグラフィックを駆使した線、シックな色遣いの絵に、簡潔で詩的な文が添えられた絵本です。
    めぐり、めぐる、みずたま。
    地球が水の星であること、水がさまざまに姿を変えることが、自然に呑み込める作りです。
    さまざまな生きものと出会いながら、雄大な旅をした気分を味わえます。
    子供だけでなく、大人も楽しめる1冊。

    著者はスイス・ローザンヌ出身。


    *2016年読書感想文・小学校低学年課題図書。
    ・・・や、楽しいけど、小さい子が感想を書くのは難しそうだな(^^;)。

  • 小さなみずたまが地球をめぐる
    高く広く深く
    科学絵本だけれど情感豊か
    イラストがなんともすっきり惹きつけられる
    すっきりしたラインとカラー
    飽きないのです
    ≪ みずたまは 出会い別れて たびをする ≫

  • Y
    4歳2か月

    K
    6歳6か月

  • 《本屋》【再読】水の流れが、よくわかる。

  • [わたしは ちいさな みずたま。
    ネコが みずを のんだ ボウルのそこに
    ひとつぶ のこった。

    お日さまに照らされて、空にまいあがり、
    雲にのり、雨になって、また土のなかへ。
    そして、川から海へと、旅をつづける……

    さまざまなかたちにすがたをかえて、地球をめぐる“みずたま”の旅。
    フランス「科学の本」賞受賞作家による、とびきり美しく洗練された絵本!]

  • 図書館本。「しずくのぼうけん」と同じように、水の一生を書いた絵本。

  • さまざまな形にすがたをかえて、
    地球(ちきゅう)をめぐるみずたまの冒険(ぼうけん)。
    アートな科学絵本です。

    2022/6/17 3-2
    2022/9/13 3-1

  • 2022.12.15 2-4

  • ・絵本。
    ・端的に言うと水の循環を描く。
    ・それを水玉のぼうけんとして。
    ・絵柄は好み。

  • ま ①20220605

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著者プロフィール

アンヌ・クロザ……1970年、スイスのローザンヌ生まれ。9歳のとき一家で田園地帯に移り住むが、23歳でローザンヌにもどり、州立ローザンヌ美術学校でグラフィックデザインを学ぶ。スイス連邦のデザインコンクールで入賞後、絵本創作をめざし、2007年、Raymond Réve (Editions Memo)でデビュー。動植物をテーマにした詩的な文章と、コンピュータグラフィックを駆使した芸術性の高いイラストで人気を博している。2009年、『ぼくはここで、大きくなった』(西村書店)でフランス「科学の本」賞を受賞。

「2015年 『みずたまのたび』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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